７月１３日（木）の１９時４５分頃から時差－１３時間（現在サマータイム中。それ以外では－１４時間）の米国・ケンタッキー州にある「キーントランス・ゴルフクラブ・チャンピオンコース（７３２８ヤード、パー７１２」において、米国男子ツアー、「バーバゾル選手権」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
既に第３日目、すなわち決勝ラウンド初日が進行中で、今のところ予選を通過した日本人選手も調子好く伸ばし始めているが、ここでは第２日目の様子に付いて触れておく。
公式サイトによると賞金総額は３８０万ドル、昨年実績の優勝賞金は６６．６万ドルとなっており、１ドルを約１３８円とすれば、これはそれぞれ約５億２４００万円、約９１９０万円となる。
日本人選手としては世界ランキング１６２位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦して一定の成果も出し続けている久常涼（２０歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング３２４位でこのツアーのシード権を長期に亘って保持し、旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘（３０歳、１７２㎝、７２㎏）、世界ランキング３３７位でかつては持っていたこのツアーのシード権の復活を目指している小平智（３３歳、１７２㎝、７０㎏）、世界ランキング３７８８位（今週の最下位群）の今田竜二（４６歳、１７３㎝、６８㎏）が出場している。
川村昌弘に付いては旅とゴルフを中心に綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Ｖｏｌ.１７１ 米国編」に更新されていた。
イングランドからデンマーク、そして米国へと９３００㎞ほどの長距離移動を経て久し振りの米国内でのプレイとなるそうな。
小平智、今田竜二等とは古くからの交流があるようで、暫らく米国での活動となると言う。
米国の男子ツアーも日本人
複数が出て期待膨らみ
旅人の米国の旅久々で
新たな風を期待するかも
なお、ライブ中継に付いては、全国的に視ることが出来るテレビではＣＳ放送のゴルフネットワークで４日間に亘ってたっぷりと予定されており、決勝ラウンドの２日間に亘ってＢＳＪａｐａｎｅｘｔが加わる予定になっている。
更にインターネットの動画配信サイトＵ－ＮＥＸＴでも４日間に亘ってたっぷりと予定されている。
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング１１２位でこのところ２試合続けてベスト１０に入っているルーカス・グローバー（米国、４３歳、１８８㎝、８８㎏）で、２日目５バーディー、１ボギーの－４、トータル－１３と伸ばしている。
２日目はインスタート(第１０ホールから)でトータル－９からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－１１と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１３と順調に伸ばした。
グローバー確り伸ばし首位を維持
グローバー首位を維持して強さ魅せ
グローバー首位で通過し強さ魅せ
２位タイに付けているのは世界ランキング２６２位のアダム・ロング（米国、３５歳、１７８㎝、７３㎏）、世界ランキング２８６位のビンセント・ノーマン（スウェーデン、２５歳、１８５㎝、８２㎏）、世界ランキング４４３位のダニエル・ブラウン（イングランド、２８歳）で、トータル－１１まで伸ばしている。
アダム・ロングは２日目７バーディー、２ボギーの－５と大きく伸ばして６位上げて来た。
２日目はインスタートでトータル－６からスタートして、前半では３バーディー、２ボギーの－１、トータル－７と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して４バーディーの－４、トータル－１１と確り伸ばしている。
アダムロング大きく伸ばし上げて魅せ
アダムロング後半加速力魅せ
アダムロング二位で通過し力魅せ
ビンセント・ノーマンも２日目７バーディー、２ボギーの－５と大きく伸ばして６位上げて来た。
２日目はインスタートでトータル－６からスタートして、前半では３バーディー、２ボギーの－１、トータル－７と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して４バーディーの－４、トータル－１１と確り伸ばしている。
ノーマンや大きく伸ばし上げて魅せ
ノーマンや後半加速力魅せ
ノーマンや二位で通過し力魅せ
ダニエル・ブラウンは２日目６バーディー、２ボギーの－４と伸ばして２位上げて来た。
２日目はインスタートで、トータル－７からスタートして、前半では４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１０と伸ばし、後半に入ってからも、２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１１と少し伸ばした。
ブラウンや確り伸ばし上げて魅せ
ブラウンやスタートダッシュ二位に上げ
