sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ウォルマートNWアーカンソー選手権最終日、畑岡奈紗おめでとう! 笹生優花等の様子・・・R3.9.27②

 先週の金曜日の夜から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外では-15時間)の米国・アーカンソー州にある「ピナクルCC(6438ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「ウォルマートNWアーカンソー選手権」が3日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 賞金総額は230万ドルとあるから、1ドルが約110円とすると約2億5300万円となり、一般的な国内女子ツアーの2倍はありそうだ。

 

 2日間の予選ラウンド終了時に66位タイまでに入った87名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 決勝ラウンドが最終日1日の3日間競技であるから、米国女子ツアーとしては忙しない気がする。

 

 日本人選手としては世界ランキング7位でフィリピン国籍も持っている新世紀世代のエース、笹生優花、世界ランキング11位で黄金世代をリードする日本のエース、畑岡奈紗、世界ランキング307位でリオ五輪の4位の実力者、野村敏京が出ており、笹生優花、畑岡奈紗が予選通過をすることが出来た。

 

 畑岡奈紗は初日-6の5位タイから第2日目にはまたもやがホールインワンのイーグルも出て、-6、トータル-12と大きく伸ばし、首位タイに躍り出ている。

 

 また笹生優花は初日-2の44位タイと少し出遅れていたが、第2日目には畑岡奈紗と同じく-6、トータル-8と大きく伸ばし、9位タイまで上げて来た。

 

 それが普通に思える程、彼女は今充実している!?

 

 なお、彼女の弁によれば、メジャーチャンピオンで憧れのミンジー・リー、およびパティ・タバタナキトと回り、楽しみながら、勉強しながらの休暇明け復帰戦となっているそうである。

 

 最終日には大いに期待が膨らんだ。

 

        畑岡奈紗絶好調で首位に立ち

 

        笹生優花大きく伸ばし上げて魅せ

 

 さて、単独で首位を維持し、見事優勝したのは畑岡奈紗で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-16と伸ばした。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12から出て、前半ではいきなり第1、2ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第4ホールでもバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでもバーディーを決めて、残りの2ホールをパーで凌いだので、一気に4打伸ばし、トータル-16として後半へと繋いでいる。

 

 この時点までは畑岡奈紗が得意とする独走状態での優勝かと安心し掛けていたら、後半に入って第11ホールでバーディーを決めた後、1つ空いて第13ホールでボギーを叩いてしまい、残りの5ホールはパーで凌いだから、久久ながらトータル-16でホールアウトして、逃げ切るように優勝を決めることとなった。

 

 本人の弁によると、第15ホールぐらいからは緊張が高まり、苦しい展開であったようだ。

 

 それに、手が震えたそうであるが、またひとつ貴重な経験を重ね、大きくなったと言えるのかも知れない。

 

 なお、これで米国女子ツアーで5勝目となり、単独3位となったそうな。

 

        畑岡奈紗首位を維持して勝って魅せ

 

        畑岡奈紗経験重ねワンランク

        上の選手になっているかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング102位のチ・ウンヒ(韓国)、世界ランキング9位のミンジー・リー(オーストラリア)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 チ・ウンヒは最終日1イーグル、2バーディーの-4と伸ばし、1位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-11から出て、前半では8ホールをパーで凌ぎ、第9ホールで漸くバーディーを決めたから、1打伸ばしただけで、トータル-12で後半へと繋いでいる。

 

 と言うことは、一緒の組で回っている畑岡奈紗は4打差を付けたことになり、何時ものようにぶっちぎりの優勝かと本人もホッとし掛けた部分があるのかも知れない。

 

 そして後半に入って4ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでイーグルを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでバーディーを決めたから、更に3打伸ばし、トータル-15としてホールアウトしている。

 

 畑岡奈紗は後半で伸ばせず、特に第14ホール以降はパーで凌いだから、第15ホール辺りから息苦しくなっても当然であろう。

 

        チウンヒや首位に迫って力魅せ

 

        チウンヒ確り伸ばし二位となり

 

        チウンヒ二位に入って力魅せ

 

 また、ミンジー・リーは最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばしながらも、1位下がった。

 

 最終日の前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-12と伸ばせず、この時点では一緒に回っていた畑岡奈紗に4打差を付けられた。

 

 後半に入って第10、14、17ホールとバーディーを決め、トータル-15まで伸ばしたから、チ・ウンヒと同様に、待っている状態になった畑岡奈紗を焦らせている。

 

        ミンジーリー後半伸ばし強さ魅せ

 

        ミンジーリー伸ばし足りずに二位となり

 

 4位タイに入ったのは笹生優花、世界ランキング8位のダニエル・カン(米国)で、共に最終日-6、トータル-14と大きく伸ばし、5位上げて来た。

 

