sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

CAT Ladies2023(国内女子ツアー)最終日、蛭田みな美おめでとう! ・・・R5.8.21①

 8月18日(金)の朝から神奈川県にある「大箱根カントリークラブ(6628ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「CAT Ladies 2023」が3日間の日程で開催され、その最終日が昨日、感動的に終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は6000万円、優勝賞金は1080万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に43位タイまでに入っていた50名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 このツアーでは、2021年6月の最終プロテストに合格した93期生、2021年11月の最終プロテストに合格した94期生に続いて、2022年11月の最終プロテストに合格した95期生も既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。

 

 先週は海外メジャーの「全英女子オープン」に参戦していた有力選手が、今週は大挙戻って来て、その内かなりの人数が出場しているので、またフィールドが厚くなり、緊張感が増して、面白くなっていた。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のゴルフネットワークで土曜日・日曜日の午前、BSフジで土曜日・日曜日の午後に放送されていた。

 

 インターネットの動画配信サイトDAZN、UーNEXTにおいては3日間に亘ってのんびりと楽しむことが出来た。

 

        国内の女子のツアーはメジャーから

        大挙復帰し楽しめたかも

 

 さて首位タイに入り、プレーオフを1ホール目で制して念願のこのツアーにおける初優勝を果たしたのは世界ランキング278位で今シーズンは全体的に好調を維持し、このツアーにおける初優勝が待たれた蛭田みな美(26歳、164㎝、57㎏)で、最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-13まで伸ばし、結果として首位を維持したことになった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)の最終組で回り、トータル-10からスタートして、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第9ホールでもバーディーを決めたので、結局3打伸ばし、この時点で単独トップのトータル-13として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って第10ホールはパーで凌いだので、同じ組で回っていた西郷真央に追い着かれたが、第11ホールでバーディーを決めたので、トータル-14まで伸ばして再び西郷真央を引き離し、続く3ホールをパーで凌ぎ、この間に西郷真央はボギーを叩いたので2打差となり、第15ホールでボギーを叩いたが、空かさず第16ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 第17ホールをパーで凌いだので、この時バーディーを決めてトータル-13まで伸ばした西郷真央に1打差に迫られ、第18ホールでボギーを叩いたので、結局トータル-13に落として首位タイでホールアウトしている。

 

 ただ、アプローチショットがぶれず、また長らく悩まされて来たパットイップスも克服されて、感動の初勝利に繋がった!?

 

        蛭田みな美最後崩れてプレーオフ

        其処で踏ん張り初勝利かも

 

        蛭田みな美自信を付けて初勝利

        

        蛭田みな美プレーオフ勝ち力魅せ

 

 首位タイに入って、プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング64位で新世紀世代をリードするひとり、先週は海外ツアーのメジャー大会、「全英女子オープン」に出場して36位タイに入った西郷(せご)どんこと西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)で、最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-13と伸ばし、結果として1位下がったことになった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートでトータル-10からスタートして、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4、5ホールと連続でバーディーを決め、この時点でトータル-12まで伸ばして単独首位に立ち、1つ空いて第7ホールでもバーディーを決めてトータル-13まで伸ばしたが、第8ホールでボギーを叩き、この時点でトータル-12に落として、一緒に回っている蛭田みな美と並んだ。

 

 そして第9ホールをパーで凌ぎ、トータル-12のまま前半を終えたので、このホールでバーディーを決めた蛭田みな美に1打差を付けられて後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからはいきなり第10ホールでバーディーを決めてトータル-13まで伸ばしたので蛭田みな美に追い着き、続く第11ホールをパーで凌いだので、このホールでバーディーを決めた蛭田みな美に1打差を付けられ、1続く第12ホールでボギーを叩いたので、トータル-12まで落として2打差が付いた。

 

 続く4ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでバーディーを決めてトータル-13まで伸ばし、この時点で蛭田みな美との差が1打差となり、続く第18ホールをパーで凌いでトータル-13のままホールアウトして、蛭田みな美のプレイ振りから、てっきり単独2位にままかと思われたが、蛭田みな美がバーディーパット、パーパットと決め切れず、ボギーを叩いたので、結局共に首位タイとなり、プレーオフに突入した。

 

 プレーオフに負けた結果、単独2位となりはしたが、全英女子オープンから戻って直ぐにこのプレイ振りは流石ではないか!?

