４月２７日(木)２３時１５分から時差－１６時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－１７時間）の米国・カルフォルニア州ロサンゼルスにある「ウィルシャー・カントリークラブ(６４４７ヤード、パー７１)」において米国女子ツアー、「ＪＭイーグルＬＡ選手権」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
新期の大会で、公式サイトによると賞金総額は３００万ドルとなっており、１ドルを約１３６．２４円とすれば、これは約４億９００万円となる。
日本人選手としては、世界ランキング１３位で黄金世代を代表し、自他ともに日本のエースと認める畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）、 世界ランキング１９位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りで既にこのツアーでも優勝している古江彩佳（２２歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング３５位で新世紀世代を代表し、２０２０年に全米女子オープンに優勝した飛ばし屋の笹生優花（２１歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング４０位で黄金世代をリードするひとり、２０１９年に全英女子オープンで優勝した渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）、世界ランキング５１位でプラチナ世代をリードするひとり、今年からこのツアーに条件付きで本格参戦している西村優菜（２２歳、１５０㎝、５０㎏）、世界ランキング５７位で黄金世代をリードするひとり、今年からこのツアーに本格参戦している飛ばし屋の勝みなみ（２４歳、１５７㎝、５７㎏）の６名が出場している。
米国の女子のツアーは日本人
常に複数嬉しいのかも
なおライブ中継に付いてはＷＯＷＯＷで予定されている。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング９０位で東京五輪辺りから安定した好プレイにより気に止まるようになったアディティ・アショク（インド、２５歳、１７３㎝）で、２日目１イーグル、４バーディー、５ボギーの－１、トータル－６と少し伸ばして３位上げて来た。
２日目はインスタート（第１０ホールから）で、トータル－５からスタートして、前半では１イーグル、２バーディー、２ボギーの－２、トータル－７と伸ばしたが、後半に入ってからは２バーディー、３ボギーの＋１、トータル－６と少し落としている。
アディティアショク少し伸ばして上げて魅せ
首位に上げ力を魅せるアショクかな
アディティアショク首位で通過し期待させ
２位タイに付けているのは世界ランキング２７位のハナ・グリーン（オーストラリア、２６歳、１６８㎝）、世界ランキング６０位のシャイアン・ナイト（米国、２６歳、１７８㎝）、世界ランキング２３９位のペニッラ・リンドバーグ（スウェーデン、３６歳、１６５㎝）で、トータル－５まで伸ばしている。
ハナ・グリーンは２日目４バーディー、２ボギーの－２と伸ばして１０位上げて来た。
２日目はインスタートで、トータル－３からスタートして、前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－４と少し伸ばし、後半に入ってからも２バーディー、１ボギーの－１、トータル－５と少し伸ばしている。
ハナグリーン確り上げて強さ魅せ
ハナグリーン確り上げて二位に付け
ハナグリーン二位で通過し強さ魅せ
シャイアン・ナイトは２日目５バーディー、３ボギーの－２と伸ばして１０位上げて来た。
２日目はインスタートで、トータル－３からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－５と伸ばし、後半に入ってからは２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－５と維持している。
シャイアンや確り上げて力魅せ
シャイアンや二位まで上げて力魅せ
二位通過期待をさせるナイトかな
ペニッラ・リンドバーグは２日目４バーディー、３ボギーの－１と少し伸ばして５位上げて来た。
２日目はインスタートで、トータル－４からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－６と伸ばしたが、後半に入ってからは１バーディー、２ボギーの＋１、トータル－５と少し落としている。
リンドバーグ少し伸ばして上げて魅せ
リンドバーグ二位まで上げて力魅せ
リンドバーグ二位で通過し期待させ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
古江彩佳は２日目２バーディー、１ボギーの－１、トータル－３と少し伸ばし、１２位上げて８位タイに付けて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－２からスタートして、前半では１バーディーの－１、トータル－３と少し伸ばし、後半に入ってからは、１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－３と維持している。
しかもこのボギーは惜しくも叩いてしまったと言う感じに捉えられるほど安定していたようであるから、流石ではないか！？
古江彩佳少し伸ばして上げて魅せ
古江彩佳確り上げて強さ魅せ
古江彩佳八位で通過強さ魅せ
また西村優菜は２日目４バーディー、４ボギーのイーブン、トータル－３と維持し、４位上げて８位タイに付けて来た。
２日目はアウトスタートでトータル－３からスタートして、前半では１バーディー、２ボギーの＋１、トータル－２と少し落としたが、後半加速して、３バーディー、２ボギーの－１、トータル－３と少し伸ばし、この日のスタート時点に戻している。
西村優菜スコア維持して上げて魅せ
西村優菜は八位まで上げ力魅せ
西村優菜八位で通過期待させ
世界ランキング３５８位のリネア・ヨハンソン（スウェーデン、２９歳、１６５㎝）は２日目＋４、トータル－３と落とし、７位下がって８位タイとなっている。
