sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の変動・・・R5.4.25②

 4月も下旬となり、全体に過ごし易い日が増えているが、ここ2、3日は天候が下り加減で、気温も下がっている。

 

 私の住む奈良辺りでは最高気温が20℃を切り、最低気温が10℃を切っているので、部屋により、また時間帯によって、暖房を入れることもある。

 

 そう言えば世界の彼方此方で開催されているゴルフツアー、野球などの中継を視ていると、雨が降ったり、風が吹いたりし、選手達が寒そうにしている様子が窺えることもある。

 

 ただ世界は広い。

 

 また南半球では我が国と反対の季節になっている。

 

 そんな中、先週も世界中の彼方此方で男女プロゴルフツアーが開催されていた。

 

 今週は女子ツアーの様子から簡単に書き留めておく。

 

 先ずは国内で開催されたツアーから見ておくと、4月21日(金)の7時頃から静岡県にある「川奈ホテルゴルフコース・富士コース(6457ヤード、パー71)」において国内女子ツアー、「41stフジサンケイレディスクラシック」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると、賞金総額は8000万円、優勝賞金は1440万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時点に49位タイまでに入っていた54名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 昨年の11月に最終プロテストに合格したばかりの95期生も何人か既に参戦して活躍しており、楽しみが増している。

 

        国内の女子のツアーは若手増え

        更に楽しく観られるのかも

 

 なおライブ中継に付いては、地上波のフジテレビ系列、BSフジ、CS放送のフジテレビONEを上手く繋ぎながら最後まで視られる感じに放送されていた。

 

 インターネットの動画配信サイト、DAZN、U-NEXTでは3日間に亘ってたっぷりと配信されて、試合終了まで視ることが出来た。

 

 さて、単独首位を維持して見事このツアー初優勝を遂げたのは世界ランキング579位で95期生、昨年11月に実施されたばかりの最終プロテストにトップで合格した神谷そら(20歳、167㎝、60㎏)で、トータル-4まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは188位まで上がっている。

 

        神谷そら緊張に耐え首位を維持

        初優勝で力魅すかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング78位で93期生を代表し、逸早くこのツアーの下部に当たるステップアップツアーで優勝して既にこのツアーで2勝している岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)、世界ランキング235位でプラチナ世代で初優勝が待たれるひとり、アマチュア時代から大活躍していた安田祐香(22歳、163㎝、53㎏)、世界ランキング640位で95期生、新世紀世代の荒川怜郁(レイカ、21歳、169㎝、63㎏)で、トータル-3まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは岩井千怜が74位まで上がり、安田祐香が202位まで上がり、荒川怜郁が320位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング135位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、優しそうな笑顔が特徴のペ・ソンウ(韓国、29歳、166㎝、59㎏)で、トータル-2まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは126位まで上がっている。

 

 それから、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーはオープンウイークであった。

 

 次に海外で開催されたツアーに付いて見ておくと、

4月20日(木)の21時15分頃から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・テキサス州にある「ザ・クラブ・アット・カールトン・ウッズ(6824ヤード、パー72)」において米国女子ツアーのメジャー大会、「シェブロン選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は510万ドル、優勝賞金は76.5万ドルとなり、1ドルを約134.2円とすれば、それぞれ約6億8440万円、約1億270万円となる。

 

 日本人選手としては畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、西郷真央、渋野日向子、西村優菜、勝みなみ、馬場咲希の8名が出場しており、畑岡奈紗、古江彩佳、西郷真央、渋野日向子、西村優菜が予選を通過している。

 

 全体では第2ラウンド終了時に59位タイまでに入っていた68名の選手が残り2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なおライブ中継に付いてはWOWOWで放送されていた。

 

        テキサスに日本の選手多く出て

        五人が通過期待膨らみ

 

 さて首位タイに入って、プレーオフを1ホール目で制して見事優勝したのは世界ランキング12位のリリア・ヴ(米国、25歳、165㎝)で、トータル-10と伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで今年2勝目、通算でも2勝目となり、メジャー大会では初優勝となって、この試合の結果を踏まえ、世界ランキングは4位まで上がっている。

 

        リリアヴやメジャーも勝って二勝目に

        トップクラスの仲間入りかも

 

 首位タイに入り、プレーオフの結果、単独2位となったのは世界ランキング172位のエンジェル・イン(米国、24歳、160㎝)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの結果を踏まえ、世界ランキングは48位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング2位で昨年鎖骨下の血栓除去手術を経て復活したネリー・コルダ(米国、24歳、178㎝)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは1位に返り咲いている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング5位で天才少女と呼ばれ、既に欧州女子ツアーでは4勝して米国女子ツアーでは2勝しているアタヤ・ティティクル(タイ、20歳、162㎝)、世界ランキング34位のアライセン・カーパズ(米国、25歳、175㎝)、世界ランキング53位のキム・アリム(韓国、27歳、175㎝)、世界ランキング76位の梁煕英(ヤン・エイミー、韓国、33歳、173㎝)、世界ランキング109位のアルバン・バレンツエラ(スイス、25歳、175㎝)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはアタヤ・ティティクルが5位を維持し、アライセン・カーパズが21位まで上がり、キム・アリムが41位まで上がり、梁煕英が53位まで上がり、アルバン・バレンツエラが75位まで上がっている。