 

 何かが吹っ切れ、自信が戻って来たのか、今後の活躍に期待したい。

 

        西郷真央伸ばしながらもプレーオフ

        上手く行かずに二位となるかも

 

        西郷真央全英帰り二位となり

        自信を見せて今後に期待

 

        西郷真央二位に入って強さ魅せ

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング125位で93期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる大学生プロの桑木志帆(20歳、164㎝)は最終日5バーディーの-5、トータル-12と大きく伸ばして6位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-7からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-10と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-12と順調に伸ばしている。

 

 アウトスタートの最終組から3つ前で回っていたから、好い感じに伸ばし、優勝争いにも加わっていた。

 

        桑木志帆大きく伸ばし上げて魅せ

 

        桑木志帆最後は上げて力魅せ

 

        桑木志帆三位に入り力魅せ

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング271位で調子を上げつつある、初優勝が待たれる93期生の内田ことこ(20歳、159㎝、55㎏)、世界ランキング141位で94期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる飛ばし屋の竹田麗央(リオ、20歳、166㎝、68㎏、平瀬真由美プロの姪)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 内田ことこは最終日8バーディー、2ボギーの-6と大きく伸ばして17位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-5からスタートして、前半ではいきなり5バーディー、1ボギーの-4、トータル-9と確り伸ばし、後半に入っても3バーディー、1ボギーの-2、トータル-11と順調に伸ばした。

 

 最終組から大分離れて回っていたので、この選手も優勝争いに加わっていた。

 

        内田ことこ大きく伸ばし上げて魅せ

 

        内田ことこ連日伸ばし力魅せ

 

        内田ことこ四位に入り力魅せ

 

 竹田麗央は最終日4バーディー、1ボギーの-3と伸ばして4位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-8からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-11と維持した。

 

 最終組から1つ前の組で回っていたので、この選手も優勝争いに加わっていた。

 

        竹田麗央確り伸ばし四位維持

 

        竹田麗央首位争いで力魅せ

 

        竹田麗央四位に入り力魅せ  

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング52位で93期生を代表し、昨シーズンはステップアップツアーにおいて逸早く優勝し、このツアーでも2勝して、今シーズンも既にこのツアーで2勝している岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は最終日-4、トータル-10と伸ばし、9位上げて6位タイに入った。

 

        岩井千怜確り伸ばし上げて魅せ

 

        岩井千怜下がっても上げ強さ魅せ

 

        岩井千怜六位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング106位で実力派中堅選手をリードするひとり、今シーズンは調子を上げてこのツアーにおいて久々の2勝目を上げた飛ばし屋の川岸史果(フミカ、28歳、166㎝)は最終日-2、トータル-10と伸ばしながらも、2位下がって6位タイとなった。

 

        川岸や伸ばしながらも二位下がり

 

        川岸や伸ばし足りずに二位下がり

 

        川岸や六位に入り力魅せ

 

 世界ランキング56位で94期生を代表し、昨シーズンはこのツアーの下部に当たるステップアップツアーにおいて新記録となる5勝をして賞金女王に輝き、今シーズンはこのツアーで既に2勝している飛ばし屋の櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏)は最終日イーブン、トータル-9と伸ばせず、5位下がって8位タイとなった。

 

 それでも、国内女子ツアーで優勝した後、国内女子ツアー、全英女子オープンと出場し、共に予選ラウンドを通過してフルで戦った後、このツアーでベストテンに入ったのは流石ではないか!?

 

        櫻井や洋行帰り直ぐに出て

        ベストテンとは流石なのかも

 

 世界ランキング89位で狭間世代をリードするひとり、先週はこのツアーにおいて念願の初優勝を成し遂げたナチュラルアイドル系の菅沼菜々(23歳、158㎝)は最終日-2、トータル-8と伸ばし、4位上げて11位タイに入った。

 

        菅沼菜々じわりと伸ばし上げて魅せ

 

        菅沼菜々下がっても上げ強さ魅せ

 

        菅沼菜々上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング88位で実力派ベテラン選手を代表し、このツアーのメジャー大会における初優勝が待たれる上田桃子(37歳、161㎝、54㎏)は最終日-4、トータル-6と伸ばし、25位も上げて18位タイに入った。

