3月も中旬となって暖かい日が増え、連日目や鼻の痒さに悩まされている。
花粉が益々元気に飛び回っているわけであるが、それでも彼方此方で色んな花が開き、目を楽しませてくれる。
私が住む奈良県では最高気温が20℃を超える日も増えて来た。
それでも最低気温が5℃を割り込む日がある等、全般的に朝夕の気温差が大きい。
こんなときは体調を崩し易いから、気を付けなくっちゃ。
そうこう言っている内に、国内女子ツアーは既に開催されているが、国内男子ツアーの方はもう暫らく開催されない。
ただ、世界はもっと広いから、当然色々な場所がある。
北半球で我が国と季節が同じ国であっても、十分に暖かいところがあるし、南半球では季節が逆になっているから、今は夏である。
そんなわけで開催されているゴルフツアーが増えて来て、先週気に止まった世界ランキングに関係しそうな女子のゴルフツアーが2つあった。
上記の2つ以外にオーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)として2つの小さ目の大会が開催されたが、どうやら世界ランキングの変動には関係なさそうなので、簡単に触れておく。
先ずは3月7日(火)の朝から時差+2時間(サマータイム中。それ以外では+1時間)のオーストラリア・ニューサウスウェールズ州にあるモス・ベール・ゴルフ・クラブにおいてALPGツアー、「モス・ベール女子クラシック・プロアマ」が1日競技として開催された。
公式サイトによると、賞金総額は17664ドル、優勝賞金は3000ドルで、オーストラリアドルを約90円とすればそれぞれ、約159万円、約27万円であった。
また3月9日(木)の朝から同じくオーストラリア・ニューサウスウェールズ州にワガワガ・カントリー・クラブにおいてALPGツアー、」「ワガワガ女子プロアマ」が2日間の日程で開催された。
公式サイトによれば賞金総額は45000ドル、優勝賞金は7500ドルとなっているので、それぞれ約405万円、約67.5万円であった。
何れにも日本人選手はエントリーしていなかったので、これで置く。
また、3月8日(水)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「スティーンバーグ・ゴルフ・クラブ(6343ヤード、パー73)」において欧州女子ツアー、「南アフリカ女子オープン」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると、賞金総額は32万ユーロ、優勝賞金は4.8万ユーロであったから、1ユーロを約144.6円とすれば、それぞれ約4627万円、約694万円となった。
なお、日本人選手はエントリーしていないが、世界ランキング219位で日系のモモカ・コボリ(小堀桃花、23歳、160㎝)が出場していた。
優勝したのは世界ランキング18位で2019年の全英女子オープンにおける渋野日向子との競り合いから我が国でも知られるようになったアシュリー・ブハイ(南アフリカ、33歳、165㎝)で、トータル-22まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは16位まで上がっている。
アシュリーや早二日目で首位に立ち
そのまま勝って強さ魅すかも
単独2位に入ったのは世界ランキング113位のアナ・ペレイズ・トレビノ(スペイン、24歳)で、トータル-18まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは94位まで上がっている。
単独3位に入ったのは世界ランキング108位で天才少女? にキアラ・ノジャ(ドイツ、16歳、183㎝)で、トータル-17まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは95位まで上がっている。
単独4位に入ったのは世界ランキング223位のマグダ・オシマメイカー(アルゼンチン、26歳、173㎝)で、トータル-15まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは200位まで上がっている。
単独5位に入ったのは世界ランキング1183位のケリー・テルファー(南アフリカ、24歳)で、トータル-11まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは570位まで上がっている。
そしてモモカ・コボリであるが、予選ラウンド終了時にトータル+1と少し落として62位タイとなり、残念ながらぎりぎりでCUTの憂き目に遭っている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは221位まで下がっている。
また、3月9日(木)の8時頃から高知県にある「土佐カントリークラブ(6228ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円であり、前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に45位タイまでに入っていた53名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
今年度の国内女子ツアーは38試合予定され、賞金総額は44億9000万円と、米国女子ツアーに次ぐ大きな規模となっている。
それからライブ中継に付いて全国的に視られるものとしては、テレビではCS放送のゴルフネットワークによって土曜日、日曜日の午前中に数時間ずつ放送されただけであるが、インターネットの動画配信サイトでは昨年同様DAZN、UーNEXTにより4日間に亘ってたっぷりと配信された。
国内の女子のツアーが連続し
日常的に楽しめたかも
プレーオフを制して見事ツアー初優勝を決めたのは世界ランキング332位で黄金世代の吉本ひかる(24歳、152㎝、53㎏)で、トータル-19まで伸ばした。
なおこれが黄金世代では12人目の優勝だそうで、この試合の結果、世界ランキングは189位まで上がっている。