世界ランキング３位で昨年前半低迷した後、後半で持ち直して来たコ・ジンヨン（韓国、２７歳、１６５㎝）は２日目－３、トータル－２と伸ばし、６０位も上げて１２位タイに付けて来た。
コジンヨン確り伸ばし上げて魅せ
コジンヨン大きく上げて強さ魅せ
コジンヨン上位で通過強さ魅せ
世界ランキング１１位でかつては天才少女と呼ばれ、１０代の頃に国内女子ツアーにおいてアマチュア優勝しているキム・ヒョージュ（韓国、２７歳、１６５㎝）は２日目－１、トータル－２と少し伸ばし、２１位も上げて１２位タイに付けて来た。
キムヒョージュ少し伸ばして上げて魅せ
キムヒョージュ大きく上げて強さ魅せ
キムヒョージュ上位で通過強さ魅せ
世界ランキング１位のネリー・コルダ（米国、２４歳、１７８㎝）は２日目イーブン、トータル－２と維持し、８位上げて１２位タイに付けて来た。
ネリーコルダスコア維持して上げて魅せ
ネリーコルダ上位まで上げ強さ魅せ
ネリーコルダ上位で通過強さ魅せ
そして畑岡奈紗は２日目３バーディー、１ボギー、１ダブルボギーのイーブン、トータル－１と維持し、１１位上げて２２位タイに付けて来た。
２日目はインスタートでトータル－１からスタートして、前半では２バーディー、１ダブルボギーのイーブン、トータル－１と維持し、後半に入ってからも１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１と維持している。
畑岡奈紗スコア維持して上げて魅せ
畑岡奈紗確り上げて強さ魅せ
畑岡奈紗上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング６位で日本でも人気があり、日本人選手にも大きな影響を与えているミンジー・リー（オーストラリア、２６歳、１６５㎝）は２日目＋５、トータル－１と大きく落とし、２０位も下がって２２位タイとなっている。
世界ランキング１７位のチャーリー・ハル（イングランド、２７歳、１６８㎝）は２日目－１、トータルイーブンと少し伸ばし、３９位も上げて３３位タイに付けて来た。
チャーリーハル少し伸ばして上げて魅せ
チャーリーハル大きく上げて強さ魅せ
チャーリーハル中位で通過意地を魅せ
そして、渋野日向子は２日目１バーディー、２ボギーの＋１、トータルイーブンと少し落としながらも３３位タイを維持している。
２日目はアウトスタートでトータル－１からスタートし、前半では１ボギーの＋１、トータルイーブンと少し落としたが、後半に入ってからは、１バーディー、１ボギーのイーブン、トータルイーブンと維持した。
何でも左手を痛めているようで、我慢のプレイで何とか中位通過しているのであるから、流石ではないか！？
渋野日向子落としながらも中位維持
渋野日向子後半維持し中位維持
渋野日向子中位で通過意地を魅せ
世界ランキング１６位のリン・シユ（中国、２７歳、１６８㎝）は２日目＋３、トータルイーブンと落とし、２１位も下がって３３位タイとなっている。
世界ランキング１８位で２０１９年の全英女子オープンにおける渋野日向子との競り合いが印象深いアシュリー・ブハイ（南アフリカ、３３歳、１６５㎝）は２日目－４、トータル＋１と伸ばし、８６位も上げて４４位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
アシュリーや確り伸ばし上げて魅せ
爆上げし何とか通過ブハイかな
意地を魅せ何とか通過ブハイかな
世界ランキング１０位のジョージア・ホール（イングランド、２７歳、１６５㎝）は２日目イーブン、トータル＋１と維持し、２８位上げて４４位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
ジョージアやスコア維持して上げて魅せ
ジョージアや大きく上げて通過魅せ
意地を魅せ何とか通過ホールかな
そして、勝みなみは２日目２バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの＋２、トータル＋１と落とし、１１位下がって４４位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
２日目はアウトスタートでトータル－１からスタートし、前半では２ボギーの＋２、トータル＋１と落としたが、後半に入ってからは２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル＋１と維持している。
勝みなみ前半落としぎりぎりに
後半維持し通過するかも
勝みなみ何とか通過意地を魅せ
また世界ランキング５位で天才少女と呼ばれ、既に欧州女子ツアーで４勝してこのツアーでも２勝しているアタヤ・ティティクル(タイ、２０歳、１６２㎝)も２日目＋２、トータル＋１と落とし、１１位下がって４４位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
そして、世界ランキング１４位で昨年大病による欠場を経て復帰したダニエル・カン（米国、３０歳、１６８㎝）は２日目＋６、トータル＋１と大きく落とし、４０位も下がって４４位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
以上で、４４位タイまでに入った６７名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから世界ランキング４位で先週このツアーにおいてメジャー初優勝を決めたリリア・ヴ（米国、２５歳、１６５㎝）、世界ランキング８位でカナダの妖精と呼ばれて来たブルック・ヘンダーソン（カナダ、２５歳、１６３㎝）、世界ランキング２０位でアマチュアの頃から大活躍していたジェニファー・カプチョ（米国、２５歳、１６８㎝）は３人共トータル＋２で６８位タイ、世界ランキング９位のセリーヌ・ビュティエ（フランス、２９歳、１６５㎝）はトータル＋３で８３位タイ、笹生優花はトータル＋５で１０３位タイ、 世界ランキング１５位のレオナ・マグワイヤー（アイルランド、２８歳、１６８㎝）はトータル＋８で１２７位タイとなって、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
