５月４日(木)の朝から茨城県にある「茨城ゴルフ倶楽部(６７８０ヤード、パー７２)」において国内女子ツアーのメジャー大会、「ワールドレディースチャンピオンシップサロンパスカップ」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は１億２０００万円、優勝賞金は２４００万円で、前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に６０位タイまでに入っている選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
この大会にも昨年の１１月に最終プロテストに合格したばかりの９５期生が何人か出場しているのは楽しみであるが、今回はその他にお隣の国、韓国女子ツアーから３人の猛者が加わっているのも楽しみである。
それは２０２１年、２０２２年と連続で韓国女子ツアーにおいて６勝ずつして賞金女王となったパク・ミンジ、２０２２年の年間女王となったキム・スジ、通算５勝のイ・ソミで、その他にもスーパーアマチュアの馬場咲希も出場しているので、注目点が多過ぎて迷ってしまう！？
国内のメジャー大会華やかで
誰を応援迷い出すかも
ライブ中継に付いては、全国的に視られるテレビでは地上波の日本テレビ系列とＣＳ放送の日テレジータスを組み合わせて４日間たっぷりと予定され、試合終了まで視ることが出来る。
それにインターネットの動画配信サイト、ＤＡＺＮ、Ｕ－ＮＥＸＴにおいて４日間に亘ってたっぷりと予定されており、試合終了まで視ることが出来る。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング７４位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利（２３歳、１５８㎝、５８㎏）で、２日目５バーディー、２ボギーの－３、トータル－４と伸ばして１位上げて来た。
２日目はインスタート（第１０ホールから）でトータル－１からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－４と伸ばし、後半に入ってからは２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－４と維持している。
難しい設定に時折強い風が吹くことも手伝って、アンダーパーは遂に吉田優利ひとりとなった。
吉田優利確り伸ばし首位に立ち
吉田優利風にも負けず首位奪い
吉田優利首位を奪って強さ魅せ
２位タイに付けているのは世界ランキング８１位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら（２５歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング２３６位で２０２１年６月の最終プロテストに合格した９３期生のリ・ハナ（韓国、２１歳、１５６㎝、９３㎏）で、トータルイーブンと維持している。
小祝さくらは２日目５バーディー、１ボギーの－４と伸ばして４０位も上げて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル＋４からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータルイーブンと確り伸ばし、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－４と維持している。
小祝や確り伸ばし上げて魅せ
小祝や大きく上げて強さ魅せ
小祝や二位まで上げて強さ魅せ
リ・ハナは２日目４バーディー、２ボギー、１ダブルボギーのイーブンと維持して３位上げて来た。
２日目はインスタートでトータルイーブンからスタートし、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－２と伸ばしたが、後半に入ってからは１バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの＋２、トータルイーブンと落としてスタート時点に戻っている。
スコア維持二位まで上げたリハナかな
二位に上げ力を魅せるリハナかな
二位に上げ期待をさせるリハナかな
単独４位に付けているのは世界ランキング５６位のイ・ソミ（韓国、２４歳、１６２㎝）で、２日目２バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの＋１、トータル＋１と落としながらも１位上げて来た。
落としても上げ強さ魅すイソミかな
四位付け強さを魅せるイソミかな
四位通過で強さ魅すイソミかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング８８位で９３期生をリードするひとり、今年念願のこのツアー初優勝（ツインズとしても２人共優勝したのは初）を果たした岩井明愛（アキエ、２０歳、１６１㎝、５９㎏、岩井ツインズの姉）は２日目＋２、トータル＋２と落としながらも５位タイを維持している。
岩井明愛落としながらも五位を維持
岩井明愛五位を維持して強さ魅せ
岩井明愛五位で通過し期待させ
世界ランキング２１４位で実力若手選手をリードするひとり、はんなり系で人気の高い金澤志奈（２７歳、１６４㎝、５３㎏）は２日目＋３、トータル＋２と落とし、３位下がって５位タイとなっている。
世界ランキング２３位で新世紀世代の国内組を代表し、昨年このツアーの年間女王に輝いた山下美夢有（２１歳、１５０㎝、５２㎏）は２日目イーブン、トータル＋３と維持し、２０位も上げて９位タイに付けて来た。
山下やスコア維持して上げて魅せ
