sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

スキージャンプ女子W杯女子第2戦マーレン・ルンビおめでとう!・・・R元年12.9①

 待ち兼ねていたスキージャンプ女子のワールドカップ、2019/20120シーズンが12月6日(金)に漸く始まった。

 

 かつての女王、高梨沙羅は以前のように勝てなくなったが、その分、女子の本格化して来たと言うことであろう。

 

 競技として面白くもなって来た!?

 

 そこで登場し、圧倒しているのが本場ノルウェーのマーレン・ルンビである。

 

 その個人第2戦は昨日、12月8日(日)深夜に時差-8時間のノルウェーリレハンメル(HS140m)で行われた。

 

 同じくリレハンメルで一昨日行われた第1戦に引き続いてマーレン・ルンビが優勝している。

 

 飛距離等を観ても、第1戦ほどの圧勝ではないが、総合2連覇への道は順調に滑り出したようである。 

 

 第1戦で伊藤有希は残念ながら少しの差で表彰台に上がれなかったが、第2戦では高梨沙羅が表彰台に上がっている。

 他の日本人選手も全員予選を通過しており、十分世界に対抗出来ている!?

        
        ラージヒル時々魅せる伊藤かな
        
        高梨や表彰台に立って魅せ

 

 個人第2戦における主な選手の成績は以下のようであった。

 

     名前      1本目m  得点 2本目m  得点    合計点
 1位 マーレン・ルンビ(ノルウェー)   138.5    148.2    121.0    118.9  267.1
 2位 キアラ・ヘルツル(墺)     131.0  138.7   119.0     113.1    251.8
 3位 高梨沙羅        133.5  128.6    126.5    122.9    251.5
 4位 エマ・クリネツ(スロベニア)    124.5  128.3  123.0    120.6    248.9
 5位 エヴァ・ピンケルニヒ(墺)     125.0  125.2    119.5     115.3    240.5
 6位 カタリナ・アルトハウス(独)    123.5  122.9    114.5     105.8    228.7
  10位 勢藤優花       119.0  112.0  113.5  103.0  215.0
  14位 伊藤有希       118.0  114.8  111.0    97.7  212.5
  21位 丸山希        115.5    96.2  115.5    96.2  196.6
  30位 岩渕香里       108.0    84.5  103.0   76.3  160.8
 

 個人ランキングに関係する得点は1位100点、2位80点、3位60点、4位50点、5位45点、・・・、30位1点と配分されて行き、2試合を終えて以下のようになっている。

 

   1位 マーレン・ルンビ(ノルウェー)      200
   2位 キアラ・ヘルツル(オーヅトリア)     140
   3位 エヴァ・ピンケルニヒ(オーストリア)     125
   4位 エマ・クリネツ(スロベニア)         100
   5位 高梨沙羅                    89
   6位 カタリナ・アルトハウス(ドイツ)        80
   7位 伊藤有希                  72
  13位 勢藤優花                  39
  17位 丸山希                   31
  35位 岩渕香里                   1
  28位 中村直幹                 20
 
 今回見事2連勝したマーレン・ルンビに付いて簡単に触れておく。

 

 身長は173㎝で、男子並みの力強く、着地まで整ったジャンプを見せてくれるが、見た目は優しく、素朴な感じで、25歳にしては幼く見えなくもない。

 

 初優勝は2016/2017年シーズンで、このときは4勝し、総合で3位に入っている。

 

 2017/2018年シーズンは9勝し、初の総合優勝を遂げている。

 

 2018/2019年シーズンは12勝し、総合2連覇を果たしている。

 

 そして今年の2勝を入れて、現在27勝を積み上げ、高梨沙羅に何処まで迫るか!?

 

 はたまた追い抜くのか!?

 

 今後注目されるところである。

        迷いなく素朴な力ルンビかな

 

        迷いなく素朴なジャンプルンビかな

 

 だからと言って、迷い多そうな高梨沙羅が悪いわけではない。

 

 体格、環境が十分とは言えない中、迷いながら復活を目指す彼女には求道的な魅力がある!?

 

        高梨や道を目指してまたジャンプ

 

 次戦は時差-8時間のドイツのクリンゲンタール(HS140m)で、女子個人第3戦の他、男子の個人、団体が予定され、3月下旬のロシアのチャイコフスキーまで3か月半に亘って転戦する。