７月に入った。
先週末は落雷を伴う豪雨が降り、もしかしたら梅雨明けかもと喜び掛けたが、直ぐに収まり、その後も愚図ついた天候が続いている。
私の住む奈良県でも気温が更に上がり、最高気温が３５℃、最低気温が２５℃に達するような日も出て来た。
道理で暑いはずだ。
先週まではまだ勿体無いかと思い、昼間でもエアコンを入れず、入れるのはどうにも耐えられなくなって来た午後、それも電気料金の安くなった夕方からであったが、今週に入ってからはそんなことも言っていられなくなった。
頭がボォーッとして来るので、今もエアコンを入れた部屋でこれを打っている。
それはまあともかく、こんな日にも元気を与えてくれるのが将棋の藤井聡太竜王名人とメジャーリーグの二刀流大谷翔平である。
時に負けることがあっても、連敗はせず、着実にタイトルを奪取し、防衛して行く藤井聡太竜王名人、ＷＢＣであれだけの感動を与えてくれた後も、時には疲れを滲ませ、振るわないことがあっても、ちょっとしたスパーンで観れば純分過ぎるぐらいの活躍を見せ続けている大谷翔平には感心せずにいられない！？
それ等とはまた違う、もう少し緩やかなことが多い感動ではあるが、私にとってはプロのゴルフツアーも大きな楽しみのひとつである。
さて今週の国内ツアーはどうだろう！？
果たして予定通りにすんなりと開催されるのかなあ。
天気予報に戻ってみると、どうやらまだ梅雨は明けていないようで、たとえば奈良県では今日も下り気味で、今週の後半から来週に掛けては崩れ、雷マークも出ている。
九州ではもう崩れているようだし、これはちょっと心配になって来た。
ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。
たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。
そんな中、今週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
男子ツアーの方は既に書き留めたので、今回はその中から女子の世界ランキングの変動に関係しそうなゴルフツアーを中心に簡単に書き留めておく。
先ずは国内のツアーから見ておくと、７月６日（木）の７時頃から北海道札幌市にある「真駒内カントリークラブ・空沼コース（６６１１ヤード、パー７２）」において国内女子ツアー、「ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ」が４日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は１億円、優勝賞金１８００万円で、初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に６０位タイまでに入っている選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めれる予定となっている。
このツアーでは２０２２年１１月の最終プロテストに合格した９５期生が活躍し、既に優勝もしているので、これからも大いに期待したい。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビでは決勝ラウンドがある土日の午後に地上波のテレビ東京系列、ＢＳテレビ東京で予定されている。
加えて何時通り今週もインターネットの動画配信サイト、ＤＡＺＮ、Ｕ－ＮＥＸＴにおいて４日間に亘ってたっぷりと予定されており、試合終了まで視ることが出来る。
国内の女子のツアーはテレビやら
ネット配信楽しめるかも
それから、このツアーの下部に当たるステップアップツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外のツアーに付いて見ておくと、７月４日（火）の午後から時差－７時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－８時間）のスウェーデンにある「アンプサラ・ゴルフクラブ（６３３５ヤード、パー７２）」において欧州女子ツアーの下部に当たるＬＥＴアクセスシリーズ、「キャピオ・オープン・トロフィー」が３日間の日程で開催され、従って既に昨日から始まっている。
公式サイトによると賞金総額は４万ユーロとなっており、１ユーロを約１５７．４円とすれば、これは約６３０万円となる。
日本人選手としては世界ランキング１２４７位で先週もスウェーデンにおいて開催されたこのツアーで２６位タイに入っていた早川真帆（２７歳、１５５㎝）が出場する予定なので、ここ暫らく普通に予選を通過するようになっているから、今週も先ずは予選通過から期待したい。
当然のように早川通過して
今週もまた期待するかも
また７月６日（木）の２３時頃から時差－１６時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－１７時間）の米国・カルフォルニア州にある「ペブルビーチ・ゴルフリンクス（６５０９ヤード、パー７２）」において米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン」が４日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は１０００万ドルで、１ドルを約１４４．６円とすれば、これは約１４億４６００万円となる。
