７月２７日（木）の午後から時差－７時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－８時間）のフランスにある「エビアンリゾート・ゴルフクラブ（６５２３ヤード、パー７１）」において米国女子ツアーと欧州女子ツアーが共催するメジャー大会、「アムンディ・エビアン選手権」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は６５０万ドルとなっており、１ドルを約１４１円とすれば、これは約９億１７００万円となる。
日本人選手としては世界ランキング１７位でプラチナ世代を代表し、安定したプレー振りで好調を維持している古江彩佳(２３歳、１５３㎝、５４㎏)、世界ランキング１９位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）、世界ランキング２３位で新世紀世代の国内組を代表し、昨年は年間女王に輝いた山下美夢有（２１歳、１５０㎝、５２㎏）、世界ランキング２７位で新世紀世代を代表し、２０２１年の全米女子オープンで優勝した笹生優花（２２歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング４４位で９３期生を代表し、昨年ステップアップツアーでは逸早く優勝して国内女子ツアーでも２勝し、今年も既に国内女子ツアーで２勝している岩井千怜（チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹）、世界ランキング５７位で新世紀世代をリードするひとり、昨年終盤から一時低迷して復活しつつある西郷（せご）どんこと西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）、世界ランキング５９位で黄金世代をリードするひとり、２０１９年の全英女子オープンで優勝した渋野日向子(２４歳、１６７㎝、６２㎏)、世界ランキング６３位でプラチナ世代をリードするひとり、今シーズンから米国女子ツアーに主戦場を移した西村優菜(２２歳、１５０㎝、５０㎏)、世界ランキング７０位で黄金世代をリードするひとり、ウエイトトレーニングにより飛ばし屋の変身した勝みなみ（２５歳、１５７㎝）、世界ランキング３５９位でスーパーアマチュアの馬場咲希（１８歳、１７６㎝）が出場している。
米国の女子のツアーに日本人
大挙出場胸弾むかも
なおライブ中継であるがＷＯＷＯＷで４日間に亘って予定されている。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング１５位のセリーヌ・ビュティエ（フランス、２９歳、１６５㎝）で、２日目４バーディー、２ボギーの－２、トータル－７と伸ばして１位上げて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－５からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－５と維持し、後半に入ってからは加速して、３バーディー、１ボギーの－２、トータル－７と伸ばしている。
セリーヌやじわりと伸ばし上げて魅せ
セリーヌや後半加速首位奪い
強さ魅せ首位で通過しビュティエかな
２位タイに付けているのは世界ランキング８３位で飛ばし屋のパティ・タバタナキト（タイ、２３歳、１６５㎝）、笹生優花で、トータル－６まで伸ばしている。
パティ・タバタナキトは２日目５バーディー、１ボギーの－４と伸ばして１７位上げて来た。
２日目はインスタート（第１０ホールから）で、トータル－２からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－４と伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－６と順調に伸ばしている。
タバタナキト確り伸ばし上げて魅せ
タバタナキト確り上げて力魅せ
タバタナキト二位まで上げて力魅せ
笹生優花は２日目７バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの－２と伸ばして４位上げて来た。
２日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル－４からスタートして、前半ではいきなり第１ホールでダブルボギーを叩き、続く第２ホールでボギーを叩いたが、１つ空いて第４ホールでバーディーを決めて少し取り返し、続く第５ホールでまたボギーを叩いたが、空かさず第６ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
