sanso114の日記

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今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の変動等・・・R6.6.5①

 先週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係ありそうな男女ゴルフツアーが開催された。

 

 男子ツアーに付いては既に触れたので、今回は女子ツアーに付いて見ておく。

 

 先ずは国内ツアーからであるが、5月31日(金)の7時30分頃から新潟県にある「ヨネックスカントリーゴルフ(6339ヤード、パー72)」において、国内女子ツアーの「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は9000万円、優勝賞金は1620万円となり、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っていた58名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なおライブ中継に付いてであるが、全国的に視られるテレビではBSテレ東で土日の午後に予定されていたが、最終日は悪天候の予報で早めに開始された所為で、どうやら録画放送に切り替わったようだ。

 

 またインターネットの動画配信サイト、U-NEXT、DAZNでは3日間に亘って確りと配信されていたので、此方で十分に楽しませて貰った。

 

        国内の女子のツアーはライブにて

        決勝までも楽しめたかも

 

 さて、単独首位を維持して見事6年振りにこのツアーにおいて優勝したのは世界ランキング347位でこのツアーの下部に当たるステップアップツアーにおいて通算1勝、このツアーにおいて通算1勝の実績を持ち、その凛とした容姿から黄金世代でも人気選手の高い新垣比菜(25歳、165㎝、56㎏)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこれでこのツアーにおいて通算2勝目となり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは246位まで上がっている。

 

        新垣比菜久方振りに勝ち切って

        今後活躍期待膨らみ

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング107位でステップアップツアーにおいて通算1勝、このツアーにおいて通算1勝の実績を持ち、はんなり系で人気の高い蛭田みな美(26歳、164㎝、57㎏)、世界ランキング126位でこのツアーにおいて通算1勝して黄金世代をリードするひとりの高橋彩華(サヤカ、25歳、162㎝、55㎏)、世界ランキング136位でこのツアーにおいて通算5勝の実績を持つアスリート系飛ばし屋の穴井詩(ララ、36歳、165㎝、58㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは蛭田みな美が102位まで上がり、高橋彩華が121位まで上がり、穴井詩が129位まで上がっている。

 

 それから、このツアーの下部に当たるステップアップツアーは残念ながらオープンウイークとなっていた。 

 

 次に海外のツアーに付いて見て行くと、5月30日(木)の19時45分頃から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ペンシルベニア州にある「ランカスター・カントリークラブ フリンコース(6629ヤード、パー70)」において米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は1200万ドル、優勝賞金は240万ドルとなったので、1ドルを約156円とすれば、それぞれ約18億7000万円、約3億7400万円であった。

 

 そして日本人選手は何と21名も出場しており、その中から14人が前半2日間に亘る予選ラウンドを通過出来たから、その内更に何人が上位争いまで見せてくれるのか? ついつい期待が膨らんだ。

 

        米国のメジャーに大挙日本人

        上位争い期待膨らみ

 

 それから全体では予選ラウンド終了時に59位タイまでに入っていた75名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のゴルフネットワーク、BS松竹東急で4日間に亘り放送されていたので、最後まで気軽に楽しむことが出来た。

 

 インターネットでは動画配信サイトのDAZNで4日間に亘って配信されていた。

 

 さて単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは世界ランキング30位で新世紀世代を代表し、2021年にこの大会で最年少優勝を果たした飛ばし屋の笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)で、トータル-4まで伸ばした。

 

 なおこれでこのツアーにおいて通算2勝目、更にこの大会でも2勝目となり、この大会2勝目としては最年少となって、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは6位まで上がっている。

 

        笹生優花一旦下がり逆転し

        力を魅せて此れから期待

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング192位で黄金世代をリードするひとり、2019年に全英女子オープンにおいて優勝した渋野日向子(25歳、167㎝、60㎏)で、トータル-1まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは61位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング36位のアリー・ユーイング(米国、31歳、168㎝)、世界ランキング49位のアンドレア・リー(米国、25歳、174㎝、64㎏)で、トータルイーブンと維持した。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはアリー・ユーイングが24位まで上がり、アンドレア・リーが33位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング245位のアルピチャヤ・ユボル(タイ、22歳)で、トータル+1と少し落とした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは95位まで上がっている。