日本人選手は何と２２名も出場する予定で、以下、出場順に書き留めておく。
世界ランキング１４８位で９４期生をリードするひとり、陸上競技で鍛えた強い体幹を持って飛ばし屋の佐藤心結（ミユ、１９歳、１６１㎝、５７kg）は２３時１１分頃からアウトスタート（第１ホールから）。
世界ランキング６８位で９４期生を代表し、国内女子ツアーで既に２勝している川﨑春花（２０歳、１５８㎝、５１㎏）は２３時４４分頃からインスタート（第１０ホールから）。
世界ランキング３４２位でスーパーアマチュアの馬場咲希（１８歳、１７６㎝、高３）は明けて０時１７分頃からアウトスタート。
世界ランキング２０位で黄金世代を代表し、自他共に認める日本のエースの畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）は０時３９分頃からインスタート。
世界ランキング２４位で新世紀世代をリードするひとり、２０２１年の全米女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花（２２歳、１６６㎝、６３㎏）は０時５０分頃からアウトスタート。
世界ランキング６４位でプラチナ世代をリードするひとり、コスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利（２３歳、１５８㎝、５８㎏）は１時１分頃からアウトスタート。
世界ランキング７３位で実力派ベテラン選手を代表し、海外ツアーでも強いところを見せて来た上田桃子（３７歳、１６１㎝、５４㎏）は１時１分頃からインスタート。
世界ランキング４３１位で黄金世代の木下彩(２４歳、１５９㎝、５４㎏)は１時１２分頃からアウトスタート。
世界ランキング４９７位でこのツアーで通算３勝し、リオ五輪では４位に入っていた野村敏京（ハルキョウ、３０歳、１６５㎝、６０㎏）も１時１２分頃からアウトスタート。
世界ランキング５９位でプラチナ世代をリードするひとり、今季からこのツアーに主戦場を移している西村優菜(２２歳、１５０㎝、５０㎏)は１時１２分頃からインスタート。
世界ランキング６５２位で長期に亘てこのツアーを主戦場として来た上原彩子（３９歳、１５８㎝、５５㎏）は４時５６分頃からアウトスタート。
世界ランキング１７０位の三ヶ島かな（２６歳、１６４㎝、５１㎏）は５時１８分頃からアウトスタート。
アマチュアでプラチナ世代の長野未折（２２歳、１６３㎝）は５時１８分頃からインスタート。
世界ランキング１４１４位でアマチュアの小宮千鶴（１７歳、１６９㎝）は５時２９分頃からアウトスタート。
世界ランキング２４４位の脇元華（２５歳、１７４㎝、６４㎏）は５時２９分頃からアウトスタート。
世界ランキング７０位で黄金世代をリードするひとり、確り鍛えて飛ばし屋となっている勝みなみ（２５歳、１５７㎝、５７㎏）は５時４０分頃からインスタート。
世界ランキング５５位で黄金世代をリードするひとり、２０１９年の全英女子オープンで優勝した渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）は５時５１分頃からインスタート。
世界ランキング１９位で新世紀世代を代表し、国内女子ツアーにおいて昨季は年間女王に輝き、今季も絶好調の山下美夢有（２１歳、１５０㎝、５２㎏）は６時２分頃からアウトスタート。世界ランキング１７位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りの古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）は６時１３分頃からアウトスタート。
世界ランキング４１位で９３期生を代表し、国内女子ツアーで既に４勝している岩井千怜（チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹）も６時１３分頃からアウトスタート。
世界ランキング５８位で新世紀世代をリードするひとり、昨季の終盤一気に調子を落としながらもじわじわ復調している感のある西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）は６時２４分頃からインスタート。
世界ランキング５０位で９３期生をリードするひとり、国内女子ツアーで今季念願の初優勝を果たし、その後も好調を維持している岩井明愛（アキエ、２１歳、１６１㎝、５９㎏）は６時３５分頃からインスタート。
ああしんど。
書いていても途中で気が遠くなるぐらい大勢出る予定なので、誰を応援するか、迷ってしまう！？
米国の女子のツアーは日本人
あまりに多く気が遠くなり
米国の女子のツアーは日本人
何人通過期待膨らみ
なおライブ中継であるが、全国的に観ることがテレビではＢＳ松竹東急、ＣＳ放送のゴルフネットワークで４日間に亘ってたっぷりと予定されている。