ブラウンや二位で通過し力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング４０７位のライアン・ムーア（米国、４０歳、１７５㎝、７７㎏）は２日目－２、トータル－１０と伸ばしながらも、３位下がって５位タイとなっている。
ライアンや伸ばしながらも三位下げ
ライアンや伸ばし足りずに三位下げ
五位通過力を魅せるムーアかな
世界ランキング１１３位のテイラー・ペンリス（カナダ、３２歳、１８８㎝、９３㎏）は２日目－６、トータル－９と大きく伸ばし、２９位も上げて９位タイに付けて来た。
ペンリスや大きく伸ばし上げて魅せ
ペンリスや大きく上げて強さ魅せ
ペンリスや九位で通過強さ魅せ
世界ランキング３８７位のライアン・アーマー（米国、４７歳、１７５㎝、７７㎏）は２日目－１、トータル－９と伸ばしながらも、７位下がって９位タイとなっている。
アーマーや伸ばしながらも七位下げ
アーマーや伸ばし足りずに七位下げ
アーマーや九位で通過力魅せ
世界ランキング１６５位のＭ.Ｊ.ダフィー（南アフリカ、３４歳、１８８㎝、９５㎏）は２日目－６、トータル－８と大きく伸ばし、４５位も上げて１４位タイに付けて来た。
ＭＪや大きく伸ばし上げて魅せ
大きく上げて強さ魅すダフィーかな
力魅せ上位で通過ダフィーかな
世界ランキング１９７位のアクシャイ・バティア（米国、２１歳、１８５㎝、５９㎏）は２日目－４、トータル－８と伸ばし、１０位上げて１４位タイに付けて来た。
アクシャイや確り伸ばし上げて魅せ
確りと上げ力魅すバティアかな
力魅せ上位で通過バティアかな
世界ランキング１７６位のチャド・レイミー（米国、３０歳、１８３㎝、８６㎏）は２日目－３、トータル－８と伸ばし、１位上げて１４位タイに付けて来た。
チャドレイミー確り伸ばし上げて魅せ
チャドレイミー上位から上げ力魅せ
チャドレイミー上位で通過力魅せ
世界ランキング１７９位のジャスティン・ローアー（米国、３４歳、１７８㎝、７９㎏）は２日目－６、トータル－６と大きく伸ばし、６９位も上げて３０位タイに付けて来た。
ローアーや沖く伸ばし上げて魅せ
ローアーや大きく上げて力魅せ
ローアーや中位で通過意地を魅せ
そして川村昌弘は２日目１イーグル、５バーディー、１ボギー、１トリプルボギーの－３、トータル－６と伸ばし、８位上げて３０位タイに付けて来た。
２日目はインスタートで、トータル－３からスタートして、前半では２バーディー、１トリプルボギーの＋１、トータル－２と少し落とし、後半に入ってからは加速して、１イーグル、３バーディー、１ボギーの－４、トータル－６と順調に伸ばしている。
川村や確り伸ばし上げて魅せ
川村や後半加速力魅せ
川村や中位で通過意地を魅せ
また久常涼は２日目５バーディー、１ダブルボギーの－３、トータル－５と伸ばし、１８位上げて４１位タイに付けて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－２からスタートして、前半では３バーディー、１ダブルボギーの－１、トータル－３と少し伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－５と順調に伸ばしている。
一定の成果を出し続け、今回も始まる前の評価は高かったようだし、もう予選通過に関しては少し余裕を持って観られるようになって来た！？
久常涼確り伸ばし上げて魅せ
久常涼確り上げて力魅せ
久常涼余裕の通過意地を魅せ
世界ランキング１８５位のピーター・マルナティ（米国、３６歳、１７８㎝、７２㎏）は２日目イーブン、トータル－５と伸ばせず、２６位も下がって４１位タイとなっている。
そして、世界ランキング１６０位のトウ・タクセイ(中国、２６歳、１７５㎝、７０㎏）、世界ランキング１７４位のグレイソン・マレー（米国、２９歳、１８３㎝、７５㎏）は共に２日目－２、トータル－４と伸ばし、５位上げて５４位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
トウタクセイじわりと伸ばし上げて魅せ
トウタクセイ何とか通過意地を魅せ
グレイソンじわりと伸ばし上げて魅せ
意地を魅せ何とか通過マレーかな
なお今回は前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に５４位タイまでに入っていた６７名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング１９６位のタイラー・ダンカン（米国、３４歳、１７０㎝、６６㎏）、世界ランキング１９９位のマークス・ヘリグキレ（デンマーク、２６歳）は共にトータル－３で６８位タイ、世界ランキング１４２位のケビン・ストリールマン（米国、４４歳、１７８㎝、７９㎏）はトータル－２で８６位タイ、世界ランキング１５３位のポール・ハレイⅡ（米国、３５歳、１７８㎝、７５㎏）はトータルイーブンで１０５位タイ、小平智はトータル＋２で１２５位タイ、世界ランキング１４４位のカール・ユアン（中国、２６歳、１７８㎝、８８㎏）、世界ランキング１８９位のジェンス・ダントルプ（スウェーデン、３４歳）は共にトータル＋３で１２７位タイ、今田竜二はトータル＋６で１４４位タイとなり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