続く第７ホールでもバーディーを決め、１つ空いて第９ホールでもバーディーを決めたので、結局イーブンで、トータル－４のまま後半へと繋いでいる。
いきなりの焦り、怒り等がエネルギーとなり、上位争いに戻って来れたようである。
後半に入ってからはいきなり第１０ホールでボギーを叩いたが、続く２ホールをパーで凌いだ後、第１３ホールでバーディーを決めて取り返し、続く２ホールをパーで凌いだ後、第１６、１７ホールと連続バーディーを決めたので、結局後半では２打伸ばし、トータル－６として第３日目へと繋いでいる。
笹生優花序盤に崩れ怒り湧き
其れを力に伸ばせたのかも
笹生優花連日上げて強さ魅せ
笹生優花二位で通過し期待させ
４位タイに付けているのは畑岡奈紗、世界ランキング５３位のギャビー・ロペス（メキシコ、２９歳、１６８㎝）、世界ランキング６４位のアリソン・リー（米国、２８歳、１７５㎝）で、トータル－５まで伸ばしている。
畑岡奈紗は２日目６バーディー、２ボギーの－４と伸ばして３１位も上げて来た。
２日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル－１からスタートして、前半ではいきなり第１ホールでボギーを叩いたが、１つ空いて第３ホールでバーディーを決めて取り返し、続く第４ホールでもバーディーを決めて、１つ空いて第６ホールでもバーディーを決め、残りの３ホールをパーで凌いだので、結局２打伸ばし、トータル－３として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは３ホールをパーで凌いだ後、第１３ホールでバーディーを決め、１つ空いて第１４ホールでボギーを叩いたが、１つ空いて第１６ホールでバーディーを決めて取り返して、続く第１７ホールでもバーディーを決めたので、結局後半でも２打伸ばしたので、トータル－５として第３日目へと繋いでいる。
おっ、これはまた笹生優花との首位争いを見せてくれるのか！？
畑岡奈紗確り伸ばし上げて魅せ
畑岡奈紗大きく上げて強さ魅せ
畑岡奈紗四位で通過期待させ
ギャビー・ロペスは２日目５バーディー、２ボギーの－３と伸ばして１５位上げて来た。
２日目はインスタートで、トータル－２からスタートして、前半では４バーディー、１ボギーの－３、トータル－５と伸ばし、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－５と維持している。
ギャビーロペス確り伸ばし上げて魅せ
ギャビーロペス確り上げて力魅せ
キャビ―ロペス四位で通過力魅せ
アリソン・リーは２日目２バーディー、２ボギーのイーブンと伸ばせず、２位下がっている。
２日目はインスタートでトータル－５からスタートして、前半では１ボギーの＋１、トータル－４と少し落としたが、後半に入ってからは加速して２バーディー、１ボギーの－１、トータル－５と少し伸ばしてこの日のスタート時点に戻した。
アリソンリースコア伸ばせず二位下がり
アリソンリー四位で通過力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１２位でカナダの妖精と呼ばれて来たブルック・ヘンダーソン（カナダ、２５歳、１６３㎝）は２日目－１、トータル－３と少し伸ばし、１１位上げて８位タイに付けて来た。
ヘンダーソン少し伸ばして上げて魅せ
ヘンダーソン確り上げて強さ魅せ
ヘンダーソン八位で通過強さ魅せ
世界ランキング８１位でこのところの活躍で印象に残ることが増えたポーラ・レト（南アフリカ、３３歳、１６５㎝）は２日目＋４、トータル－３と落とし、７位下がって８位タイとなっている。
世界ランキング１位で怪我等によって一時低迷した後復活し、通算では記録的に長くこの位置に君臨しているコ・ジンヨン（韓国、２８歳、１６５㎝）は２日目－１、トータル－２と少し伸ばし、２３位も上げて１２位タイに付けて来た。
コジンヨン少し伸ばして上げて魅せ
コジンヨン大きく上げて強さ魅せ
コジンヨン上位で通過強さ魅せ
世界ランキング７位で我が国でも人気のあるミンジーリー（オーストラリア、２７歳、１６５㎝）は２日目イーブン、トータル－２と維持し、７位上げて１２位タイに付けて来た。
ミンジーリースコア維持して上げて魅せ
ミンジーリー十位に迫り強さ魅せ
ミンジーリー上位で通過強さ魅せ
世界ランキング４位のリリア・ヴ（米国、２５歳、１６５㎝）は２日目－１、トータル－１と少し伸ばし、３１位も上げて１９位タイに付けて来た。
リリアヴや少し伸ばして上げて魅せ
リリアヴや大きく上げて強さ魅せ
リリアヴや上位で通過強さ魅せ