それにインターネットの動画配信サイトではＤＡＺＮで４日間に亘ってたっぷりと予定されている。
また７月７日（金）の朝から韓国において韓国女子ツアー、「ダユーウィニアＭＢＮレディースオープン」が３日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は１０億ウォンとなっており、１ウォンを約０．１１１円とすれば、これは約１億１１００万円となる。
このツアーは国内女子ツアーに次ぐぐらいの大きなツアーとなっており、今年は３２試合が予定され、賞金総額は３１１億ウォン、したがって約３４億５０００万円となっている。
コロナ禍の影響もあり、それまでは海外の彼方此方に出て活躍していた選手がこのツアーで活躍していることも多いようである。
その所為もあってか、このツアーで活躍した選手の世界ランキングの変動が国内女子ツアーより大きい気がする。
韓国の女子のツアーは成長し
ランク変動大きいのかも
ただ、このツアーに付いての詳しい最新記事は見当たらず、公式サイトの表現形式が変更されたから詳しいことを読み取れなくなったので、ここで置く。
なお、オーストラリア女子ツアー、欧州女子ツアー、米国女子ツアーの下部に当たるエプソン・ツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
それから、今週の女子世界ランキングにはまあまあ大きな変動があったので、以下に簡単に書き留めておく。
先ず、日本人選手の中で世界ランキングが１～２０番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
１７位 ↑ １ 古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）
１９位 ー 山下美夢有（２１歳、１５０㎝、５２㎏）
２０位 ー 畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）
２４位 ー 笹生優花（２２歳、１６６㎝、６３㎏）
４１位 ↓ １ 岩井千怜（チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、９３期生）
５０位 ↑ ５ 岩井明愛（アキエ、２０歳、１６１㎝、５９㎏、９３期生）
５５位 ↓ １ 渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）
５８位 ー 西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）
５９位 ー 西村優菜（２２歳、１５０㎝未満 ５０㎏）
６４位 ↑ １ 吉田優利（２３歳、１５８㎝、５８㎏）
６８位 ↓ ４ 川﨑春花（２０歳、１５８㎝、５１㎏、９４期生）
６９位 ↓ １ 稲見萌寧（モネ、２３歳、１６６㎝、５８㎏）
７０位 ↓ １ 勝みなみ （２５歳、１５７㎝、５７㎏）
７３位 ↑ １ 上田桃子（３７歳、１６１㎝、５４㎏）
７８位 ↑２６ 櫻井心那（ココナ、１９歳、１６６㎝、６２㎏、９４期生）
８８位 ↓ ３ 小祝さくら（２５歳、１５８㎝、５８㎏）
９７位 ー 菅沼菜々（２３歳、１５８㎝）
１０２位 ↓ １ 藤田さいき（３７歳、１６８㎝、６８㎏）
１０４位 ↓ １ 川岸史果（フミカ、２８歳、１６６㎝
１０７位 ↓ ２ 穴井詩（ララ、３５歳、１６５㎝、５８㎏）
次に、先週は以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、実際にまあまあの変動が見られたので、８００位までの範囲で２０位以上上がった選手に付いて見ておく。
国内女子ツアーにおいてプレーオフで負けた結果、単独２位となった９３期生で大学生プロの桑木志帆（２０歳、１６４㎝、５７㎏）は３９位上がって１４２位に、国内女子ツアーにおいて７位タイに入った濱田茉優(マユ、２７歳、１６６㎝、６２㎏)は３５位上がって３５２位に、国内女子ツアーにおいて優勝争いに加わり、単独４位に入った宮田成華（ナルハ、２５歳、１６５㎝、５７㎏）は１０５位上がって３７８位に、国内女子ツアーにおいて１１位タイに入った藤本麻子（３３歳、１６５㎝、５９㎏）は３１位上がって４３２位に、国内女子ツアーにおいて３１位タイに入った吉田弓美子（３６歳、１６４㎝、６５㎏）は２３位上がって５４６位になっている。
また、国内女子ツアーにおいて１６位タイに入った下川めぐみ（４０歳、１６０㎝、５６㎏）は５８位上がって５４９位に、欧州女子ツアーにおいて３２位タイに入った識西（オニシ）諭里（ユリ、２６歳、１６６㎝）は２６位上がって６５３位に、国内女子ツアーにおいて１６位タイに入った服部真夕（３５歳、１６６㎝、５７㎏）は１２０位上がって７１０位に、国内女子ツアーにおいて２４位タイに入った狭間世代で９５期生の千葉華(２４歳、１５５㎝、６０㎏)は１０６位上がって７２６位に、国内女子ツアーにおいて４７位タイに入った９５期生の池谷瑠菜（１９歳、１５６㎝、６０㎏）は３３位上がって７４８位になっている。