 最終日、笹生優花は2イーグル、4バーディー、2ボギー、ダニエル・カンは7バーディー、1ボギーであった。

 

 笹生優花の最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-8から出て、前半では5ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでバーディーを決め、続く第7ホールではイーグルを決めて、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局3打伸ばし、トータル-11として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って第11ホールでボギーを叩いたが、空かさず第12ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 1つ空いて第14ホールでもやもやボギーを叩いたが、空かさず第15ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 1つ空いて第17ホールでバーディーを決め、続く第18ホールではイーグルを決めたので、結局更に3打伸ばし、トータル-14としてホールアウトした。

 

 エンジンが掛ってからの彼女は凄く、特に後半をライブ中継で視ていた人はさぞや面白かったことであろう。

 

 因みに、攻め始めた感のある第2日目からドライビングディスタンスはグッと伸び、第2日目が287ヤードで、この日一緒の組で回っていたミンジー・リーが281.5ヤード、パティ・タバタナキトが288ヤードであるから、追い着いている。

 

 そして最終日は288ヤードで、ミンジー・リーが271.5ヤード、パティ・タバタナキトが284ヤードであるから、飛ばし屋と言われる2人を追い越している。

 

        笹生優花大きく伸ばし上げて魅せ

 

        笹生優花大きく飛ばし上げて魅せ

 

        笹生優花確り攻めて上げて魅せ

 

        笹生優花四位に入り強さ魅せ

 

 また、ダニエル・カンは最終日の前半4バーディーの-4、トータル-12と伸ばし、後半は3バーディー、1ボギーの-2、トータル-14と伸び方が鈍っている。

 

        ダニエルカン大きく伸ばし上げて魅せ

 

        ダニエルカン四位に入り強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング2位のコ・ジンヨン(韓国)は最終日-4、トータル-12と伸ばし、3位上げて6位タイに入った。

 

        コジンヨン確り伸ばし上げて魅せ

 

        コジンヨン確り伸ばし強さ魅せ

 

 世界ランキング23位のユ・ソヨン(韓国)は最終日-9、トータル-11と爆発的に伸ばし、49位も上げて8位タイに入った。

 

        ユソヨン下がっても上げ強さ魅せ

 

        ユソヨンや最後爆発強さ魅せ

 

 世界ランキング13位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国)は最終日-6、トータル-11と大きく伸ばし、23位も上げて8位タイに入った。

 

 因みに彼女のドライビングディスタンスを見ておくと、初日296.5ヤードと笹生優花の269ヤードに対して30ヤード近く上回っているが、慎重に攻めたのか、第2日目には283ヤード、最終日には281.5ヤードと下がり、むしろ笹生優花の方が上回っている。

 

        トンプソン下がっても上げ強さ魅せ

 

        トンプソン最後は上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング21位のイ・ジョンウン6(韓国)は最終日-1、トータル-11と少し伸ばしながらも、4位下がって8位タイとなった。

 

 世界ランキング30位のジェニファー・カプチョ(米国)は最終日-1、トータル -11と少し伸ばしながらも、10位下がって16位タイとなった。

 

 世界ランキング6位のリディア・コニュージーランド)、世界ランキング10位のブルック・ヘンダーソン(カナダ)は最終日-4、トータル-8と伸ばし、10位上げて25位タイに入った。

 

        リディアコや確り伸ばし上げて魅せ

 

        リディアコや下がっても上げ強さ魅せ

 

        ヘンダーソン最後は上げて強さ魅せ

 

        ヘンダーソン確り上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング22位のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は最終日+2、トータル-8と落とし、21位も下がって25位タイとなった。

 

 世界ランキング20位のアリー・ユーイング(米国)は最終日-6、トータル-7と大きく伸ばし、32位も上げて34位タイに入った。

 

        ユーイング最後は上げて強さ魅せ

 

        ユーイング大きく上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング26位のオースティン・アースト(米国)は最終日+1、トータル-7と少し落とし、25位も下がって34位タイとなった。

 

 世界ランキング4位のキム・セヨン(韓国)は最終日-3、トータル-4と伸ばし、10位上げて56位タイに入った。

 

        キムセヨン最後も上げて強さ魅せ

 

        キムセヨン最後も上げて意地を見せ

     

 そして、世界ランキング12位で飛ばし屋のパティ・タバタナキト(タイ)は最終日+1、トータル-3と少し落とし、28位も下がって63位タイとなった。

 

 彼女も笹生優花から見ると優しい先輩のようで、要するにゴルフに直向きな笹生優花は同じく直向きな先輩達から見れば可愛く、コミュニケーションを取りたくなり、その時には語学に堪能なところが役立つようである。

 

 そう言えば卓球の石川佳純が中国語に堪能で、中国が誇る卓球に直向きであるから、中国で絶大な人気を得ているのも分かる。