 

 日本人選手では先ず世界ランキング39位で黄金世代をリードするひとり、2019年に全英女子オープンで優勝した渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)はトータル+1と落として28位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは40位まで下がっている。

 

 また世界ランキング13位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)はトータル+2まで落として37位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは12位を維持している。

 

 また世界ランキング19位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りで既にこのツアーでも優勝している古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)はトータル+6まで落として52位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは19位を維持している。

 

 また世界ランキング47位でプラチナ世代をリードするひとり、今年からこのツアーに本格参戦している西村優菜(22歳、150㎝、50㎏)はトータル+8まで落として56位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは51位タイまで下がっている。

 

 世界ランキング35位で新世紀世代をリードするひとり、復調しつつある西郷(せご)どんこと西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)はトータル+11まで落として単独65位となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは38位まで下がっている。

 

 また4月21日(金)の朝から韓国慶尚南道にある「ガヤ・ゴルフ・クラブ(6818ヤード、パー72)」において韓国女子ツアー、「ネクセン・セイントナイン・マスターズ2023」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は8億ウォンで、1ウォンを約0.101円とすれば、約8080万円であった。

 

 このツアーは国内女子ツアーに次ぐぐらいの大きなツアーとなっており、今年は32試合が予定され、賞金総額は311億ウォン、したがって約31億4000万円となっている。

 

 先週開催された大会の日程、賞金総額もほぼ同じである。

 

 コロナ禍の影響もあり、それまでは海外の彼方此方に出て活躍していた選手がこのツアーで活躍していることも多いようである。

 

        韓国の女子のツアーは成長し

        留まる選手増えているかも

 

 さて、単独1位となったのは世界ランキング219位のチェ・ウンウ(韓国、27歳、164㎝)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは148位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング144位のコ・ジユ(韓国、20歳、165㎝)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは105位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング40位のキム・スジ(韓国、26歳、163㎝)、世界ランキング57位のイ・ソミ(韓国、24歳、162㎝)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはキム・スジが37位まで上がり、イ・ソミが55位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング67位のイム・ヒジョン(韓国、22歳、161㎝)、世界ランキング143位のイ・ダヨン(25歳、157㎝)、世界ランキング321位のキム・ミンピョル(韓国、19歳、168㎝)で、トータル-4まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはイム・ヒジョンが68位まで下がり、イ・ダヨンが125位まで上がり、キム・ミンピョルが246位まで上がっている。

 

 それから、米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアー、欧州女子ツアーとその下部ツアー、オーストラリア女子ツアーに付いてはオープンウイークであった。

 

 次に女子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動  氏名     

  13位  ー   畑岡奈紗(24歳、158㎝) 

  19位  ー   古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)

  22位 ↓ 1 山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)

  35位 ↓ 4 笹生優花(21歳、166㎝、63㎏) 

  38位 ↓ 3 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)

  40位 ↓ 1 渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)

  44位 ↓ 1 稲見萌寧(モネ、23歳、166㎝、58kg)

  49位 ↓ 5 川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏、94期生)

  51位 ↓ 4 西村優菜(22歳、150㎝未満 50㎏)     

  57位 ↓ 5 勝みなみ (24歳、157㎝、57㎏)  

  70位 ↓ 2 上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)

  73位 ↓ 2 吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)

  74位 ↑ 4 岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、93期生) 

  78位 ↓ 4 小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)  

  88位 ↓ 2 岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、93期生)

  91位 ↓ 3 藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)

  95位 ↓ 3 菅沼菜々(23歳、158㎝) 

 100位 ↓ 3 青木瀬令奈(30歳、153㎝、50㎏)

 102位 ↓ 3 高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)

 107位 ↓ 2 堀琴音(27歳、165㎝、56kg)  

 

  先週は以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、実際にまあまあ大きな変動が見られたので、700位までの範囲で20位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 95期生で最終プロテストをトップで合格して先週国内女子ツアーで念願の初優勝を果たした飛ばし屋の神谷そら(20歳、167㎝、60㎏)は391位上がって188位に、プラチナ世代でアマチュア時代に大活躍して国内女子ツアーにおける初優勝が待たれる安田祐香(22歳、163㎝、53㎏)は33位上がって202位に、94期生の仁井優花(20歳、163㎝)は22位上がって258位に、95期生で神谷そらと競り合って強い刺激受けている新世紀世代の荒川怜郁(レイカ、21歳、169㎝、63㎏)は320位上がって320位に、権藤可恋(27歳、163㎝、58㎏)は21位上がって390位になっている。

 

 また95期生で狭間世代の平岡瑠依(23歳、158㎝、62㎏)は104位上がって393位に、93期生で狭間世代の薮田梨花(23歳、155㎝、60㎏)は24位上がって454位に、飛ばし屋の工藤遥加(ハルカ、30歳、171㎝、65㎏)は20位上がって461位に、エイミー・コガ(27歳、176㎝、57㎏)は40位上がって597位に、下川めぐみ(39歳、160㎝、56㎏)は84位上がって614位になっている。

 

 それから今週は国内女子ツアー、韓国女子ツアー、米国女子ツアー、エプソンツアーが開催される予定で、欧州女子ツアーとその下部ツアー、オーストラリア女子ツアーはオープンウイークとなっている。