sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント最終日、西郷真央おめでとう!・・・R4.3.6③

 木曜日の朝から沖縄県にある「琉球ゴルフ倶楽部(6590ヤード、パー72)」において多くのファンが待ちに待っていた国内女子ツアーの今シーズン開幕戦、「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が4日間の日程で開催され、その最終日が感動の内に終わった。

 

 賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は2160万円で、2日間に亘る予選ラウンド終了時点に48位タイまでに入っていた58名の選手が決勝ラウンドへと駒を進められた。

 

 ライブ中継を残念ながらテレビではあまり長時間に亘って視ることが出来ず、相変わらず録画中継となることが多いが、インターネットのGOLFTVでは4日間に亘ってたっぷりと配信されているので、初日から早速のんびり楽しませて貰った。

 

        国内の女子のツアーもネットにて

        ライブ中継楽しめるかも

 

 それは勿論好いのであるが、並行して米国女子ツアーのライブ中継もしていたので、特に予選ラウンド辺りではチャンネルを切り替えるのに忙しかった。

 

 そうすると好い場面を見逃したり、それぞれの印象が薄くなったり、これは好いことばかりでは無さそうだなあ。フフッ。

 

        彼方此方のツアー気になり梯子して

        かえって記憶薄れるのかも

 

 決勝ラウンド、それも最終日になると流石に国内女子の熱いバトルの方が気になり、此方にチェンネルを合わせている時間が殆んどになって行った。

 

 さて、他力も手伝って単独首位に抜け出て、見事ツアー初優勝したのは世界ランキング37位で新世紀世代をリードするひとり、初優勝がずっと待たれていた、皆が認める実力派の西郷真央(20歳、158㎝、57kg)で、最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-10と大きく伸ばして7位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で最終組から2組前で回り、トータル-5から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4、5ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第7ホールでもバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局3打伸ばし、トータル-8で後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでボギーを叩いたが、空かさず第13ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 続く2ホールをパーで凌いだ後、第16、17ホールと連続でバーディーを決め、この時点でトータル-10まで伸ばして遂にトップを走る渡邉彩香に追い着いた!

 

 その後西郷真央は第18ホールのピンチも何とかパーで切り抜け、トータル-10でホールアウトして、クラブハウスリーダーとして待つ身となったが、その間に最終組でトータル-10のトップタイに立って回っていた渡邉彩香は第16ホールでボギー、第17ホールでダブルボギーを叩いて崩れ、トータル-7へと落としてホールアウトし、他の選手も追い着いて来なかったので、無事初優勝となった。

 

        西郷真央大きく伸ばし追い着いて

        周りが崩れ勝ち切ったかも

 

        西郷真央大きく伸ばし勝って魅せ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング304位の黄(ファン)アルム(韓国、168㎝、60kg)で、最終日4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-10と少し落として1位下がった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで最終組で回り、トータル-10から出て、前半では2ホールをパーで凌ぎ、第3ホールでボギーを叩いたが、空かさず第4ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 残りの5ホールをパーで凌いだので、トータル-10のまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでダブルボギーを叩いたのでトータル-8まで落とし、続く2ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでボギーを叩き、この時点でトータル-7まで落としたので、優勝戦線からはすっかり脱落したかのように見えたが、空かさず第14ホールでバーディーを決めてバウンスバック!

 

 1つ空いて第16ホールでボギーを叩いたが、空かさず第17ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 この時点でトータル-8の2位タイであったが、第18ホールでもバーディーを決めてトータル-9まで伸ばし、最終的に単独2位に抜け出た。

 

 崩れるようで崩れ切らず、最後は少しでもましなところまで戻して終わるこの粘り、流石ではないか!?

 

        黄アルム崩れながらも二位となり

 

        黄アルム崩れながらも粘り魅せ

        単独二位に食い込むのかも

 

 単独3位を維持したのは世界ランキング40位でプラチナ世代をリードするひとり、米国女子ツアーへの参戦も視野に入って来た西村優菜(21歳、150㎝未満? 50kg)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばした。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、最終組で回り、トータル-7から出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、1つ空いて第5ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第7ホールでもまたバーディーを決めたので、この時点でトータル-10まで伸ばし、首位に並んでいる。

 

 そして残りの2ホールをパーで凌いだので、トータル-10のまま後半へと繋いだ。

 

 後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでもボギーを叩き、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局後半では2打落とし、トータル-8としてホールアウトしている。

 

        西村優菜前半伸ばし後半で

        崩れて勝利遠のくのかも

 

        西村優菜少し伸ばして三位維持

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング66位で新世紀世代をリードするひとり、既に優勝も経験している山下美夢有(20歳、150㎝、52kg)は最終日-5、トータル-7と大きく伸ばし、14位上げて4位タイに入った。

 

 終わってから初優勝した同世代で仲好しの西郷真央を称え、ずっと一緒ににこやかな笑顔を称えながら写真を撮って貰っているのは微笑ましかった。

 