山下や大きく上げて強さ魅せ
山下や九位で通過強さ魅せ
世界ランキング４０７位で黄金世代、９３期生の工藤優海（ユミ、２４歳、１５５㎝、５５㎏）は２日目＋４、トータル＋３と落とし、７位下がって９位タイとなっている。
世界ランキング３７位のキム・スジ（韓国、２６歳、１６３㎝）は２日目＋１、トータル＋４と少し落としながらも、１８位上げて１１位タイに付けて来た。
キムスジや落としながらも上げて魅せ
キムスジや確り上げて強さ魅せ
キムスジや上位で通過強さ魅せ
世界ランキング７１位で実力派ベテラン選手を代表し、メジャー大会での優勝が待たれる上田桃子（３６歳、１６１㎝、５４㎏）は２日目＋３、トータル＋４と落としながらも１１位タイを維持している。
上田桃子落としながらも順位維持
上田桃子上位維持して強さ魅せ
上田桃子上位で通過強さ魅せ
世界ランキング１１７位で２０２１年１１月に最終プロテストに合格した９４期生をリードするひとり、昨年ステップアップツアーで新記録となる５勝をして賞金女王に輝いた櫻井心那（ココナ、１９歳、１６６㎝、６２㎏）は２日目＋４、トータル＋５と落とし、２位下がって１３位タイとなっている。
世界ランキング２６位のパク・ミンジ（韓国、２４歳、１６０㎝）、世界ランキング５３位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング１位で米国と韓国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ（韓国、３５歳、１５５㎝、６３㎏）は共に２日目＋２、トータル＋６と落としながらも、２４位も上げて１８位タイに付けて来た。
パクミンジ落としながらも上げて魅せ
パクミンジ大きく上げて強さ魅せ
パクミンジ上位で通過強さ魅せ
申ジエや落としながらも上げて魅せ
申ジエや大きく上げて強さ魅せ
申ジエや上位で通過強さ魅せ
世界ランキング７５位で９３期生を代表し、逸早くステップアップツアーで優勝してこのツアーでも既に２勝している岩井千怜（チサト、２０歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹）は２日目＋４、トータル＋６と落としながらも、１位上げて１８位タイに付けて来た。
岩井千怜落としながらも上げて魅せ
岩井千怜上位で通過強さ魅せ
岩井千怜上位で通過期待させ
世界ランキング３０８位の馬場咲希(代々木高３年、１８歳、１７６㎝)は２日目＋２､トータル＋７と落としながらも、３２位も上げて２９位タイに付けて来た。
馬場咲希や落としながらも上げて魅せ
馬場咲希や大きく上げて力魅せ
馬場咲希や中位で通過意地を魅せ
世界ランキング１０８位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、先週このツアーで優勝した飛ばし屋の穴井詩（ララ、３５歳、１６５㎝、５８㎏）は２日目＋４、トータル＋７と落としながらも２９位タイを維持している。
穴井詩落としながらも順位維持
穴井詩中位維持して強さ魅せ
穴井詩中位で通過意地を魅せ
世界ランキング１１５位で実力派中堅選手をリードするひとり、誰よりも練習熱心でパット巧者の鈴木愛（２８歳、１５５㎝）は２日目＋６、トータル＋７と大きく落とし、１８位下がって２９位タイとなっている。
世界ランキング１００位で実力派中堅選手をリードするひとり、広い交友関係を持つ青木瀬令奈（３０歳、１５３㎝、５０㎏）は２日目＋７、トータル＋７と大きく落とし、２４位も下がって２９位タイとなっている。
世界ランキング１１９位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、疑問が生じれば誰にでも訪ねる謙虚さが人気の高い菊地絵理香（３４歳、１５７㎝、５２㎏）は２日目＋５、トータル＋８と大きく落とし、１４位下がって４３位タイとなっている。
そして、世界ランキング４０位で新世紀世代をリードするひとり、昨年終盤一気に落ち込んで復調しつつある西郷（せご）どんこと西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）は２日目＋５、トータル＋９と大きく落とし、１０位下がって５２位タイとなって、ぎりぎりで予選を通過している。
以上で、５２位タイまでに入っていた６１名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング９５位で狭間世代をリードし、ナチュラルアイドル系で人気の高い菅沼菜々（２３歳、１５８㎝）、世界ランキング１０１位で黄金世代をリードするひとり、昨年念願であったこのツアー初優勝を成し遂げた高橋彩華（サヤカ、２４歳、１６２㎝、５５㎏）は共にトータル＋１０で６２位タイ、世界ランキング１０７位で実力派若手選手をリードするひとり、長期に亘って低迷した後に復活して優勝するようになった堀琴音（２７歳、１６５㎝、５６㎏）はトータル＋１２で８１位タイ、世界ランキング９１位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛ばし屋の藤田さいき（３７歳、１６８㎝、６８㎏）はトータル＋１５で９２位タイ、世界ランキング５４位で９４期生を代表し、昨年ステップアップツアーで優勝した後にこのツアーでも既に２勝しているはんなり系で人気の高い川﨑春花（２０歳、１５８㎝、５１㎏）はトータル＋１７で単独１０４位となって、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
なお、世界ランキング４６位で狭間世代を代表し、東京五輪ゴンメダリストの稲見萌寧（モネ、２３歳、１６６㎝、５８㎏）は体調が悪そうであったが、残念ながら途中棄権している。
