ヤンキースの先発投手はマー君こと田中将大(31歳、191㎝、99kg)で、5回3分の1で95球投げ、6安打(1本塁打)5三振1四球4失点2自責点の粘投ながら負けが付いて1勝2敗となり、防御率は3.38のままであった。
シーズン当初の頭へのデッドボールの影響も心配なくなって来たようで、そんなに打ち込まれたわけでもないから、また次の機会に期待しよう。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは少し打ち込まれていた印象が残っており、178回3分の1投げて13勝12敗で、奪三振数が194、防御率が4.74、WHIPが1.24とあまり好くなかった。
2018年シーズンは少しましになったようで、156回投げて12勝6敗で、奪三振数が159、防御率が3.75、WHIPが1.13であった。
2019年シーズンはまた打たれている感が強く、182回投げて11勝9敗で、奪三振数が149、防御率が4.45、WHIPが1.24であった。
ただ、まあまあのところを続けられ、ポストシーズンに強いこと、落ち着き等が安心感を与え、信頼されるのであろうか!?
マー君や少し戻って次期待
マー君や続けることで安心し
またメッツがフィリーズと対戦し、14対1と圧勝している。
メッツの先発投手は2年連続のサイ・ヤング賞投手で剛腕エースのジェイコブ・デグロム(32歳、193㎝、82㎏)で、7回で108球投げ、3安打(1本塁打)12三振2四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて3勝1敗となり、防御率は1.76から1.69へと少し好くなっている。
因みにWHIPも0.88と凄い!
昨シーズンは98mph(98マイル毎時、約158㎞/h)の快速球が糸を引くようにミットに収まると言う感じであったが、今シーズンは100mph(約161㎞/h)の豪速球がホップする感じに見える。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは第2エース的存在から入り、201回投げて15勝10敗で、奪三振数が239、防御率が3.53、WHIPが1.19とエース級の成績を収めた。
2018年シーズンは内容的に更に進化し、217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が1.70、WHIPが0.91と群を抜く成績を収め、初のサイ・ヤング賞に輝いている。
2019年シーズンも同様で、内容的に素晴らしく、204回投げて11勝8敗で、奪三振数が255、防御率が2.43、WHIPが0.97であった。
そして今シーズンも内容的に素晴らしく、マスコミからサイ・ヤング賞候補と言われるダルビッシュ有の強力な壁となって立ちはだかっている。
デグロムや球の力で圧倒し
デグロムや球の速さで圧倒し
またインディアンスがブリュワーズと対戦し、4対1で勝っている。
インディアンスの先発投手はすっかりエースのシェーン・ビーバー(25歳、191㎝、91㎏)で、5回で103球投げ、5安打10三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて7勝0敗となったが、防御率は1.20から1.25へと少し悪化している。
まあそれだけ凄い投球を続けていると言うことであろうか!?
因みにWHIPは0.85とやはり凄い。
トレバー・バウアー、マイク・クレビンジャー等の個性的なエース級投手が抜けて、好投手なのは分かっていても、若いので多少は心配されたが、どうしてどうして、彼も十分にエース級投手であった。
参考までに昨シーズンまでの2シーズンの成績を見てくと、メジャーリーグデビューした2018年シーズンは114回3分の2投げて11勝5敗で、奪三振数が118、防御率が4.55、WHIPが1.33といきなり頭角を現している。
2019年シーズンはグッと成長を見せ、214回3分の1投げて15勝8敗で、奪三振数が259、防御率が3.28、WHIPは1.05と一流エース級になっている。
ビーバーや確り抑え勝って魅せ
ビーバーや豪腕魅せて勝ち重ね
それからロイヤルズがWソックスと対戦し、2対8で負けている。
Wソックスの先発投手はサイ・ヤング賞投手で技巧派のダラス・カイケル(32歳、188㎝、100kg)で、5回で49球投げ、2安打2三振無失点の快投で勝ちが付いて6勝2敗となり、防御率は2.42から2.19へと好くなっている。
昨シーズンは中々契約が纏まらず、ちょっと心配されたが、また落ち着き始めたようである。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは首の故障によって2度も故障者リスト入りしたのが響き、規定投球回数には達しなかったが、145回3分の2投げて14勝5敗で、奪三振数が125、防御率が2.90、WHIPが1.12と内容的には好かった。
それにこの年はサイ・ヤング賞投手のジャスティン・バーランダーのアストロズへの途中加入を側面支援した!? のが功績であった。
2018年シーズンは204回3分の2投げて12勝11敗で、奪三振数が153、防御率が3.74、WHIPが1.31と、強力先発陣の一角として存在感を示した。
2019年シーズンは開幕までに契約が纏まらず、ブレーブスへの途中加入となったが、112回3分の2投げて8勝8敗で、奪三振数が91、防御率が3.75、WHIPが1.37と、内容的には前年と同様の成績を上げている。
そしてWソックスへの高額移籍と繋がっている。
カイケルや確り抑え勝って魅せ
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