７月６日（木）の午後から時差－７時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－８時間）のデンマークにある「ヒマーランド・ゴルフ＆スパリゾート（６６４６ヤード、パー７０）」においてＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）、「メード・イン・ヒマーランド」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は３２５万ドルとなっており、１ドルを約１４２円とすれば、これは約４億６２００万円となる。
日本人選手としては世界ランキング１１５位で実力派中堅選手をリードするひとり、昨年国内男子ツアーで賞金王に輝き積極的に海外ツアーに参戦している比嘉一貴（２８歳、１５８㎝、７０㎏）、世界ランキング１２３位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦して一定の成果を見せている大型飛ばし屋選手の星野陸也（２７歳、１８６㎝、７６㎏）、世界ランキング１７３位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦して一定の成果も出している久常涼（２０歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング３０２位で海外ツアーにも積極的に参戦している新鋭の岩﨑亜久竜（２５歳、１８１㎝、８６㎏）、世界ランキング３１７位でこのツアーのシード権を長期に亘って保持し、旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘（３０歳、１７２㎝、７２㎏）が出場している。
川村昌弘に付いては旅とゴルフを中心に綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新も気になっているが、今のところ更新されていないようである。
欧州の男子ツアーも日本人
複数が出て期待膨らみ
旅人の北欧の風期待して
さて単独首位に立ったのは世界ランキング５８４位のイグナシオ(ナチョ)・エルビラ（スペイン、３６歳、１８５㎝、８２㎏）で、２日目９バーディー、１ボギーの－８、トータル－９と爆発的に伸ばして９位上げて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－１からスタートして、前半ではいきなり６バーディーの－６、トータル－７と大きく伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－９と伸ばしている。
エルビラや爆発魅せて首位に立ち
エルビラやスタートダッシュ首位奪い
エルビラや首位を奪って力魅せ
単独２位に付けているのは世界ランキング１０７位のロバート・マッキンタイア（スコットランド、２６歳、１７８㎝）で、２日目３バーディー、１ボギーの－２、トータル－８伸ばしながらも１位下がっている。
２日目はインスタート（第１０ホールから）で、トータル－６からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－９と伸ばしたが、後半に入ってからは１ボギーの＋１、トータル－８と少し落とした。
ロバートや伸ばしながらも一位下げ
伸ばしてもマッキンタイア足りず下げ
力魅せマッキンタイア二位通過
単独３位に付けているのは世界ランキング３９３位のロス・フィッシャー（イングランド、４２歳、１９１㎝、７６㎏）で、２日目６バーディー、３ボギーの－３、トータル－７と伸ばしながらも１位下がっている。
２日目はインスタートで、トータル－４からスタートして、前半では３バーディー、２ボギーの－１、トータル－５と少し伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－７と順調に伸ばした。
ロスフィッシャー伸ばしながらも一位下げ
ロスフィッシャー伸ばし足りずに一位下げ
ロスフィッシャー三位で通過力魅せ
４位タイに付けているのは世界ランキング１７２位のリッチー・ラムゼ（スコットランド、４０歳、１７５㎝、７０㎏）、世界ランキング４４３位のマーク・ウォーレン（スコットランド、４２歳、１８０㎝、７６㎏）で、ともに２日目７バーディー、１ボギーの－６、トータル－６と大きく伸ばして１１位上げて来た。
リッチー・ラムゼーは２日目インスタートで、トータルイーブンからスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－２と伸ばし、後半に入ってからは加速して、４バーディーの－４、トータル－６と確り伸ばしている。
ラムザ―や大きく伸ばし上げて魅せ
ラムゼーや確り上げて力魅せ
ラムゼーや四位で通過力魅せ
マーク・ウォーレンは２日目アウトスタートで、トータルイーブンからスタートして、前半ではいきなり５バーディー、１ボギーの－４、トータル－４と確り伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－６と伸ばしている。
ウォーレンや大きく伸ばし上げて魅せ
ウォーレンや確り上げて力魅せ
ウォーレンや四位で通過力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング４７９位のダーン・ハイジンガー(オランダ、３２歳、１７８㎝、６５㎏)は２日目－２、トータル－５と伸ばしながらも３位下がって６位タイとなっている。
