木曜日の８時頃から時差の無い韓国・済州島にある「ナインブリッジ(７２４１ヤード、パー７２)」において米国男子ツアー、「ザ・CJカップ＠ナインブリッジ」が４日間の日程で開催され、その第３日目が終わっている。
アジアシリーズとしてこの試合を含めて３試合が行われるそうな。
この後日本で「ZOZOチャンピオンシップ」が行われ、続いて中国で「HSBCチャンピオンズ」が行われると言う。
この大会の賞金総額は９７５万ドル(約１０億６千万円)で、これは「ZOZOチャンピオンシップ」と同額で、今国内で行われている男子ツアーのメジャー大会の２億１千万円に比べてざっと５倍になる。
普段の大会でもこれだから、流石！
日本人選手としては世界ランク３１位の松山英樹が出ている。
これから３週間、松山英樹の奮闘振りを期待したい。
それに来週に予定されている「ZOZOチャンピオンシップ」には日本人選手が沢山出るはずであるから、それも楽しみである。
なお、この試合は７８人が出場し、予選落ちはないと言う。
彼方此方の猛者等が競う済州の秋
松山の奮闘続く済州の秋
さて、首位タイに立っているのは世界ランク１６２位のダニー・リー(ニュージーランド)、世界ランク５位のジャスティン・トーマス(米国)で、トータル－１５まで伸ばしている。
ダニー・リーは３日目１イーグル、４バーディー、１ダブルボギーの－４と伸ばし、１位上げて来た。
初日からトータル－５で４位→トータル－１１で２位→トータル－１５首位と順調に伸ばし、上位に安定している。
ダニーリー順位安定首位に立ち
ダニーリースコア安定首位に立ち
ジャスティン・トーマスは３日目５バーディー、３ボギーの－２と伸ばし、首位を維持している。
トーマスや首位を維持して最終日
単独３位に付けているのは世界ランク５１位のキャメロン・スミス(オーストラリア)で、３日目１イーグル、４バーディー、１ダブルボギーの－４、トータル－１２と伸ばし、３位上げて来た。
オーストラリアからすれば米国本土より済州島は時差が少なく、楽なのかも知れない。
済州ならば少しは楽なスミスかな
済州ならば少しは楽な豪の人
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク３８位のジョーダン・スピース(米国)は３日目－２、トータル－１１と伸ばし、４位タイを維持している。
順位を昨日グッと上げた後、今日は維持して最終日に備えている！？
スピースや今日は維持して最終日
世界ランク４８位のアン・ビョンフン(韓国)は３日目＋１、トータル－１０と少し落とし、４位下がって単独６位となっている。
第１０ホールを終えた時はトータル－１４で、首位タイに立っていたが、第１１ホールで木立の中に打ち込み、出すのにえらく苦労していた。
拘ったのが響いたのかも知れない。
トリプルボギーで済んでまだ好かった気もする。
ビョンフンや出すの拘りトリプルに
世界ランク１９位のゲーリー、ウッドランド(米国)は３日目－７、トータル－９と大きく伸ばし、２６位も上げて７位タイに付けて来た。
ウッドランド大きく伸ばし上げて魅せ
世界ランク４０位のイアン・ポールター(イングランド)は２日目－６、トータル－９と伸ばし、２１位も上げて７位タイに付けて来た。
ポールター大きく伸ばし上げて観せ
世界ランク４９位のタイレル・ハトン(イングランド)は３日目－２、トータル－９と伸ばし、２位上げて７位タイに付けて来た。
首位とは６打差であるから、まだ狙える位置に付けている！？
じわり上げ首位を狙えるハトンかな
松山英樹は３日目５バーディー、２ボギーの－３、トータル－８と伸ばし、３位上げて１５位タイに付けて来た。
アウトスタート(第１ホールから)で、前半では第１、９ホールでバーディーを決めて２打伸ばしている。
後半に入って第１２ホールでバーディー、第１３ホールでボギー、第１４ホールでバーディー、第１５ホールでボギーと一進一退を繰り返し、中々伸ばせなかったが、第１８ホールでバーディーを決め、更に１打伸ばして最終日へと気持ちを繋いだ。
松山や最後バーディー気を繋ぎ
松山や最終日まで期待させ
世界ランク５４位のホアキン・ニエマン(チリ)は３日目－１、－７と少し伸ばしたが、６位下がって１８位タイとなっている。
世界ランク３６位のラファエル・カブレラベロ(スペイン)は３日目－４、トータル－６と伸ばし、１１位上げて２２位タイに付けて来た。
世界ランク２３位のケビン・ナ(米国)は３日目－２、トータル－６と伸ばし、１位上げて２２位タイに付けて来た。
世界ランク２７位のジェイソン・デイ(オーストラリア)は３日目－１、トータル－６と少し伸ばしたが、４位下がって２２位タイとなっている。
世界ランク１５位のトミー・フリートウッド(イングランド)は３日目－１、トータル－４と少し伸ばしたが、５位下がって３３位タイとなっている。
世界ランク４７位のフィル・ミケルソン(米国)は３日目－１、トータル－３と少し伸ばしたが、８位下がって４１位タイとなっている。
世界ランク２５位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は３日目イーブン、トータル－３と伸ばせず、１３位下がって４１位タイとなっている。
世界ランク３２位のチェズ・リービー(米国)は３日目－２、トータル－１と伸ばし、４位上げて４９位タイに付けて来た。
世界ランク３４位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)は３日目イーブン、トータル－１と伸ばせず、３位下がって４９位タイとなっている。
世界ランク２９位のダニー・ウィレット(イングランド)は３日目－２、トータル＋１と伸ばし、４位上げて単独６０位に付けて来た。
そして世界ランク４１位のアブラハム・アンサー(メキシコ)は３日目－１、トータル＋２と少し伸ばし、３位上げて６１位タイに付けて来た。
世界ランク１位のブルックス・ケプカがいないなあと思っていたら、初日を終え、２日目には棄権していた。
残念！
なお、弟のチェイス・ケプカの方は４９位タイで奮闘中である。
