７月６日（木）の２３時頃から時差－１６時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－１７時間）の米国・カルフォルニア州にある「ペブルビーチ・ゴルフリンクス（６５０９ヤード、パー７２）」において米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は１０００万ドルで、１ドルを約１４２円とすれば、これは約１４億２０００万円となる。
また或る記事によると今年の優勝賞金が２００万ドルと発表されたとあったから、これが事実とすると約２億８４００万円となる。
日本人選手としては世界ランキング１７位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りの古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング１９位で新世紀世代を代表し、国内女子ツアーにおいて昨季は年間女王に輝き、今季も絶好調の山下美夢有（２１歳、１５０㎝、５２㎏）、世界ランキング２０位で黄金世代を代表し、自他共に認める日本のエースの畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）、世界ランキング２４位で新世紀世代をリードするひとり、２０２１年の全米女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花（２２歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング４１位で９３期生を代表し、国内女子ツアーで既に４勝している岩井千怜（チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹）、世界ランキング５０位で９３期生をリードするひとり、国内女子ツアーで今季念願の初優勝を果たし、その後も好調を維持している岩井明愛（アキエ、２１歳、１６１㎝、５９㎏）、世界ランキング５５位で黄金世代をリードするひとり、２０１９年の全英女子オープンで優勝した渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）、世界ランキング５８位で新世紀世代をリードするひとり、昨季の終盤一気に調子を落としながらもじわじわ復調している感のある西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）、世界ランキング５９位でプラチナ世代をリードするひとり、今季からこのツアーに主戦場を移している西村優菜（２２歳、１５０㎝、５０㎏）、世界ランキング６４位でプラチナ世代をリードするひとり、コスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利（２３歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング６８位で９４期生を代表し、国内女子ツアーで既に２勝している川﨑春花（２０歳、１５８㎝、５１㎏）、世界ランキング７０位で黄金世代をリードするひとり、ウエイトトレーニングによって確り鍛えて飛ばし屋に変身した勝みなみ（２５歳、１５７㎝、５７㎏）、世界ランキング７３位で実力派ベテラン選手を代表し、海外ツアーでも強いところを見せて来た上田桃子（３７歳、１６１㎝、５４㎏）、世界ランキング１４８位で９４期生をリードするひとり、陸上競技で鍛えた強い体幹を持って飛ばし屋の佐藤心結（ミユ、１９歳、１６１㎝、５７kg）、世界ランキング１７０位の三ヶ島かな(２６歳、１６４㎝、５１㎏)、世界ランキング２４４位の脇元華(２５歳、１７４㎝、６４㎏)、世界ランキング３４２位でスーパーアマチュアの馬場咲希（１８歳、１７６㎝、高３）、世界ランキング４３１位で黄金世代の木下彩（２４歳、１５９㎝、５４㎏）、世界ランキング４９７位でこのツアーで通算３勝し、リオ五輪では４位に入っていた野村敏京（ハルキョウ、３０歳、１６５㎝、６０㎏）、世界ランキング６５２位で長期に亘てこのツアーを主戦場として来た上原彩子（３９歳、１５８㎝、５５㎏）、世界ランキング１４１４位でアマチュアの小宮千鶴（１７歳、１６９㎝）、アマチュアでプラチナ世代の長野未折（２２歳、１６３㎝）が出場している。
米国の女子のツアーは日本人
あまりに多く気が遠くなり
米国の女子のツアーは日本人
何人通過期待膨らみ
なおライブ中継であるが、全国的に観ることがテレビではＢＳ松竹東急、ＣＳ放送のゴルフネットワークで４日間に亘ってたっぷりと予定されている。
それにインターネットの動画配信サイトではＤＡＺＮで４日間に亘ってたっぷりと予定されている。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング４５５位のベイリー・ターディー（米国、１６歳、１７３㎝）で、２日目１イーグル、４バーディー、２ボギーの－４、トータル－７と伸ばして２位上げて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－３からスタートして、前半ではいきなり１イーグル、４バーディー、１ボギーの＋５、トータル－８と大きく伸ばしたが、後半に入ってからは１ボギーの＋１、トータル－７と少し落としている。
ターディーや確り伸ばし上げて魅せ
ターディーや首位を奪って力魅せ
ターディーや首位で通過し期待させ
２位タイに付けているのは世界ランキング２９位のアライセン・カーパズ(米国、２５歳、１７５㎝）、世界ランキング８位でかつては天才少女と呼ばれ、アマチュアの時に国内女子ツアーにおいて余裕の優勝をしていたキム・ヒョージュ（韓国、２７歳、１６５㎝）で、トータル－５まで伸ばしている。