ハイジンガー伸ばしながらも三位下げ
ハイジンガー伸ばし足りずに三位下げ
ハイジンガー六位で通過力魅せ
世界ランキング９３位のジョーダン・スミス(イングランド、３０歳、１７８㎝、７６㎏)は２日目－４、トータル－３と伸ばし、１８位上げて１０位タイに付けて来た。
確りと伸ばして上げたスミスかな
確りと上げ強さ魅すスミスかな
強さ魅せ十位に上げたスミスかな
そして久常涼は２日目４バーディー、１ダブルボギーの－２、トータル－３と伸ばして１０位タイを維持している。
２日目に付いてもう少しだけ詳しく見ておくと、インスタートで、トータル－１からスタートして、前半ではいきなり第１０ホールでダブルボギーを叩いたが、続く３ホールをパーで凌いだ後、第１４ホールでバーディーを決めて少し取り返し、残りの４ホールをパーで凌いだので、結局１打落とし、トータルイーブンとして後半へと繋いでいる。
後半に入ってからはいきなり第１、２ホールと連続でバーディーを決め、続く２ホールをパーで凌いだ後、第５ホールでもバーディーを決め、残りの４ホールをパーで凌いだので、結局後半では３打伸ばし、トータル－３として決勝ラウンドへと繋いでいる。
久常涼じわりと伸ばし十位維持
久常涼後半加速十位維持
久常涼十位維持して力魅せ
世界ランキング９９位のヤニク・パウル（ドイツ、２９歳、１８５㎝、７９㎏）は２日目－４、トータル－２と伸ばし、３９位も上げて１３位タイに付けて来た。
ヤニクパウル確り伸ばし上げて魅せ
ヤニクパウル大きく上げて強さ魅せ
ヤニクパウル上位で通過強さ魅せ
世界ランキング１１９位のラスムス・ホイガールト（デンマーク、２２歳、１８７㎝）は２日目イーブン、トータル－２と伸ばせず、７位下がって１３位タイとなっている。
世界ランキング１０１位のアレクサンデル・ビョーク(スウェーデン、３３歳、１８５㎝、７６㎏)は２日目－２、トータル－１と伸ばし、２位上げて２６位タイに付けて来た。
じわりと伸ばし力魅すビョークかな
力魅せ上位に迫るビョークかな
意地を魅せ中位で通過ビョークかな
世界ランキング１７０位のマチュー・パボン（フランス、３０歳、１８３㎝、８５㎏）は２日目イーブン、トータル－１と伸ばせず、１６位下がって２６位タイとなっている。
世界ランキング１６５位のセバスティアン・ソダーバーグ（スウェーデン、３２歳、１８８㎝、８４㎏）は２日目－２、トータルイーブンと伸ばし、１２位上げて４０位タイに付けて来た。
ソダーバーグじわりと伸ばし上げて魅せ
ソダーバーグ確り上げて力魅せ
ソダーバーグ中位で通過意地を魅せ
そして、比嘉一貴は２日目４バーディー、２ボギーの－２、トータル＋１と伸ばし、２６位も上げて５２位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
２日目はインスタートで、トータル＋３からスタートして、前半では２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル＋３と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して２バーディーの－２、トータル＋１と伸ばした。
比嘉一貴後半加速上げて魅せ
比嘉一貴大きく上げて力魅せ
比嘉一貴何とか通過意地を魅せ
世界ランキング１８６位のジェンス・ダントルプ（スウェーデン、３４歳、１８３㎝、８１㎏）も２日目－２、トータル＋１と伸ばし、２６位も上げて５２位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
ダントルプじわりと伸ばし上げて魅せ
ダントルプ大きく上げて力魅せ
ダントルプ何とか通過意地を魅せ
そして世界ランキング８９位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、３０歳、１８３㎝、７９㎏)、世界ランキング１８７位でかつてはアジアの大砲と呼ばれていたガビン・グリーン（マレーシア、２９歳、１８５㎝、９４㎏）は共に２日目イーブン、トータル＋１と伸ばせず、２４位も下がって５２位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
なお今回は前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に５２位タイまでに入っていた７１名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから世界ランキング９１位のトービヨン・オルセン(デンマーク、３３歳、１７５㎝、７０㎏)、世界ランキング１２４位のニコライ・ホイガールト（デンマーク、２２歳、１８８㎝、８２㎏）は共にトータル＋２で７２位タイ、岩﨑亜久竜、川村昌弘は共にトータル＋３で８２位タイ、世界ランキング１５８位のオキー・ストライドム（南アフリカ、３８歳、１８８㎝、８０㎏）はトータル＋５で１０１位タイ、星野陸也、世界ランキング５６位のパブロ・ララサバル（スペイン、４０歳、１７８㎝、７５㎏）は共にトータル＋６で１１８位タイ、世界ランキング１５０位のオリバー・ベッケル（南アフリカ、３８歳、１８８㎝、９０㎏）はトータル＋９で１３７位タイとなって、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
