9月になった。
相変わらず台風が次々と誕生し、その影響もあるのか、彼方此方で天候が乱れがちである。
九州、沖縄方面で豪雨と強風に悩まされているかと思えば、北海道でも同様に荒れている。
先週開催されたゴルフツアーにもそれなりの影響が出ていたようである。
それでも、男女共に新鋭の活躍が目立ち、十二分に楽しませて貰った。
海外の方でも同様で、新鋭が頭角を現し始め、面白くなっていた。
もうひとつの楽しみである野球、それもメジャーリーグではエンゼルスが殆んど終戦状態で、もう暫らく前から秋風が吹いている。
二刀流の大谷翔平が投手として出られなくなり、それでも打者としては出ていたが、いよいよそれも怪しくなって来た。
右肘だけではなく、早くから症状が出ていた脇腹にも痛みが出て来て、欠場するようになった。
これはもう思い切って、来シーズンからの出直しかなあ。
仕方がない。
ここから暫らくはゴルフ、それに将棋辺りを楽しむとするか!?
いや、卓球もあったし、秋が深まる頃にはウインタースポーツも盛んになり始める。
ともかく、ひとつに集中すると、振るわない時の落ち込みが酷く、また叩きたくもなるものであるから、幅広く楽しむことにしよう。
それはまあともかく、今週のゴルフツアーは予定通り進行するのかなあ。
暫らく前まで熱帯低気圧であったのが、遂に台風13号になったと言うし、何だか怪しいね。
と言うわけで天気予報を確認してみると、今週の中盤は全国的に相当崩れそうで、西日本辺りは週末に向かって回復して行くような予報が出ている。
流石に最高気温は全体的に下がっており、私が住む奈良県でも35℃は切っているが、最低気温はまだ25℃以上ある日の方が多い。
これは今週も場所によっては心配だなあ。
ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。
たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。
そんな中、今週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
その中から今回は女子の世界ランキングの変動に関係しそうなゴルフツアーに付いて簡単に書き留めておく。
先ずは国内のツアーから見ておくと、9月7日(木)の7時10分頃から長崎県にある「パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(6755ヤード、パー72)」において国内女子ツアーのメジャー大会、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は2億円、優勝賞金は3600万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
このツアーでは、2021年6月の最終プロテストに合格した93期生、2021年11月の最終プロテストに合格した94期生に続いて、2022年11月の最終プロテストに合格した95期生も既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。
特に今回は世界ランキング50位で94期生を代表する選手へと成長を見せている飛ばし屋の櫻井心那(19歳、166㎝、62㎏)が地元長崎県出身で、先週に続いて優勝するかどうか注目されている。
それは先週の優勝がこのツアーにおいて通算3勝目で、10代ではこれまでで3人目の記録となり、もし今週も優勝出来れば新記録となるからである。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のスカイAによって4日間に亘りたっぷりと予定され、地上波のテレビ朝日系列で決勝ラウンド2日間の午後に予定されているので、最後まで視ることが出来そうだ。
それにインターネットの動画配信サイトDAZN、UーNEXTにおいては4日間に亘ってのんびりと楽しむことが出来る。
国内の女子のツアーは華やかで
新たな記録生まれるのかも
引き続き櫻井心那勝てるのか
注目されて流石なのかも
それから、このツアーの下部に当たるステップアップツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外のツアーに付いて見ておくと、9月7日(木)の朝から韓国において韓国女子ツアー、「KBファイナンシャルグループ・スターチャンピオンシップ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は12億ウォンとなっており、1ウォンを約0.110円とすれば、これは約1億3200万円となる。
このツアーも年々規模が拡大し、今春の情報では32大会で賞金総額が311億ウォンとなっていたから、この時点でも約34億2000万円と大きなものになっていたが、発表時より高額に変更されている大会が幾つかあったので、終了時には更に大きくなっているはずである。
ただ以前にも書いたように、このツアーの公式サイトはちょっと近寄り難いものに変更されたので、詳しいところは分からず、ここで置く。
また9月7日(木)の午後から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)のイングランドにある「ザ・メルボーン・クラブatブロケットホール(6099ヤード、パー72)」において欧州女子ツアーの下部に当たるLETアクセスシリーズ、「ローズ・レディース・オープン」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は7万ユーロとなっており、1ユーロを約158円とすれば、これは約1110万円となる。
日本人選手としては世界ランキング1055位の早川真帆(27歳、155㎝)が出場する予定である。
欧州の女子の下部には早川が
孤軍奮闘通過に期待
また、9月7日(木)の20時30分頃から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・オハイオ州シンシナティにある「ケンウッド・カントリークラブ・ケンデールコース(6515ヤード、パー72)」において米国女子ツアー、「クローガー。クイーンシティ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は200万ドルとなっており、1ドルを約147円とすれば、これは約2億9400万円となる。
