金曜日の5時頃から時差-19時間の米国、ハワイ州にある「プランテーションコースatカパルナ(7596ヤード、パー73)」において米国男子ツアーの選ばれし者の大会、「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
昨年のツアー優勝者のみで争われる大会で、日本人選手は出場していない。
世界ランク21位の松山英樹より世界ランクが下の選手の方が多い位であるが、残念ながら松山英樹はここ暫らく優勝から遠ざかっているので出られなかった。
来年こそは出られることを期待したい。
松山や次は出場期待して
松山や次こそ出ると期待して
さて首位タイでホールアウトして、プレーオフの結果、3ホール目で見事優勝を決めたのは世界ランク4位のジャスティン・トーマス(米国)で、最終日7バーディー、3ボギーの-4、トータル-14と伸ばし、結果として1位上げたことになる。
トータル-10で出て、前半では第5ホールでバーディーを決めた後、第7ホールでボギーを叩いたが、第8、9ホールと連続でバーディーを決め、トータル-12まで伸ばした。
後半に入っても好調が続き、第10、11ホールと連続でバーディーを決め、更に第14、15ホールと連続でバーディーを決めてトータル-16まで伸ばし、もしかしたらこのままぶっちぎるかと思われたが、第16、18ホールとボギーを叩いてトータル-14と落として並ばれた。
トーマスや一時独走して魅せて
トーマスや一時並ばれ勝って魅せ
トーマスや並ばれた後勝って魅せ
プレーオフの結果、2位タイとなったのは世界ランク12位のパトリック・リード(米国)、世界ランク9位のザンダー・シャウフェレ(米国)で、トータル-14まで伸ばした。
パトリック・リードは最終日7バーディーの-7と伸ばし、結果として2位上げたことになる。
トータル-7で出て、前半では第3、5、6ホールでバーディーを決めて、トータル-10まで伸ばした。
後半に入っても好調を保ち、第13~15ホールと3連続でバーディーを決めてトータル-13まで伸ばし、第18ホールでバーディーを決めてトータル-14まで伸ばしてプレーオフに持ち込めた。
と言うか、先に上がって待っている間にジャスティン・トーマスが落ちて来て、と言う感じだなあ。フフッ。
ともかく最終日の伸ばしようは流石ではないか!?
メンタルの強さで伸ばすリードかな
プレーオフ期待を繋ぐリードかな
ザンダー・シャウフェレは最終日4バーディー、1ボギーの-3と伸ばしたが、結果として1位下がった。
-11で出て、前半では第5ホールでバーディーを決めたが、第8ホールでボギーを叩いてトータル-11のまま伸ばせなかった。
後半に入って第13~15ホールと連続でバーディーを決めてトータル-14まで伸ばし、その後ジャスティン・トーマスが2打落としてプレーオフに突入した。
後半伸ばすパターンを続けているのは流石ではないか!?
ただ残念ながら、プレーオフでは1ホール目で敗退している。
シャウフェレや後半伸ばし期待させ
シャウフェレや後半伸ばし強さ魅せ
世界ランク7位のパトリック・カントレー(米国)は最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-11と伸ばし、7位上げて4位タイに入った。
最終日にぐっと伸ばして来るこの強さが世界ランク10位以内を保たせている!?
カントレー最後に伸ばし強さ魅せ
カントレー最後に伸ばし上げて魅せ
以下、気になった選手について簡単に書き留めておく。
世界ランク23位のリッキー・ファウラー(米国)は最終日-4、トータル-10と伸ばし、6位上げて5位タイに入った。
ファウラーや最後に伸ばし強さ魅せ
ファウラーや最後に伸ばし上げて魅せ
世界ランク58位のホアキン・ニエマン(チリ)は最終日-3、トータル-10と伸ばしたが、1位下がって5位タイとなった。
ニエマンや伸ばし足りずに少し落ち
世界ランク5位のダスティン・ジョンソン(米国)は最終日-4、トータル-9と伸ばし、8位上げて7位タイに入った。
ジョンソンや最後伸ばして強さ魅せ
ジョンソンや最後伸ばして上げて魅せ
世界ランク17位のゲーリー・ウッドランド(米国)は最終日-1、トータル-9と少し伸ばしたが、4位下がって7位タイとなった。
かなり強いには強いが、最後に競り負けるところがやっぱり松山英樹に似ている!?
ウッドランドあまり伸ばせず下がるかな
ウッドランド期待に応え切れぬかな
世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)は最終日-1、トータル-8と少し伸ばしたが、6位下がって単独10位となった。
ジョンラームあまり伸ばせず下がるかな
ジョンラーム期待に応え切れぬかな
世界ランク24位のマット・クーチャー(米国)は最終日+2、トータル-4と落とし、3位下がって14位タイとなった。
クーチャーや最後に落ちてまた期待
そして世界ランク15位のポール・ケイシー(イングランド)は最終日+2、トータル-2と落とし、2位下がって19位タイとなった。
なお、少し前の記事には世界ランク6位のタイガー・ウッズ(米国)が出るようなことを書いてあったが、残念ながら出ておらず、この試合の後、世界ランクは7位に下がった。
この結果、米国人選手としては5位となり、東京オリンピックの出場枠である15位以内であれば4人から外れた!?
この後の展開が面白そうだ。
また、出られなかった松山英樹も世界ランクが22位に下がった。