アライセン・カーパズは２日目４バーディー、２ボギーの－２と伸ばして１位上げて来た。
２日目はアウトスタートでトータル－３からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－６と伸ばしたが、後半では１バーディー、２ボギーの＋１、トータル－５と少し落としている。
カーパズやじわりと伸ばし上げて魅せ
カーパズや前半伸ばし二位に上げ
カーパズや二位で通過し強さ魅せ
キム・ヒョージュは２日目４バーディー、３ボギーの－１と少し伸ばしながらも１位下がっている。
２日目はインスタート(第１０ホールから)で、トータル－４からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－６と伸ばしたが、後半に入ってからは１バーディー、２ボギーの＋１、トータル－５と少し落としている。
キムヒョージュ伸ばしながらも一位下げ
キムヒョージュ伸ばし足りずに首位を落ち
キムヒョージュ二位で通過し強さ魅せ
単独４位に付けているのは世界ランキング３４位で新鋭のユ・ヘラン（韓国、２２歳、１７５㎝）で、２日目２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－３と伸ばせず１位下がっている。
２日目はインスタートでトータル－３からスタートして、前半では２ボギーの＋２、トータル－１と落としたが、後半に入ってからは加速して、２バーディーの－２、トータル－３と伸ばしてこの日のスタート時点まで戻した。
ユヘランやスコア伸ばせず一位下げ
ユヘランや後半加速意地を魅せ
ユヘランや四位で通過強さ魅せ
そして５位タイに付けているのは畑岡奈紗、世界ランキング１０位のレオナ・マグワイヤー（アイルランド、２８歳、１６８㎝）で、共に２日目＋２、トータル－１と落として２位下がっている。
畑岡奈紗は２日目２バーディー、４ボギーの＋２であった。
これをもう少しだけ詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル－３からスタートして、前半では第２ホールでバーディーを決め、続く３ホールをパーで凌いだ後、第６ホールでもバーディーを決め、続く第７、８ホールと連続でボギーを叩いたので、結局伸ばせず、トータル－３のまま後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは第１１ホールでボギーを叩き、続く４ホールをパーで凌いだ後、第１６ホールでもボギーを叩き、残りの２ホールをパーで凌いだので、結局後半では２打落とし、トータル－１として決勝ラウンドへと繋いでいる。
畑岡奈紗後半落とし二位下がり
其れでも五位で此の後期待
畑岡奈紗五位に止まり強さ魅せ
畑岡奈紗五位で通過し期待させ
レオナ・マグワイヤーは２日目３バーディー、５ボギーの＋２であった。
２日目はインスタートで、トータル－３からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－５と伸ばしたが、後半では１バーディー、５ボギーの＋４、トータル－１と落としている。
マグワイヤー後半落とし二位下がり
マグワイヤー五位に止まり強さ魅せ
マグワイヤー五位で通過し強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
古江彩佳は２日目５バーディー、３ボギーの－２、トータルイーブンと伸ばし、３２位も上げて７位タイに付けて来た。
２日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタートでトータル＋２からスタートして、前半では２ホールをパーで凌いだ後、第１２ホールでバーディーを決め、１つ空いて第１４ホールでもバーディーを決め、１つ空いて第１６ホールではボギーを叩いたが、残りの２ホールをパーで凌いだので、結局１打伸ばし、トータル＋１として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからはいきなり第１、２ホールと連続でバーディーを決め、１つ空いて第４ホールでボギーを叩いたが、１つ空いて第６ホールでバーディーを決めて取り返し、１つ空いて第８ホールでまたボギーを叩いたので、結局後半でも１打伸ばし、トータルイーブンとして決勝ラウンドへと繋いでいる。
古江彩佳じわじわ伸ばし上げて魅せ
古江彩佳大きく上げて強さ魅せ
古江彩佳七位で通過期待させ
世界ランキング１６位のダンボことチョン・インジ（韓国、２８歳、１７５㎝）は２日目イーブン、トータルイーブンと維持し、１４位上げて７位タイに付けて来た。
チョンインジスコア維持して上げて魅せ
チョンインジ確り上げて強さ魅せ
チョンインジ七位で通過強さ魅せ
世界ランキング６位のミンジー・リー（オーストラリア、２７歳、１６５㎝）は２日目＋１、トータル＋１と少し落としながらも、１０位上げて１１位タイに付けて来た。
ミンジーリー落としながらも上げて魅せ
ミンジーリー確り上げて強さ魅せ
ミンジーリー上位で通過強さ魅せ
世界ランキング５位で新鋭のイン・ルオニン（中国、２０歳）は２日目＋２、トータル＋１と落としながらも、２位上げて１１位タイに付けて来た。
インルオニン落としながらも上げて魅せ
インルオニン上位で上げて強さ魅せ
インルオニン上位で通過強さ魅せ
世界ランキング９位のリン・シユ（中国、２７歳、１６８㎝）は２日目＋５、トータル＋１と大きく落とし、１０位下がって１１位タイとなっている。
世界ランキング１１位でカナダの妖精と呼ばれているブルック・ヘンダーソン（カナダ、２５歳、１６３㎝）は２日目＋３、トータル＋２と落とし、８位下がって２１位タイとなっている。