日本人女子選手としては、世界ランキング18位で黄金世代を代表し、自他ともに日本のエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング23位で新世紀世代を代表し、2021年の全英女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング68位でプラチナ世代をリードするひとり、米国女子ツアーを主戦場として奮闘している西村優菜(23歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング世界ランキング69位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンで優勝した渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング75位で黄金世代をリードするひとり、ウエイトトレーニングによって飛ばし屋に変身した勝みなみ(25歳、157㎝、57㎏)、世界ランキング484位でこのツアーにおいて通算3勝している実力者で、リオ五輪では4位に入った野村敏京(ハルキョウ、30歳、165㎝、60㎏)が出場する予定である。
なおライブ中継であるが、WOWOWで4日間に亘って予定されている。
米国の女子のツアーに日本人
六人が出て期待膨らみ
また9月7日(木)の夜から時差-15時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-16時間)の米国・ユタ州にある「ソルジャーホロー・ゴルフクラブ(6418ヤード、パー72)」において、米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアー、「ブラック・デザート・リゾート選手権」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は37.5万ドルとなっており、これは約5510万円となる。
どうやら日本人選手の出場予定はないようである。
また、9月8日(金)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のオランダにある「ヒルバーサムスコーゴルフクラブ(6168ヤード、パー72)」において欧州女子ツアー、「ビッグ・グリーン・エッグ・オープン」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによれば賞金総額は30万ユーロとなっており、これは約4740万円となる。
日本人選手としては世界ランキング511位で孤軍奮闘している識西(オニシ)諭里(ユリ、26歳、166㎝)が出場する予定である。
それに世界ランキング284位で日系のモモカ・コボリ(小堀桃花、24歳、160㎝)も出場予定で、彼女の活躍も気になるところである。
欧州の女子のツアーに識西諭里
孤軍奮闘気になるのかも
なお、詳しい近況に付いてはアルバのサイトにある「ゆり’s ROAD」の読むことが出来、私も時々読ませて貰っているが、何だかDPワールドツアーを主戦場とする旅人、川村昌弘に似て来たようだなあ。
それからオーストラリア女子ツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
そして先週開催されたツアーの成績も影響して、今週の女子世界ランキングにはまあまあ大きな変動があったので、以下に簡単に書き留めておく。
先ず、日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
18位 ↓ 3 畑岡奈紗(24歳、158㎝)
21位 ↑ 1 古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)
23位 ー 笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)
24位 ↑ 1 山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)
46位 ↑ 1 岩井明愛(アキエ、21歳、161㎝、59㎏、93期生)
50位 ↑ 6 櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏、94期生)
53位 ↓ 1 岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏、93期生)
61位 ↓ 4 吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)
62位 ↓ 5 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)
64位 ↑ 1 小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)
68位 ↓ 2 西村優菜(23歳、150㎝未満 50㎏)
69位 ↓ 2 渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)
75位 ↓ 2 勝みなみ (25歳、157㎝、57㎏)
87位 ↓ 1 稲見萌寧(モネ、24歳、166㎝、58㎏)
88位 ↓ 5 上田桃子(37歳、161㎝、54㎏)
89位 ー 菅沼菜々(23歳、158㎝)
91位 ↓ 6 川﨑春花(20歳、158㎝、51㎏、94期生)
93位 ↑ 1 鈴木愛(29歳、155㎝)
103位 ↓ 2 川岸史果(フミカ、28歳、166㎝)
105位 ― 菊地絵理香(35歳、157㎝、52㎏)
次に、先週は以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、実際にまあまあの変動が見られたので、500位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて見ておく。
国内女子ツアーにおいて5位タイに入った、はんなり系で人気がある金澤志奈(28歳、164㎝、53㎏)は10位上がって247位に、国内女子ツアーにおいて5位タイに入った黄金世代の木下彩(24歳、159㎝、54㎏)は16位上がって302位に、国内女子ツアーにおいて8位タイに入ったアスリート系大型選手柏原明日架(27歳、171㎝、63㎏)は14位上がって329位に、国内女子ツアーにおいて5位タイに入った狭間世代の石井理緒(23歳、165㎝)は41位上がって343位に、国内女子ツアーにおいて16位タイに入った狭間世代の鶴岡果恋(24歳、166㎝、52㎏)は12位上がって351位になっている。
また、国内女子ツアーにおいて11位タイに入った若林舞衣子(35歳、165㎝、60㎏)は25位上がって383位に、国内女子ツアーにおいて13位タイに入った横峯さくら(37歳、155㎝、51㎏)は21位上がって389位に、ステップアップツアーにおいて単独2位に入った鬼頭さくら(28歳、162㎝、63㎏)は58位上がって427位に、国内女子ツアーにおいて29位タイに入った種子田香夏(28歳、158㎝、55㎏)は11位上がって457位に、国内女子ツアーにおいて21位タイに入った照山亜寿美(アスミ、29歳、161㎝)は10位上がって466位になっている。