同じ様な日数でプロ野球より20試合も多い。
おまけに引き分けはない。
それにポストシーズンも詰まっており、激しい展開を見せる。
お祭りではあるが、もっと厚く、また熱い!?
それが好きかどうかは別にして、大変さは大分違う。
さて、レンジャーズがヤンキースと対戦し、6対1で勝っている。
レンジャーズの先発投手は昨シーズン後半はヤンキースに在籍したランス・リン(32歳、196㎝、125kg)で、7回3分の1で101球投げ、2安打(1本塁打)10三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて16勝11敗となり、防御率は3.76から3.67へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績観ておこう。
2017年シーズンは186回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が153、防御率が3.43、WHIPが1.23と準エースクラスであった。
2018年シーズンは途中で移籍し、通算すると156回3分の2投げて10勝10敗で、奪三振数が161、防御率が4.77、WHIPが1.53と粗さが観えた。
そして今シーズンここまでは208回3分の1投げて16勝11敗で、奪三振数が246、防御率が3.67、WHIPが1.22と準エースクラスに復調している。
ランスリン調子戻して勝ち重ね
ランスリン力投披露勝って魅せ
ランス・リンも奪三振数を増やしたタイプである。
今シーズンのメジャーリーグはホームラン、三振共に大幅に増やしている。
要するに、0か100で素人にも分かり易い野球と言うことか!?
それで好い。
多くは素人なんだし、ストレス社会に生きる日頃の鬱憤を晴らしたいわけだから・・・
ただ、イチローが海を渡った頃の野球が面白かったのも事実。
もっとも、それを続けるのがどれだけ大変か!?
イチロー自体、それを続けられたわけではなく、叩かれることも次第に多くなっていた。
ヤンキースでオープナーの後の2番手に登板したのはマー君こと田中将大(30歳、191㎝、99kg)で、3回で53球投げ、5安打2三振1四球2失点1自責点と失点を抑えながらも負けが付いて11勝9敗となったが、防御率は4.47から4.17へと好くなった。
ポストシーズンに向けて色々練習をしている!?
強い気持ちでまた活躍することを期待したい。
マー君や後を想定投げて魅せ
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは打たれることが増えた印象で、178回3分の1投げて13勝12敗で、奪三振数が194、防御率が4.74、WHIPが1.24と、準エースクラスとなった。
2018年シーズンは少し好くなり、156回投げて12勝6敗で、奪三振数が159、防御率が3.75、WHIPが1.13と少し改善された。
そして今シーズンここまでは182回投げて11勝9敗で、奪三振数が149、防御率が4.17、WHIPが1.24とまた落ちている。
アストロズの先発投手はサイ・ヤング賞候補の1人、100mph(100マイル毎時、約161km/h)投手の奪三振王、ゲリット・コール(29歳、193㎝、100kg)で、5回で92球投げ、4安打(1本塁打)10三振2四球1死球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて20勝5敗となり、防御率は2.52から2.50へと僅かに好くなった。
これで9試合連続の2桁奪三振の記録を作っている。
何でも33試合に先発し、その内21試合で2桁奪三振だったか?
凄い馬力である。
力魅せ勝ちを重ねるコールかな
力投し勝ちを重ねるコールかな
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは203回投げて12勝12敗で、奪三振数が196、防御率が4.26、WHIPが1.25とローテ中堅クラスであった。
2018年シーズンは進化を見せ、200回3分の1投げて15勝5敗で、奪三振数が276、防御率が2.88、WHIPが1.03と一流エースクラスとなった。
そして今シーズンここまでは更に進化を見せ、212回3分の1投げて20勝5敗で、奪三振数が326、防御率が2.50、WHIPが0.89とスーパーエースクラスになっている。
このゲリット・コールとアリーグのサイ・ヤング賞を激しく争うのが同僚のサイ・ヤング賞投手、ベテラン剛腕エースのジャスティン・バーランダー(36歳、196㎝、102㎏)で、今シーズンは223回投げて21勝6敗で、奪三振数が300、防御率が2.58、WHIPが0.80と凄い数字を叩き出している。
2人に上げたい、と言う意見が散見されるのも分からなくはない!?
サイヤング行方が更に混沌と
それからカージナルスがカブスと対戦し、9対0と完封勝ちしている。
カージナルスの先発投手はエースクラスの安定を見せる期待の若手、ジャック・フラーティ(23歳、193㎝、100kg)で、7回で69球投げ、2安打6三振1四球無失点の快投で勝ちが付いて11勝8敗となり、防御率は2.85から2.75へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャーデビューした2017年シーズンは21回3分の1投げて0勝2敗で、奪三振数が20、防御率が6.33、WHIPが1.55と片鱗を見せたぐらいであった。
2018年シーズンはブレークし、151回投げて8勝9敗で、奪三振数が182、防御率が3.34、WHIPが1.11と、勝ち星はともかく、内容的にエースクラスに好くなった。
そして今シーズンここまでは196回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が231、防御率が2.75、WHIPが0.97とスーパーエースクラスに進化している。
フラーティや有無を言わさず勝って魅せ
フラーティやビシッと抑え勝って魅せ