sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日アメリカン・リーグで気になった投手達・・・R元年10.19①

 今日は朝から不安定な天気になっている。

 

 メジャーリーグ中継を観ていると、一時放送が聴こえないぐらいの土砂降りになっていた。

 

 そんな中、海の向こうではアメリカンリーグの優勝決定シリーズの第5戦が行われた。

 

 と言っても、此方の土砂降りには何の関係もないが、ともかく面白い展開になっている!?

 

 東地区1位のヤンキースが西地区1位のアストロズと対戦し、4対1で打ち勝った。

 

 これで3勝2敗となり、行方がまた分からなくなって来た。

 

 そしてこの試合の得点の全ては1回表裏の攻防で入ったものである。

 

 ヤンキースの先発投手は観た感じメンタルはあまり強そうではないが、球には力のあるジェームズ・パクストン(カナダ、30歳、193㎝、103kg)で、6回で112球投げ、4安打9三振4四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は2.16となった。

 

 1回は何とも不安定な感じで、投げる前に小刻みにグラブを震わせているのも如何にも緊張している様子に観えた。

 

 それでも1失点に抑え、その後何とか持ち直し、終わってみれば今シーズンで一番多くの球を投げたそうな。

 

 気が付けば何時の間にかグラブの震えは収まっていた。

 

 そう言えばシーズン中も打たれている印象だったのが段々調子を上げ、8月以降は負けが無く、11銭で0勝と好成績であった。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは前腕の張り等の故障が出てイニングは食えなかったが、136回投げて12勝5敗で、奪三振数が156、防御率が2.98、WHIPが1.10と好成績を残している。

 

 2018年シーズンも背中の痛みが出たり、打球を左腕に受けたりして規定投球回数には達しなかったが、160回3分の1投げて11勝6敗で、奪三振数が208、防御率が3.76、WHIPが1.10と奪三振数が初めて200を超えた。

 

 そして今シーズンは左膝痛が出たが、150回3分の2投げて15勝6敗で、奪三振数が186、防御率が3.82、WHIPが1.28と、終わってみればヤンキースではローテ中軸の好成績を上げている。

 

 今日も終わってみれば雄叫びを上げていた!?

 

        パクストン何とか耐えて勝って魅せ

 

        パクストン調子を上げて勝って魅せ

 

        パクストン雄叫び上げて勝って魅せ

 

 3番手に登板してのが中継ぎのザック・ブリトン(31歳、185㎝、91kg)で、1回3分の1で18球投げ、無安打2三振無失点と完璧に抑えて繋ぎ、勝敗は付かなかったが、防御率は0.00のままであった。

 

 平均154㎞/h、最速160㎞/hのシンカーが9割を占めるそうな。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは故障がちで、37回3分の1投げて2勝1敗15セーブで、奪三振数が29、防御率が2.89、WHIPが1.53であった。

 

 不安定でWHIPの悪化が目立つ。

 

 2018年シーズンは前年オフのアキレス腱手術の影響が残り、途中移籍してから調子を上げ、通算で40回3分の2投げて2勝0敗7セーブで、奪三振数が34、防御率が3.10、WHIPが1.23となった。

 

 2019年シーズンは年間を通して中継ぎとして起用され、61回3分の1投げて3勝1敗3セーブで、奪三振数が53、防御率が1.91、WHIPが1.14と好成績を残している。

 

        ブリトンや巧く抑えて繋ぐ秋

 

        ブリトンや確り抑え繋ぐ秋

 

 抑えとして登板したのがかつては最速105mph(105マイル毎時、約169㎞/h)を誇ったアロルデス・チャップマン(キューバ、193㎝、99kg)で、1回で9球投げ、無安打1三振無失点と抑え切ってセーブが付き、0勝0敗1セーブとなって、防御率は0.00のままであった。

 

 かつては平均が100mphと言われていたが、昨シーズンは99mph、今シーズンは98mphに落ちたと言われている。

 

 それでも十分に凄いけどね。フフッ。

 

 今日は155㎞/hを少し超えた辺りが普通で、最速は160.6㎞/hであったから、相変らず速くはあるが、抑えとして特別速い印象ではなかった。

 

 それに奪三振王のゲリット・コールは先発投手でありながら、この前は100球を超えて余裕で161.4㎞/h出ていたから、如何に彼が凄い状態にあるか!?

 

 それはまあともかく、アロルデス・チャップマンは相変わらず期待に応える仕事を魅せている。

     

        チャップマン巧く抑えて締めて魅せ

 

        チャップマン確り投げて締めて魅せ

 

        チャップマン期待に応え締めて魅せ

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは故障が出て、また調子を落として一時中継ぎに回され、50回3分の1投げて4勝3敗22セーブで、奪三振数が69、防御率が3.22、WHIPが1.13であった。

 

 2018年シーズンも故障が出て、終盤故障者リスト入りしたが、51回3分の1投げて3勝0敗32セーブで、f奪三振数が93、防御率が2.45、WHIPが1.05と好成績を残している。

 

 そして今̪シーズンは好調を維持し、57回投げて3勝2敗37セーブで、奪三振数が85、防御率が2.21、WHIPが1.11であった。

 

 アストロズの先発投手はサイ・ヤング賞投手のベテラン剛腕エース、ジャスティン・バーランダー(36歳、196㎝、103kg)で、7回で105球投げ、5安打(2本塁打)9三振4失点4自責点と力投ながら失点が嵩んで負けが付き、0勝1敗となって、防御率は3.95となった。

 

 1回は安定せず、そこに付け込まれて4失点し、それが全てであった。

 

 速球の最速は155㎞/hを超えていたが、そんな球は高めにすっぽ抜け、手を出してくれなかった。

 

 それに解説者が何度かシュート回転とか言っていた。

 

 ゲリット・コールはそうならないことを感心されていた。

 

 150㎞/h台前半にコントロールしている球の方がむしろ空振りを奪えていた。

 

        バーランダー出端に打たれ負けが付き

 

        バーランダー出端挫かれ負けが付き

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンはタイガースであまり調子上がらず、アストロズに途中移籍し、通算では206回投げて15勝8敗で、奪三振数が219、防御率が3.36、WHIPが1.18であった。

 

 終盤アストロズに移ってからは34回投げて5勝0敗で、奪三振数が43、防御率が1.06、WHIPが0.65と、短い間ではあるが、見違えるように成績を上げている。

 

 2018年シーズンは214回投げて16勝9敗で、奪三振数が290、防御率が2.52、WHIPが0.90とスーパーエースクラスに進化している。

 

 そして今シーズンも同様で、223回投げて21勝6敗で、奪三振数が300、防御率が2.58、WHIPが0.80となっている。

 

 こんなに凄いジャスティン・バーランダーでも立ち上がりに苦しむときはあり、また短期決戦は怖いと言うことであろうか!?

 

 またの機会があれば、初回から好投を期待したい。