金曜日の1時頃から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国テネシー州にある「TPCサウスウインド(7277ヤード、パー70)」において海外男子ツアー、世界選手権シリーズの「WGCフェデックス・セントジュード招待」が4日間の日程で開催され、その第3日目が終わっている。
日本人選手としては世界ランク24位の松山英樹が出ている。
予選落ちはないそうで、松山英樹は前の試合で予選落ちしているだけに、落ち着いたプレイを期待したいところであるが、初日はまあまあの位置である15位タイに付けていたものの、第2日目は迷いがあったのか33位まで下がっているので、その後が気に掛かる。
さて、単独首位を維持しているのは世界ランク51位のブレンドン・トッド(米国)で、3日目5バーディー、4ボギーの-1、トータル-12と少し伸ばしている。
今年は11回出場して予選落ちが2回で、ベスト20に2回、ベスト30まで広げると5回と安定しているので、今回はここまでの安定をみると、これはかなり怖い存在となって来た。
最後まで注目したい。
調子上げ首位を維持するトッドかな
力魅せ首位を維持するトッドかな
単独で2位に付けているのは世界ランク62位のアン・ビョンフン(韓国)で、3日目6バーディー、1ダブルボギーの-4、トータル-11と伸ばし、1位上げて来た。
今年はこれまでに11回出場して予選落ちを4回しているが、ベストテンに2回入って強いところを見せている。
ビョンフンや実力発揮首位を追い
単独3位に付けているのは世界ランク32位のリッキー・ファウラー(米国)で、3日目3バーディー、2ボギーの-1、トータル-10と少しと伸ばしたが、1位下がっている。
今年は11回出場して5回予選落ちしているが、ベストテンには2回、ベスト20まで広げると4回入っている実力者である。
何とかこの位置に留まり、まだまだ首位争いを期待させている!?
ファウラーや首位争いを期待させ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク6位のブルックス・ケプカ(米国)は3日目-2、トータル-9と伸ばしながらも、1位下がって4位タイとなっている。
世界ランク3位のジャスティン・トーマス(米国)は3日目-4、トータル-8と伸ばし、7位上げて5位タイに付けて来た。
ずるずるとは下がって行かず、ムービングデーにきっちりと戻して来るのは流石ではないか!?
トーマスや復元力を魅せて上げ
世界ランク20位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)は3日目-1、トータル-7と少し伸ばし、6位タイを維持している。
世界ランク4位のウェブ・シンプソン(米国)、世界ランク23位のイム・ソンジェ(韓国)は3日目-1、トータル-6と少し伸ばしながらも、2位下がって10位タイとなっている。
世界ランク11位のザンダー・シャウフェレ(米国)は3日目-3、トータル-5と伸ばし、4位上げて17位タイに付けて来た。
世界ランク5位のダスティン・ジョンソン(米国)は3日目-2、トータル-5と伸ばしながらも、2位下がって17位タイとなっている。
そして、松山英樹は3日目5バーディー、2ボギーの-3、トータル-4と伸ばし、11位上げて22位タイに付けて来た。
アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-1で出て、前半では第2ホールでバーディを決め、第7ホールでボギーを叩いたが、第9ホールでバーディーを決めて、結局1打伸ばしてトータル-2で後半へと繋いでいる。
後半に入って第14ホールでバーディーを決め、第16、17ホールと連続してバーディーを決めたが、第18ホールでボギーを叩いたので、結局更に2打伸ばして最終日へと上位争いの期待を繋いでいる。
よくなって来ている部分もあるように口にしており、第17ホールでは12mものロングパットを決めたそうな。
松山や上位争い期待させ
松山や最終日まで期待させ
世界ランク22位のアブラハム・アンサー(メキシコ)は3日目-5、トータル-3と大きく伸ばし、25位も上げて単独28位に付けて来た。
世界ランク12位のコリン・モリカワ(米国)は3日目-3、トータル-2と伸ばし、20位も上げて29位タイに付けて来た。
世界ランク18位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は3日目-1、トータル-2と少し伸ばし、4位上げて29位タイに付けて来た。
世界ランク7位のブライソン・デシャンボー(米国)、世界ランク8位のパトリック・リード(米国)は3日目-1、トータル-1と少し伸ばし、3位上げて40位タイに付けて来た。
世界ランク21位のマット・クーチャー(米国)は3日目+1、トータル-1と少し落とし、19位下がって40位タイとなっている。
世界ランク10位のパトリック・カントレー(米国)は3日目-5、トータルイーブンと大きく伸ばし、25位も上げて47位に付けて来た。
世界ランク16位のトニー・フィナウ(米国)は3日目+2、トータルイーブンと落とし、26位も下がって47位タイとなっている。
世界ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、世界ランク13位のトミー・フリートウッド(イングランド)は3日目+3、トータル+2と落とし、20位も下がって53位タイとなっている。
世界ランク19位のゲーリー・ウッドランド(米国)は3日目+3、トータル+3と落とし、13位下がって56位タイとなっている。
世界ランク14位のティレル・ハットン(イングランド)は3日目+3、トータル+4と落とし、12位下がって61位タイとなっている。
世界ランク1位のジョン・ラーム(スペイン)は3日目+1、トータル+5と少し落とし、5位下がって67位タイとなっている。
松山英樹の下位にいる選手を観ても猛者が多く、流石に熱いフィールドである。
これは最後まで目を離せない!?
フィールドが厚く最後も魅せるかな