 

        上田桃子確り伸ばし上げて魅せ

 

        上田桃子連日上げて強さ魅せ

 

        上田桃子上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング116位で93期生をリードするひとり、最終プロテストにはトップで合格して、このツアーにおける初優勝が待たれる佐久間朱莉(20歳、155㎝)は最終日-3、トータル-6と伸ばし、18位上げて18位タイに入った。

 

        佐久間朱莉確り伸ばし上げて魅せ

 

        佐久間朱莉連日上げて力魅せ

 

        佐久間朱莉上位に入り力魅せ

 

 世界ランキング67位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれてこのツアーにおいて既に9勝している小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング110位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、今シーズンは調子を上げてこのツアーにおいて4勝目、5勝目を上げた飛ばし屋の穴井詩(ララ、35歳、165㎝、58㎏)は共に最終日イーブン、トータル-6と伸ばせず、3位下がって18位タイとなった。

 

 世界ランキング70位で黄金世代をリードするひとり、主戦場を米国女子ツアーに移しているウエイトトレーニングによって飛ばし屋に変身した勝みなみ(25歳、157㎝、57㎏)は最終日+2、トータル-6と落とし、14位下がって18位タイとなった。

 

 世界ランキング114位で95期生を代表し最終プロテストにはトップで合格して、このツアーにおいて既に1勝して先々週は優勝争いをして単独2位に入った神谷そら(20歳、167㎝、60㎏)は最終日-2、トータル-5と伸ばし、5位上げて31位タイに入った。

 

        神谷そらじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        神谷そら連日上げて力魅せ

 

        神谷そら中位に入り意地を魅せ

   

 世界ランキング82位で狭間世代を代表し、このツアーにおいて既に12勝しており、東京五輪では銀メダルに輝いた稲見萌寧(モネ、24歳、166㎝、58㎏)は最終日-2、トータル-4と伸ばし、10位上げて33位タイに入った。

 

        稲見萌寧じわりと伸ばし上げて魅せ

 

        稲見萌寧連日上げて強さ魅せ

 

        稲見萌寧中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング111位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛ばし屋の藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)は最終日+3、トータル-3と落とし24位も下がって39位タイとなった。

 

 ホールアウト後、最終組が終わるまで待ち、更に蛭田みな美が優勝を決めるまで待って、祝福している様子が印象的であった。

 

 特に第18ホールで蛭田みな美が多少もたつき、何とかパーを決めてプレーオフに持ち込む過程での感情の揺れが身体の揺れにも出て、感動的であった。

 

        藤田さいき蛭田みな美を待ち受けて

        感涙溢れ熱くなるかも

 

 世界ランキング145位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、イ・ミニョン(韓国、31歳、168㎝、73㎏)は最終日+3、トータル-2と落とし、22位も下がって43位タイとなった。

 

 そして世界ランキング148位で実力派若手選手をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる野澤真央(26歳、168㎝、58㎏)は最終日+4、トータル-1と落とし、24位も下がって45位タイとなった。

 

 それから、世界ランキング22位で新世紀世代の国内組を代表し、昨シーズンの後半から調子を上げてこのツアーの女王に輝いて、今シーズンは海外メジャーにも積極的に参戦して一定の成果を出し始めていた山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)は流石に疲れが出て来たか、最終日が始まる前に棄権していた。

 

     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

 

 同時期に北アイルランドにおいて開催されていた欧州女子ツアー、米国女子ツアー、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)が共催する男女混合ツアーには、日本人選手が男女3名ずつ、計6名出場していたが、女子では初日から2日間に亘る予選ラウンドを通過出来たのは、世界ランキング63位でプラチナ世代をリードするひとり、今シーズンから米国女子ツアーに主戦場を移している西村優菜(23歳、150㎝、50㎏)だけであった。

 

 ただ、第3日目終了時に1打足らず、39位タイとなって、残念ながらセカンドカットの憂き目に遭っている。

 

 彼女も山下美夢有と同様に小柄ながら、遠距離、時差にもめげず移動を繰り返しての連戦で、それなりの成果を出しているから、流石ではないか!?

 

        西村優菜遠距離移動繰り返し

        時差にも耐えて成果出すかも