世界ランキング３位でかつては天才少女と呼ばれ、十代の頃から長く世界ランキング１位に君臨していたリディア・コ(ニュージーランド､２６歳、１６５㎝)は２日目＋５、トータルイーブンと大きく落とし、２０位も下がって２２位タイとなっている。
そして勝みなみは２日目６バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの－２、トータル＋１と伸ばし、７０位も上げて２８位タイに付けて来た。
２日目はアウトスタートでトータル＋３からスタートして、前半では４バーディー、１ボギーの－３、トータルイーブンと伸ばしたが、後半に入ってからは２バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの＋１、トータル＋１と少し落としている。
この粗さ、爆発力等は笹生優花とも似て、ハラハラさせられながらも、ついつい応援したくなる魅力がある！？
勝みなみ前半伸ばし爆上げし
勝みなみ大きく上げて力魅せ
勝みなみ中位で通過意地を魅せ
世界ランキング８位でかつては天才少女と呼ばれ、アマチュア時代の十代半ばで国内女子ツアーで優勝したこともあるキム・ヒョージュ（韓国、２８歳、１６５㎝）は２日目＋１、トータル＋１と少し落としながらも、２２位も上げて２８位タイに付けて来た。
キムヒョージュ落としながらも上げて魅せ
キムヒョージュ大きく上げて強さ魅せ
キムヒョージュ中位で通過意地を魅せ
世界ランキング２位で昨年は鎖骨下血栓除去手術を受けて復活して来たネリー・コルダ（米国、２５歳、１７８㎝）、世界ランキング１１位のレオナ・マグワイヤー（アイルランド、２８歳、１６８㎝）は共に２日目＋２、トータル＋１と落としながらも、７位上げて２８位タイに付けて来た。
ネリーコルダ落としながらも上げて魅せ
ネリーコルダ上位に迫り力魅せ
ネリーコルダ中位で通過意地を魅せ
マグワイヤー落としながらも上げて魅せ
マグワイヤー上位に迫り強さ魅せ
マグワイヤー中位で通過意地を魅せ
そして渋野日向子は２日目２バーディー、３ボギーの＋１、トータル＋２と少し落としながらも２５位も上げて３９位タイに付けて来た。
２日目はアウトスタートでトータル＋１からスタートして、前半では１バーディー、トータル＋２と少し落としたが、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル＋２と維持している。
渋野日向子落としながらも上げて魅せ
渋野日向子大きく上げて力魅せ
渋野日向子中位で通過意地を魅せ
また、世界ランキング１６位で２０１９年の全英女子オープンで渋野日向子と競り合ってから我が国でも注目されるようになったアシュリー・ブハイ（南アフリカ、３４歳、１６５㎝）も２日目＋１、トータル＋２と少し落としながらも２５位も上げて３９位タイに付けて来た。
アシュリーや落としながらも上げて魅せ
アシュリーや大きく上げて強さ魅せ
意地を魅せ中位で通過ブハイかな
世界ランキング６位のアライセン・カーパズ（米国、２５歳、１７５㎝）、世界ランキング１３位のジョージア・ホール（イングランド、２７歳、１６５㎝）は共に２日目＋２、トータル＋２と落としながらも、１１位上げて３９位タイに付けて来た。
カーパズや落としながらも上げて魅せ
カーパズや確り上げて強さ魅せ
カーパズや中位で通過意地を魅せ
ジョージアや落としながらも上げて魅せ
ジョージアや確り上げて強さ魅せ
意地を魅せ中位で通過ホールかな
世界ランキング９位で天才少女と呼ばれ、欧州女子ツアーおよび米国女子ツアーにおいて既に複数回優勝しているアタヤ・ティティクル（タイ、２０歳、１６２㎝）は２日目＋４、トータル＋２と落とし、２０位も下がって３９位タイとなっている。
山下美夢有は２日目＋４、トータル＋３と落とし、１７位下がって５２位タイとなっている。
そして古江彩佳は２日目＋５、トータル＋３と大きく落とし、３３位も下がって５２位タイとなっている。
なお今回は前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に６５位タイに入っていた７０名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから世界ランキング５位で新鋭のイン・ルオニン（中国、２０歳）、世界ランキング１０位のリン・シユ（中国、２７歳、１６８㎝）、世界ランキング１４位のチャーリー・ハル(イングランド、２７歳、１６８㎝)、世界ランキング２０位のハナ・グリーン（オーストラリア、２６歳、１６８㎝）は４人共トータル＋５で７１位タイ、西村優菜、馬場咲希は共に＋６で８２位タイ、西郷真央はトータル＋７で８８位タイ、岩井千怜はトータル＋８で９５位タイとなり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
