メジャーリーグは既にレギュラーシーズンを終え、ポストシーズンに入っている。
ポストシーズンはワイルドカードゲーム、デビィジョンシリーズ、リーグチャンピオンシップ、ワールドシリーズと、1か月に亙り熱い対戦をこれでもかこれでもかと言うほど繰り広げる。
そのポストシーズンは今、第2段階であるディビジョンシリーズに入っている。
アメリカン・リーグのヤンキースがレイズと対戦し、4対8で負けている。
ヤンキースの先発投手は安定感とポストシーズンでの強さが売りのマー君こと田中将大(31歳、191㎝、99㎏)で、4回で73球投げ、8安打(2本塁打)4三振1四球5失点5自責点と打ち込まれて負けが付き、0勝1敗となって、防御率は11.25となっている。
速球の最速が94mph(94マイル毎時、約151㎞/h)を超え、コントロールも好いと言われていたが、このシーズンの打者は怖い!?
アドレナリンが出まくりで、目がぎらぎらとしている。
今シーズンのマー君はポストシーズンでその本領を発揮出来ていないようで、ワイルドカードゲームでも4回投げて5安打3三振6失点6自責点と打ち込まれて負けが付き、0勝1敗となり、防御率は13.50となっていた。
参考までに今シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは前年に比べて調子が好くなり、156回投げて12勝6敗で、奪三振数が159、防御率が3.75、WHIPが1.13であった。
2019年シーズンはよく打たれていた印象が残って入り、182回投げて11勝9敗で、奪三振数が149、防御率が4.45、WHIPが1.24と内容的に悪化している。
そして2020年シーズンは練習中に頭へ打球を受けて出遅れたが、すっかり復調しているようにも思え、48回投げて3勝3敗で、奪三振数が44、防御率が3.56、WHIPが1.17であった。
怪我からはすっかり復調しているように見えて、まだ時間が足りなかったのであろうか!?
ともかくヤンキースは崖っぷちに立っている。
マー君や悔しさばねにまた期待
レイズの先発投手は年齢による衰えを感じさせないベテラン、チャーリー・モートン(36歳、196㎝、98㎏)で、5回で86球投げ、4安打6三振2四球2失点1自責点の力投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は1.80となっている。
速球の最速は155㎞/hを超え、得意のツーシムも154㎞/hを超えていた。
普段通りに投げられ、結果に繋げられるところが、流石ベテランであるし、その普段が年齢から考えて感心させられる凄さである。
参考までに今シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはアストロズの超強力先発陣の一角を十分に担い、167回投げて15勝3敗で、奪三振数が201、防御率が3.13、WHIPが1.16であった。
2019年シーズンはレイズに移籍し、194回3分の2投げて16勝6敗で、奪三振数が240、防御率が3.05、WHIPが1.08と、いきなりエース級の成績を上げている。
そして2020年シーズンであるが、38回投げて2勝2敗で、奪三振数が42、防御率が4.74、WHIPが1.39と、調子が上がらないままに終わっている。
モートンや巧さを発揮勝って魅せ
モートンや力を発揮勝って魅せ
また、ブレーブスがマーリンズと対戦し、2対0と完封勝ちしている。
これでブレーブスはポストシーズンで4試合戦い、3完封となったそうな。
凄い!?
そのブレーブスの先発投手であるが、メジャールーキーのイアン・アンダーソン(22歳、191㎝、77㎏)で、5回3分の2で94球投げて、3安打8三振1四球無失点の快投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。
ワイルドカードゲームでも6回投げて2安打9s南進2四球無失点の快投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率が0.00のままであるから、中々凄いことではないか!?
参考までに今シーズンの成績を見ておくと、32回3分の1投げて3勝2敗で、奪三振数が41、防御率が1.95、WHIPが1.08と、今に繋がる好成績を残している。
アンダーソン早速力魅せて勝ち
アンダーソンポスト臆さず勝って魅せ