先週木曜日の21時10分頃から時差-14時間の米国・フロリダ州にある「ベイヒル・クラブ&ロッジ(7466ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「アーノルド・パーマー招待」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
或る記事によると賞金総額は1200万ドルとあり、約13億8000万円となるから、相当高額で、その分、フィールドもまあまあ厚くなっていた。
因みに優勝賞金は216万ドルで、約2億4800万円と流石に高額であった。
日本人選手としては世界ランキング11位でエースの松山英樹(30歳、180㎝、90kg)、世界ランキング60位で松山先輩を追って米国男子ツアーへの参戦を目指している金谷拓実(23歳、172㎝、75kg)が出場して、松山英樹が予選を通過出来た。
第3日終了までの2人に付いて簡単に触れておくと、松山英樹は初日+1と少し落とし、63位タイと不安な立ち上がりであったが、2日目はイーブン、トータル+1と維持して39位タイまで上げ、余裕の通過を果たしたのは流石であった。
ただ、肩や首の痛みに耐えてのプレイであったようで、3日目は+4、トータル+5と落として58位タイまで下がっている。
最終日がどんな展開になるのか、大いに気になるところであったが、不安も大きく、ついつい他のツアーに気持ちが行っていて、折角彼方此方で放送されていたライブ中継を視ることなく終わってしまった。
さて、最終日はどうなったのか!?
松山や彼方此方痛み耐えながら
何とか通過後が気になり
金谷拓実は初日+2と落として83位タイと出遅れ、2日目+2、トータル+4と落としながらも79位タイまで上げたが、残念ながらぎりぎりCUTの憂き目に遭っていた。
米国男子ツアーを主戦場とするにはまだ何かが足りないようで、これからの奮起に期待したい。
さて、単独首位に抜け出て見事優勝したのは世界ランキング6位でこのとこ絶好調を維持しているスコッティー・シェフラー(米国、25歳、191㎝、91kg)で、最終日3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-5と維持して3位上げて来た。
なお、この試合の結果、世界ランキングは5位まで上がっている。
シェフラーや首位に抜け出て勝って魅せ
シェフラーや最後まで上げ勝って魅せ
シェフラーや最後逆転勝って魅せ
2位タイに入ったのは世界ランキング23位のティレル・ハットン(イングランド、30歳、175㎝、73kg)、世界ランキング4位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、24歳、178㎝、75kg)、世界ランキング22位のビリー・ホーシェル(米国、35歳、183㎝、79kg)で、トータル-4となった。
ティレル・ハットンは最終日7バーディー、4ボギーの-3と伸ばして10位上げて来た。
なお、この試合の結果、世界ランキングは16位まで上がっている。
ハットンや確り伸ばし二位となり
ハットンや二位に入って強さ魅せ
ビクトル・ホブランは最終日3バーディー、5ボギーの+2と落としながらも1位上げて来た。
なお、この試合の結果、世界ランキングは3位まで上がっている。
ホブランや最後は上げて強さ魅せ
ホブランや二位に入って強さ魅せ
ビリー・ホーシェルは最終日3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの+3と落として1位下がった。
なお、この試合の結果、世界ランキングは15位まで上がっている。
ホーシェルや最後は落とし順位下げ
ホーシェルや二位に入って強さ魅せ
ここまで観て来てもあまり伸ばせず、落とすことの多いような厳しい状況になっているものと思われる。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング33位のテイラー・グーチ(米国、30歳、183㎝、91kg)は最終日+5、トータル-2と大きく落とし、6位下がって7位タイとなった。
世界ランキング16位のサム・バーンズ(米国、25歳、185㎝、84kg)は最終日-1、トータル-1と少し伸ばし、8位上げて9位タイに入った。
バーンズや確り上げて強さ魅せ
バーンズや九位に入り強さ魅せ
世界ランキング25位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、27歳、178㎝、70kg)は最終日+1、トータル-1と少し落としながらも9位タイを維持した。
落としてもフィッツパトリック九位維持
九位維持フィッツパトリック強さ魅せ
世界ランキング5位のロリー・マキロイ(北アイルランド、32歳、178㎝、73kg)は最終日+4、トータル+1と落とし、7位下がって13位タイとなった。
世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、188㎝、100kg)、世界ランキング36位のマックス・ホーマは共に最終日+2、トータル+2と落としながらも17位タイを維持した。
ジョンラーム落としながらも上位維持
ジョンラーム上位維持して意地を魅せ
落としつつ上位維持したホーマかな
上位維持強さを魅せたホーマかな
そして、松山英樹は最終日6バーディー、4ボギーの-2、トータル+3と伸ばし、38位も上げて20位タイに入った。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、決勝ラウンドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル+5から出て、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第3、4ホールと連続でバーディーを決めて取り返しただけではなく更に伸ばし、1つ空いて第6ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第8ホールでもバーディーを決めて好調に伸ばし続けるかのように見えた。
しかし、続く第9ホールではボギーを叩いたので、結局2打伸ばし、トータル+3として後半へと繋いでいる。
後半に入って第11ホールでボギーを叩いたが、空かさず第12ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
それから、1つ空いて第14ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第16ホールでバーディーを決めて取り返し、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局イーブンで、トータル+3のままホールアウトしている。
アンダーパーが何と4人しかいない中の1人であるから、それだけでも凄い!?
なお、この試合の結果、世界ランキングは11位を維持している。
松山や最後大きく上げて魅せ
松山や最後伸ばして回り切り
結果ランクを維持出来たかも
世界ランキング24位のイム・ソンジェ(韓国、23歳、183㎝、91kg)は最終日+4、トータル+3と落とし、8位下がって20位タイとなった。
世界ランキング26位のジェイソン・コクラック(米国、36歳、193㎝、102kg)、世界ランキング34位で日本でも人気の高いベテランのアダム・スコット(オーストラリア、41歳、183㎝、82kg)は共に最終日+2、トータル+4と落としながらも、7位上げて26位タイに入った。
コクラック落としながらも上げて魅せ
コクラック最後も上げて強さ魅せ
スコットや落としながらも上げて魅せ
スコットや最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング32位のトーマス・ピーターズ(ベルギー、30歳、196㎝、85kg)は最終日+2、トータル+5と落としながらも、10位上げて32位タイに入った。
ピーターズ確り上げて強さ魅せ
ピーターズガンガン上げて強さ魅せ
世界ランキング40位のトム・ホーグ(米国、32歳、185㎝、79kg)は最終日+5、トータル+5と大きく落とし、15位下がって32位タイとなった。
世界ランキング30位のウィル・ザラトリス(米国、25歳、188㎝、75kg)は最終日+7、トータル+6と大きく落とし、26位も下がって38位タイとなった。
世界ランキング38位のマシュー・ウルフ(米国、22歳、183㎝、75kg)は最終日+4、トータル+10と落としながらも、2位上がって61位タイとなった。
これはもう上げたと言うより、周りも落とし、それよりはましだから上がったと言う感じか!?
マシューウルフ落とし方周りよりましで
自然と順位上がったのかも
世界ランキング38位のマーク・リーシュマン(オーストラリア、38歳、188㎝、91kg)は最終日+6、トータル+11と大きく落とし、10位下がって68位タイとなった。
そして、世界ランキング27位でベテランのポール・ケイシー(イングランド、44歳、178㎝、82kg)は最終日+11、トータル+13と大きく落とし、39位も下がって単独72位となった。