        山下や大きく伸ばし四位入り

 

        山下や四位まで上げ強さ魅せ

 

        山下や西郷称えほっこりし

 

 世界ランキング68位で黄金世代をリードするひとり、目立つ程の飛ばし屋に変身して米国女子ツアーが視野に入って生きた勝みなみ(23歳、157㎝)は最終日-2、トータル-7と伸ばし、4位上げて4位タイに入った。

 

        勝みなみ最後も上げて強さ魅せ

 

        勝みなみ四位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング126位で飛ばし屋の大型中堅選手の渡邉彩香(28歳、172㎝、65kg)は最終日+3、トータル-7と落とし、3位下がって4位タイとなった。

 

 上記のように一気に崩れたのが終盤であるから、ここは外国人選手等と同様に若手の成長に負けたとも言え、今後の反省点とも言えるのかも知れない。

 

 世界ランキング69位で心機一転を図ろうとしている実力派中堅の鈴木愛(27歳、155㎝)は最終日+1、トータル-5と少し落とし、4位下がって8位タイとなった。

 

 世界ランキング16位で狭間世代を代表する東京五輪の銀メダリスト、昨シーズン賞金女王に輝いた稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg)は最終日+2、トータル-4と落とし、6位下がって10位タイとなった。

 

 世界ランキング63位で黄金世代をリードするひとり、休まないことから鉄人と呼ばれる天然振りで人気の小祝さくら(23歳、158㎝、58kg)は最終日-3、トータル-3と伸ばし、21位も上げて13位タイに入った。

 

        小祝や最後まで強さ魅せ

 

        小祝や上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング378位で昨年11月に最終プロテストに合格したまだ現役高校生の佐藤心結(ミユ、18歳、161㎝、57kg)は最終日+2、トータル-3と落とし、5位下がって13位タイとなった。

 

 優勝争いとは行かなかったが、大崩れはせず、最後まで上位で奮闘したのは流石で、今後大いに期待が膨らむ選手ではないか!?

        

 世界ランキング128位で暫らく低迷した後復調し、昨年念願のツアー初優勝を果たした中堅の堀琴音(26歳、165㎝、56kg)は最終日+3、トータル-3と落とし、9位下がって13位タイとなった。

 

 世界ランキング89位で黄金世代をリードするひとり、飛ばし屋で米国女子ツアー参戦も夢見る大型プレーヤーの原英莉花(23歳、173㎝、58kg)は最終日イーブン、トータル-1と維持し、3位上げて21位タイに入った。

 

        原英莉花スコア維持して上げて魅せ

 

        原英莉花最後は上げて意地を魅せ

 

 世界ランキング123位で出産を経て復帰した後、既に優勝もしているベテランの若林舞衣子(33歳、165㎝、60kg)は最終日+1、トータル-1と少し落とし、3位下がって21位タイとなった。

 

 世界ランキング84位でプラチナ世代をリードするひとり、化粧やお洒落に興味が強く、詳しいことからコスメ番長と呼ばれる吉田優利(21歳、158㎝、58kg)は最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばし、13位上げて26位タイに入った。

 

        吉田優利最後も上げて強さ魅せ

 

        吉田優利通過の後も上げ続け

        中位に入り流石なのかも

 

 世界ランキング142位で大型ベテラン実力選手の藤田さいき(36歳、168㎝、65kg)は最終日+2、トータル+1と落とし、5位下がって29位タイとなった。

 

 世界ランキング92位で黄金世代をリードするひとり、イップスを克服して復活優勝も遂げた大里桃子(23歳、171㎝、60kg)は最終日+4、トータル+3と落とし、15位下がって39位タイとなった。

 

 世界ランキング77位で黄金世代をリードするひとり、皆が実力を認めて初優勝が待たれる高橋彩華(23歳、162㎝、55kg)は最終日+4、トータル+4と落とし、7位下がって41位タイとなった。

 

 世界ランキング135位で昨シーズン口禍で出場を自粛した後復帰し、反省著しいベテランの笠りつ子(34歳、160㎝、58kg)は最終日+4、トータル+6と落とし、6位下がって49位タイとなった。

 

 世界ランキング58位で元世界ランキング1位、米国女子ツアーと韓国女子ツアーの賞金女王にもなったレジェンド級ベテラン実力派外国人選手の申ジエ(33歳、155㎝、63kg)は最終日+9、トータル+7と大きく落とし、32位も下がって50位タイとなった。

 

 皆が認める実力の持ち主である申ジエにしてこの崩れ方はどうしたことであろうか?

 

 もしかして古傷でも傷んだのか!?

   

 そして、世界ランキング119位で疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる実力派ベテラン選手のひとり、菊地絵理香(33歳、157㎝、52kg)は最終日+4、トータル+10と落としながらも、2位上がって56位タイに入った。

 

 これはもう周りがより大きく落としたと言うだけの話だろうなあ。