 

 この大会では他の日本人選手も結構健闘していたので、以下、20位以内に入った選手に付いて見ておくと、世界ランキング25位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイを武器とする古江彩佳(24歳、153㎝、54㎏)はトータル+2で6位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは22位まで上がっている。

 

 世界ランキング45位でダイヤモンド世代を代表し、今年覚醒したように優勝を重ねる飛ばし屋の竹田麗央(リオ、21歳、166㎝、66㎏、平瀬真由美の姪)、世界ランキング51位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(26歳、158㎝、58㎏)は共にトータル+3で9位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは竹田麗央が40位まで上がり、小祝さくらが47位まで上がっている。

 

 世界ランキング23位で新世紀世代の国内組を代表する山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)はトータル+4で12位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは25位まで下がっている。

 

 世界ランキング46位の岩井千怜(21歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)はトータル+6で19位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは45位まで上がっている。

 

 また5月31日(金)の朝から京畿道(キョンギドウ)楊平郡(ヤンピョングン)にある「The Star Hue・カントリークラブ(予選ラウンド6787ヤード、決勝ラウンド6689ヤード、何れもパー72)」において韓国女子ツアー(KLPGAツアー)、「水協銀行MBNレディースオープン」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は10億ウォンとなり、1ウォンを約0.114円とすれば、これは約1億1400万円となって、普段の国内女子ツアーと同レベルとなっていた。

 

 このツアーは全体でも年々拡充されており、今年は全30試合で賞金総額が約320億ウォンとなり、これは約36億5000万円となる。

 

 なお今回のような賞金総額10億ウォン以上の試合が19試合もあるそうだ。

 

        韓国の女子のツアーも拡充し

        更に競り合い盛り上がるかも

 

 日本人選手は残念ながら出場していない。

 

 さて優勝したのは世界ランキング31位のイ・イェオン(韓国、21歳、163㎝)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは27位まで上がっている。

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング47位のファン・ユミン(21歳、163㎝)、世界ランキング159位のキム・ミンソン7(韓国、20歳、177㎝)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはファン・ユミンが42位まで上がり、キム・ミンソン7が137位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング80位のパク・ジュヨン(韓国、33歳、171㎝)、世界ランキング85位のスン・ユジン(24歳、168㎝)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはパク・ジュヨンが78位まで上がり、スン・ユジンが84位まで上がっている。

 

 また、5月31日(金)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のスウェーデンヘルシンボリにある「アレラム・ゴルフクラブ(6355ヤード、パー72)」において欧州女子ツアー、「ドーミー・オープン」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は30万ユーロとなっており、1ユーロを約169円とすれば、これは約5070万円であった。

 

 なお日本人選手としては世界ランキング629位で昨年はこのツアーを主戦場としていた識西(オニシ)諭里(ユリ、27歳、166㎝)、世界ランキング669位で長く米国女子ツアーを主戦場としていた上原彩子(40歳、158㎝、55㎏)が出場していたが、残念ながら予選落ちとなった。

 

 それに世界ランキング269位で日系のモモカ・コボリ(日本名は小堀桃花、ニュージーランド、25歳、158㎝)も出場して、無事予選通過を果たしていた。

 

 なお全体では初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に59位タイまでに入っていた67名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

        欧州の女子のツアーはスウェーデン

        複数が出て楽しめたかも

 

 さて首位タイとなり、プレーオフを1ホール目で制した結果、見事優勝したのは世界ランキング90位のペリーネ・デラクール(フランス、30歳、172㎝)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは76位まで上がっている。

 

 首位タイとなって、プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング752位でアマチュアのヘレン・ブリーム(ドイツ、18歳、194㎝)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは371位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング147位のニコル・ブロッホエストラップ(デンマーク、31歳)、世界ランキング327位のプラナビ・ウルス(インド、21歳、165㎝)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはニコル・ブロッホエストラップが131位まで上がり、プラナビ・ウルスが255位まで上がっている。

 

 そしてモモカ・コボリはトータル+3で64位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは283位まで下がっている。

 

 なお予選落した日本人選手2人に付いての世界ランキングは上原彩子が676位まで下がり、識西諭里が635位まで下がっている。

 