世界ランキング３位でかつては天才少女と呼ばれ、十代の頃から長く世界ランキング１位に君臨していたリディア・コ（ニュージーランド、２６歳、１６５㎝）、世界ランキング１８位のハナ・グリーン（オーストラリア、２６歳、１６８㎝）はともに２日目－１、トータル＋３と少し伸ばし、５７位も上げて２６位タイに付けて来た。
リディアコや少し伸ばして上げて魅せ
リディアコや大きく上げて強さ魅せ
リディアコや中位で通過意地を魅せ
ハナグリーン少し伸ばして上げて魅せ
ハナグリーン大きく上げて強さ魅せ
ハナグリーン中位で通過意地を魅せ
そして三ヶ島かなは２日目２バーディー、４ボギーの＋２、トータル＋３と落としながらも、３位上げて２６位タイに付けて来た。
２日目はインスタートでトータル＋１からスタートして、前半では１バーディー、４ボギーの＋３、トータル＋４と落としたが、後半に入ってからは加速して１バーディーの－１、トータル＋３と少し伸ばした。
三ヶ島かな落としながらも上げて魅せ
三ヶ島かな上位に迫り力魅せ
三ヶ島かな中位で通過意地を魅せ
また、笹生優花は２日目１バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの＋３、トータル＋３と落とし、５位下がって２１位タイとなっている。
２日目はインスタートで、トータルイーブンからスタートして、前半では２ボギーの＋２、トータル＋２と落とし、後半に入ってからも、１バーディー、１ダブルボギーの＋１、トータル＋３と少し落とした。
笹生優花じわじわ落とし五位下がり
其れで中位挽回期待
笹生優花中位で通過意地を魅せ
また、西郷真央は２日目２バーディー、２ボギー、２ダブルボギーの＋４、トータル＋３と落とし、１３位下がって２６位タイとなっている。
２日目はアウトスタートでトータル－１からスタートして、前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－２と少し伸ばしたが、後半に入ってからは１ボギー、２ダブルボギーの＋５、トータル＋３と大きく落とした。
西郷真央確り落とし大分下げ
其れでも中位挽回期待
西郷真央中位で通過意地を魅せ
また野村敏京は２日目＋５、トータル＋４と大きく落とし、２８位も下がって４１位タイとなっている。
また木下彩は２日目イーブン、トータル＋５と維持し、５４位も上げて４７位タイに付けて来た。
木下彩スコア維持して上げて魅せ
木下彩大きく上げて力魅せ
木下彩余裕の通過意地を魅せ
世界ランキング２位で昨年は鎖骨下血栓の手術もあって一時低迷していたネリー・コルダ（米国、２４歳、１７８㎝）は２日目＋１、トータル＋５と少し落としながらも、３６位も上げて４７位タイに付けて来た。
ネリーコルダ落としながらも上げて魅せ
ネリーコルダ大きく上げて強さ魅せ
ネリーコルダ余裕の通過意地を魅せ
そして勝みなみ、佐藤心結、世界ランキング１５位のアシュリー・ブハイ（南アフリカ、３４歳、１６５㎝）は３人共２日目＋３、トータル＋６と落としながらも、８位上げて５８位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
勝みなみ落としながらも上げて魅せ
勝みなみ何とか通過強さ魅せ
勝みなみぎりぎり通過意地を魅せ
佐藤心結落としながらも上げて魅せ
佐藤心結何とか通過力魅せ
佐藤心結ぎりぎり通過意地を魅せ
アシュリーや落としながらも上げて魅せ
強さ魅せ何とか通過ブハイかな
意地を魅せぎりぎり通過ブハイかな
また川﨑春花は２日目＋４、トータル＋６と落とし、１９位下がって５８位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
世界ランキング１４位のセリーヌ・ビュティエ（フランス、２９歳、１６５㎝）は２日目＋５、トータル＋６と大きく落とし、２９位も下がって５８位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
そして岩井千怜は２日目＋６、トータル＋６と大きく落とし、３７位も下がって５８位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
なお今大会では前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に５８位タイまでに入っていた７４名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、岩井明愛、吉田優利、世界ランキング１位で記録的に長くこの位置に居るコ・ジンヨン（２８歳、１６５㎝）は３人ともトータル＋７で７５位タイ、世界ランキング７位で天才少女と呼ばれ、欧州女子ツアーで大活躍した後にこのツアーでも活躍しているアタヤ・ティティクル（タイ、２０歳、１６２㎝）はトータル＋８で８８位タイ、山下美夢有、西村優菜、世界ランキング１２位のジョージア・ホール（イングランド、２７歳、１６５㎝）、世界ランキング１３位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン（２８歳、１８０㎝）は４人共トータル＋９で９１位タイ、上田桃子はトータル－１０で１０７位タイ、馬場咲希はトータル＋１２で１１７位タイ、脇元華、上原彩子は共にトータル＋１３で１２３位タイ、渋野日向子はトータル＋１４で１３３位タイ、長野未祈はトータル＋１５で１４０位タイ、世界ランキング４位のリリア・ヴ（米国、２５歳、１６５㎝）はトータル＋１７で１４６位タイ、小宮千鶴はトータル＋２４で１５２位タイとなって、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