吉本ややっと優勝決められて
新たな地平見えて来るかも
プレーオフの結果、単独2位となったのは世界ランキング194位で実力派若手選手のひとり、ささきしょうこ(26歳、170㎝、65㎏)で、トータル-19まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは155位まで上がっている。
3位タイに入ったのは世界ランキング23位でプラチナ世代を代表し、主戦場を米国女子ツアーに移してからも安定したプレイを見せている古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング75位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)で、トータル-16まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは古江彩佳が21位まで上がり、小祝さくらが72位まで上がっている。
単独5位に入ったのは世界ランキング168位で元祖ギャルファーと呼ばれた金田久美子(33歳、166㎝、51㎏)で、トータル-15まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは157位まで上がっている。
それから、米国女子ツアーは中止となり、その下部ツアー、欧州女子ツアーの下部ツアーはオープンウイークで、韓国女子ツアー、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーはまだシーズンオフとなっていた。
次に女子世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動を挙げておく。
順位 変動 氏名
10位 ー 畑岡奈紗(24歳、158㎝)
21位 ↑ 2 古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)
27位 ー 山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)
33位 ー 笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)
34位 ー 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)
38位 ー 稲見萌寧(23歳、166㎝、58kg)
40位 ー 渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)
43位 ↑ 2 西村優菜(22歳、150㎝弱 50㎏)
47位 ↑ 1 川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏、94期生)
54位 ↑ 4 勝みなみ (24歳、157㎝)
66位 ー 上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)
68位 ↑ 1 吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)
72位 ↑ 3 小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)
83位 ↑ 3 岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、93期生)
87位 ー 藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)
89位 ー 菅沼菜々(23歳、158㎝)
93位 ー 堀琴音(26歳、165㎝、56kg)
102位 ↓ 2 高橋彩華(24歳、162㎝、55㎏)
103位 ー 菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)
110位 ↑ 5 岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、93期生)
先週は開催された女子のツアーがあまりなかったが、それでも以下で日本人選手の活躍がまあまあ見られ、世界ランキングの変動に結構大きな変化が見られたので、800位までの範囲で15位以上上がった選手を挙げておく。
94期生で飛ばし屋の竹田麗央(リオ、19歳、166㎝、68㎏)は18位上がって137位に、実力派若手選手のひとり、ささきしょうこ(26歳、170㎝、65㎏)は39位上がって155位に、93期生でプラチナ世代の阿部未悠(ミユウ、22歳、155㎝)は15位上がって180位に、遂に初優勝を成し遂げた黄金世代の吉本ひかる(24歳、152㎝、53㎏)は143位上がって189位に、実力派中堅選手のひとりで飛ばし屋の川岸史果(28歳、166㎝)は15位上がって207位に、93期生でプラチナ世代の浜崎未来(ミライ、22歳、162㎝、58㎏)は24位上がって278位になっている。
また、94期生で狭間世代の泉田琴菜(23歳、160㎝、62㎏)は25位上がって309位に、94期生で癒し系の宮澤美咲(20歳、160㎝、60㎏)は21位上がって382位に、鈴木麻綾(28歳、159㎝)は20位上がって464位に、93期生で狭間世代の薮田梨花(23歳、155㎝、60㎏)は28位上がって563位に、95期生で新世紀世代の飛ばし屋、荒川怜郁(レイカ、21歳、169㎝、63㎏)は63位上がって640位に、93期生でプラチナ世代の奥山友梨(22歳、154㎝)は138位上がって779位になっている。
それから今週は国内女子ツアー、その下部に当たるステップアップツアー、米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアー、欧州女子ツアーの開催が予定されており、また米国女子ツアー、欧州女子ツアーの下部ツアー、オーストラリア女子ツアーはオープンウイークで、韓国女子ツアーはまだシーズンオフとなっている。