sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達②カイケル、バウアー、スネル・・・R3.4.25③

 Wソックスがレンジャーズと対戦し、2対1でサヨナラ勝ちしている。

 

 Wソックスの先発投手はアメリカン・リーグサイ・ヤング賞投手で技巧派のダラス・カイケル(33歳、188㎝、100㎏)で、6回で93球投げ、7安打2三振無失点の粘投ながら勝敗は付かず1勝0敗のままで、防御率は5.68から3.96へと大幅に改善されている。

 

 2015年シーズンにサイ・ヤング賞を受賞しているが、そのシーズンだけ突出しているタイプである。

 

 2017年シーズン途中にジャスティン・バーランダーを誘い入れたのも大いなる功績と言えばそうか!?

 

 ウィキペディアによると速球の最速は151㎞/h、平均は145㎞/hぐらいである。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはアストロズ最終年となり、204回3分の2投げて12勝11敗で、奪三振数が153、防御率が3.74、WHIPが1.31であった。

 

 2019年シーズンは6月になって漸くブレーブスと契約が纏まり、112回3分の2投げて8勝8敗で、奪三振数が91、防御率が3.75、WHIPが1.37であった。

 

 2020年シーズンはWソックスに移籍し、63回3分の1投げて6勝2敗で、奪三振数が42、防御率が1.99、WHIPが1.09と、気分が一転したのか? 少ない回ながら内容的に飛躍的に好くなっている。

 

        カイケルや繋いで魅せる仕事をし

 

        カイケルや試合を繋ぐ粘り魅せ

 

 また、ドジャースパドレスと対戦し、5対4で辛勝している。

 

 ドジャースの先発投手はナショナル・リーグサイ・ヤング賞投手のトレバー・バウアー(30歳、185㎝、93㎏)で、6回で103球投げ、5安打(2本塁打)9三振3失点2自責点の力投で勝ちが付いて3勝0敗となったが、防御率は2.42から2.53へと少し悪化している。

 

 ウィキペディアによると、91~96mph(91~96マイル毎時、約146.5~154.5㎞/h)の動く速球と多彩な変化球で奪三振率が高いように書いてあったが、最近の動画を視ると、97mph(約156㎞/h)が普通に出ていた。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは故障で1か月ほど離脱しながらも175回3分の1投げて12勝6敗1セーブで、奪三振数が221、防御率が2.21、WHIPが1.09と内容的に素晴らしかった。

 

 2019年シーズンは感情の爆発等もあり、途中でレッズに移籍して通算で213回投げて11勝13敗で、奪三振数が253、防御率が4.48、WHIPが1.25と多少荒れた成績となっている。

 

 2020年シーズンは心身共に落ち着いたようで、73回投げて5勝4敗で、奪三振数が100、防御率が1.73、WHIPが0.79と内容的に素晴らしく、サイ・ヤング賞に輝いている。

 

        バウアーや実力発揮勝って魅せ

 

        バウアーや何とか抑え勝って魅せ

 

 パドレスの先発投手はアメリカン・リーグサイ・ヤング賞投手で100mph投手のひとり、ブレーク・スネル(28歳、193㎝、102㎞/h)で、5回3分の1で87球投げて7安打7三振2四球2失点2自責点の粘投ながら勝敗は付かず0勝0敗のままで、防御率は4.11から3.92へと少し好くなっている。

 

 ウィキペディアによると速球の最速は約161㎞/h、平均は約154㎞/hと相当速いタイプであるが、細かいコントロールとスタミナに課題があると書かれている。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは突出して素晴らしく、7月には左肩の疲労で故障リストに入っているが、180回3分の2投げて21勝5敗で、奪三振数が221、防御率が1.89、WHIPが0.97と内容的にスーパーエース化し、最多勝最優秀防御率、そしてサイ・ヤング賞に輝いている。

 

 2019年シーズンは風呂場の置物落下事故で骨折し、途中左肘の遊離体除去手術を受けて登板回数がぐっと減り、107回投げて6勝1敗で、奪三振数が147、防御率が4.19、WHIPが1.27と不本意な成績に終わっている。

 

 2020年シーズンはコロナ禍の中、登板回数が更に減り、50回投げて4勝2敗で、奪三振数が63、防御率が3.24、WHIPが1.20と、内容的には多少改善されている。

 

 今シーズンはどれぐらい調子を上げて来るのか?

 

 はたまた2018年シーズンだけが特別であったのか?

 

 ちょっと注目してみたい。

 

        程々の仕事で繋ぐスネルかな

 

        復調がまだ見えて来ぬスネルかな