sanso114の日記

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スキージャンプ男子W杯第4戦、小林陵侑今季初表彰台!・・・R元年12.9②

 待ち兼ねていたスキージャンプ男子のワールドカップ、2019/20120シーズンが11月22日(金)に漸く始まった。

 

 昨シーズンはその個人戦で小林陵侑が突然のように覚醒して13勝し、数々の記録を打ち立てた。

 

 その衝撃が大きく、今シーズンが何時始まるのかと待ち遠しくて仕方が無かった。

 

 その個人第4戦は昨日、12月8日(日)深夜に時差-4時間のロシアのニジニ・タギル(HS134m)で行われた。

 

 フィンランドのルカの個人2戦目として予定されていた個人第3戦は残念ながら強風の為に中止となったが、今回も強風に悩まされながらの競技となったようである。

 

 小林陵侑は第4戦目にして初めて表彰台に上がれたが、今回も大分風に悩まされたよぷである。

 

 1本目はトップであったが、2本目はかなり失速している。

 

 それでも表彰台に上がれたことは大きい!?

 

 今季もこれからに期待したい。

        陵侑や何とか耐えて台に立ち

        陵侑や今季も期待膨らませ

 

 個人第4戦における主な選手の成績は以下のようであった。

 

     名前        1本目m  得点  2本目m 得点   合計点

  1位 シュテファン・クラフト(墺)      140.0  144.8  134.5  132.8  277.6

  2位 キリアン・パイアー(スイス)      138.0  127.4  137.0  127.2  254.6

       3位 小林陵侑                            133.5  153.9  113.0    98.4  252.3

  4位 ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー) 131.5  129.8  131.0  122.0  251.8

  6位 カール・ガイガー(独)                  130.5  125.5  124.5  120.5  246.0

   11位 佐藤幸椰                            126.0       112.4    123.0  108.4  220.8

     15位 カミル・ストッフ(ポ-ランド)              122.0  113.0    121.5  106.5  219.5 

     17位 デビッド・クバッキ(ポーランド)     125.0    110.7    120.0  107.7  218.4
     20位 フィリップ・アッシェンハヴァルト(墺)     120.0    111.4  120.0  104.7  216.1
     28位 アンツェ・ラニセク(スロベニア)              114.0   98.4  116.0    85.2  183.6
     29位 小林潤志郎                         124.5    116.7    94.0    58.2  174.9
     31位 伊東大貴           115.5   96.3                          96.3
  45位 葛西紀明         107.0   75.2                          75.2
  49位 中村直幹           95.5   62.3             62.3

 

 なお、基本的に男子の場合予選を通過出来るのは50位まで、女子は40位までとなっている。

 

 そして何方も1本目で30位以内に入れば2本目に進めることになっている。

 

 また個人ランキングに関係する得点は1位100点、2位80点、3位60点、4位50点、5位45点、・・・、30位1点と配分されて行き、4試合を終えて以下のようになっている。

 

    1位 ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー)  260

   2位 シュテファン・クラフト(墺)       196

   3位 カール・ガイガー(独)             192

   4位 小林陵侑                  190

   5位 フィリップ・アッシェンヴァルト(墺)      164
   6位 アンチェ・ラニセク(スロベニア)     161

   7位 佐藤幸椰                 138
   8位 カミル・スットフ(ポーランド)      120
   9位 デビッド・クバッキ(ポーランド)     117
  16位 伊藤大貴                     69
  22位 小林潤志朗                 47
  32位 中村直幹                  20
 
 今回ワールドカップ個人戦で見事初優勝したシュテファン・クラフト(オーストリア)に付いて簡単に触れておく。

 26歳で166㎝と意外と小柄な選手であるが、ワールドカップではこれで17勝目となる。

 

 2016/2017年シーズンには総合優勝しており、2018/2019年シーズンは小林陵侑に次いで2位であった。

 フライングでも253.5mの記録を持つ、スーパーな選手である。

 

        クラフトや小さな巨人勝って魅せ

 次戦は時差-8時間のドイツのクリンゲンタール(HS140m)において、女子の個人戦に続いて男子団体戦個人戦が1試合ずつ予定されており、その後も3月下旬のスロベニアのプラニツァまで4か月に亘って転戦する。