 それから、残念ながらオーストラリア女子ツアーはオフとなり、米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアー、欧州女子ツアーの下部に当たるLETアクセスシリーズはオープンウイークとなっている。

 

 次に今週のゴルフの世界ランキングにおける女子日本人選手の変動に付いて触れておく。

 

 先ず日本人の中で1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動  氏名     

   6位 ↑24 笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)

  19位 ↓ 1 畑岡奈紗(25歳、158㎝)

  22位 ↑ 3 古江彩佳(24歳、153㎝、54㎏)

  25位 ↓ 2 山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)

  40位 ↑ 5 竹田麗央(リオ、21歳、166㎝、66㎏)

  41位 ↓ 2 岩井明愛(アキエ、21歳、161㎝、59㎏)     

  45位 ↑ 1 岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏)        

  47位 ↑ 4 小祝さくら(26歳、158㎝、58㎏) 

  53位  ー   鈴木愛(アイ、30歳、155㎝)   

  54位 ↓ 2 西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)

  61位 ↑131  渋野日向子(25歳、167㎝、62㎏)

  70位 ↑ 2 西村優菜(23歳、150㎝未満 50㎏)

  72位 ↓ 2 櫻井心那(ココナ、20歳、166㎝、62㎏)    

  79位 ↓ 2 勝みなみ (25歳、157㎝、57㎏)   

  89位 ↓ 5 神谷そら(21歳、167㎝、60㎏、95期生)  

  97位 ↑ 1 桑木志帆(21歳、163㎝、57㎏) 

  98位 ↓ 2 吉田優利(24歳、158㎝、58㎏)         

  99位 ↓ 4 稲見萌寧(モネ、24歳、166㎝、58㎏)

 102位 ↑ 5 蛭田みな美(26歳、164㎝、57㎏)   

 107位 ↓ 7 菊地絵理香(35歳、157㎝、52㎏)

 

 先週は米国女子ツアーのメジャー大会が開催されたので、以上の元々世界ランキングが高い選手にもまあまあ大きな変動が見られたが、以下の選手にも結構大きな変動が出ていたようなので、取り敢えず続いて600位までの範囲で5位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 国内女子ツアーにおいて2位タイに入った黄金世代をリードするひとりの高橋彩華(サヤカ、25歳、162㎝、55㎏)は5位上がって121位に、国内女子ツアーにおいて2位タイに入ったアスリート系飛ばし屋の穴井詩(ララ、36歳、165㎝、58㎏)は7位上がって129位に、米国女子ツアーにおいて39位タイに入った黄金世代をリードするひとりの河本結(ユイ、25歳、163㎝、58㎏)は6位上がって174位に、国内女子ツアーにおいて優勝した黄金世代の新垣比菜(25歳、165㎝、56㎏)は101位上がって246位に、国内女子ツアーにおいて16位タイに入った飛ばし屋の葭葉ルミ(31歳、162㎝、60㎏)は8位上がって370位に、国内女子ツアーにおいて11位タイに入った狭間世代の石井理緒(24歳、165㎝)は17位上がって476位になっている。

 

 また国内女子ツアーにおいて28位タイに入った96期生の菅楓華(18歳、167㎝、60㎏)は22位上がって465位に、国内女子ツアーにおいて28位タイに入ったプラチナ世代の橋添穂(ミノリ、23歳、154㎝、51㎏)は10位上がって489位に、国内女子ツアーにおいて24位タイに入った竹内美雪(28歳、160㎝、58㎏)は11位上がって517位に、国内女子ツアーにおいて44位タイに入った95期生で新世紀世代の仲村果乃(22歳、162㎝、58㎏)は21位上がって525位に、国内女子ツアーにおいて44位タイに入った狭間世代の須江唯加(24歳、158㎝、57㎏)は12位上がって572位になっている。 

 

 以下でも大きく変動している選手が散見され、例えば国内女子ツアーにおいて5位タイに入った復帰後の復調が期待される宮里美香(34歳、160㎝)は319位上がって668位に、国内女子ツアーにおいて10位タイに入ったアマチュアの倉林紅(コウ、18歳、162㎝)は184位上がって729位になっている。