sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の変動・・・R5.4.26①

 4月も下旬となり、全体に過ごし易い日が増えているが、ここ2、3日は天候が下り加減で、気温も下がっている。

 

 私の住む奈良辺りでは最高気温が20℃を切り、最低気温が10℃を切っているので、部屋により、また時間帯によって、暖房を入れることもある。

 

 そう言えば世界の彼方此方で開催されているゴルフツアー、野球などの中継を視ていると、雨が降ったり、風が吹いたりし、選手達が寒そうにしている様子が窺えることもある。

 

 ただ世界は広い。

 

 また南半球では我が国と反対の季節になっている。

 

 そんな中、先週も世界中の彼方此方で男女プロゴルフツアーが開催されていた。

 

 女子ツアーの様子に付いて既に触れたので、今回は男子の様子に付いて簡単に書き留めておく。

 

 先ずは国内で開催されたツアーから見ておくと、4月19日(水)の7時頃から福岡県にある「筑紫丘ゴルフクラブ(6928ヤード、パー72)」において国内男子ツアー下部のABEMAツアー、「i Golf Shaper Challenge in 筑紫丘2023」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると、賞金総額は1500万円、優勝賞金は270万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に59位タイまでに入っていた72名の選手が最終日1日の決勝ラウンドに駒を進めることが出来た。

 

 なお、ライブ中継に付いてはインターネットの動画配信サイトのABEMAで3日間に亘って朝からたっぷりと放送されていた。

 

 以前から時折楽しませて貰っているが、営業努力が感じられ、結構評判が好いように思われた。

 

        国内の男子の下部のツアーでは

        営業努力感じるのかも 

 

 さて単独首位に抜け出て逆転で見事このツアー初優勝を決めたのは世界ランキング723位でツアールーキーの鈴木晃祐(コウスケ、22歳、172㎝、63㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは596位まで上がっている。

 

        逆転で初優勝の鈴木かな

        強さ魅せて此れから期待

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング890位で新鋭の田中裕基(ヒロキ、20歳、171㎝)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは759位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング1313位で久々に名前を見る気がする飛ばし屋の秋吉翔太(32歳、175㎝、85㎏)、世界ランキング1409位の玉城海伍(タマキ・カイゴ、26歳、175㎝、85㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは秋吉翔太が1154位まで上がり、玉城海伍が1191位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは、世界ランキング1157位の薗田峻輔(33歳、177㎝、88㎏)、世界ランキング1738位で海外ツアーにも積極的に参戦して来た片岡大育(ダイスケ、34歳、167㎝、71㎏)、世界ランキング3419位(先週の最下位群)でツアールーキー、飛ばし屋の香川凛央(リオ、21歳、171㎝、78㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは薗田峻輔が1085位まで上がり、片岡大育が1494位まで上がり、香川凛央が1832位まで上がっている。

 

 また4月20日(木)の朝から茨城県にある「PGM石岡ゴルフクラブ(7039ヤード、パー70)」において国内男子ツアーとDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)が共催する大会、「ISPS HANDA欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると、賞金総額は200万ドル、優勝賞金は約31万ユーロとなっており、賞金総額は1ドルを約134円とすれば約2億6800万円、優勝賞金は1ユーロを約147円とすれば、約4560万円となり、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた72名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 何時もの国内男子ツアーに比べるとフィールドが厚くなっており、若手にとって挑戦し甲斐のある大会となっていたように思われた。

 

 それに普段は海外のツアーを主戦場としている、例えばアジアンツアーで優勝した金谷拓実、米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリーツアーに挑戦している桂川有人、DPワールドツアーを主戦場とし、旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘等も出場していた。

 

 川村昌弘に付いては残念ながら予選通過はならなかったが、ゴルフと旅のことを中心に綴られた人気のゴラム「いま僕はココにいます」が「Vol.165  日本で欧州ツアー」に更新されていた。

 

 1か月ほど休養を取って右手首の痛みを癒していたこと、その場所が出身地の三重ではなく、東南アジアであったこと、仲間との交流等が興味深く綴られている。

 

        欧州と国内ツアーコラボして

        若手に刺激与えたのかも

 

 ライブ中継として全国的に視られるテレビではCS放送のスカイAで4日間に亘ってたっぷりと放送され、インターネットの動画配信サイトではDAZNで4日間に亘ってたっぷりと配信されていた。

 

 さて、首位タイに入り、プレーオフを3ホール目で制して見事優勝したのは世界ランキング59位のルーカス・ハーバート(オーストラリア、27歳、188㎝、91㎏)で、トータル-15と伸ばした。

 

 なおこれがDPワールドツアーで通算3勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは42位まで上がっている。

 

        ハーバート逆転勝ちで強さ魅せ

        世界の猛者は流石なのかも

 

 首位タイに入って、プレーオフで負けた結果、単独2位にとなったのは世界ランキング381位のアーロン・コカリル(カナダ、31歳、180㎝、82㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは250位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング463位のキャラム・ヒルスコットランド、28歳、178㎝、79㎏)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは313位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング237位のグラント・フォレスト(スコットランド、29歳、180㎝、75㎏)、世界ランキング256位で米国男子ツアーのシード権復活を目指している岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはグラント・フォレストが195位まで上がり、岩田寛が213位まで上がっている。

 

 次に海外で開催されたツアーを見ておくと、4月20日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「セレンゲティー・エステーツ(7761ヤード、パー72)」において南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、「ザ・ツアー・チャンピオンシップ」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなっており、1ランドを約7.3円とすると、約1460万円となる。

 

 さて、独走状態で見事優勝したのは世界ランキング288位のジャコ・アーラス(南アフリカ、40歳、183㎝、100㎏)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは262位まで上がっている。

 

        ジャコアーラス独り抜け出し優勝し

        ベテランの味魅せられたかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング433位のケーシー・ジャービス南アフリカ、19歳)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは393位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング369位のピーター・モールマン(南アフリカ、32歳、178㎝)、世界ランキング587位のルカ・フィリッピィ(南アフリカ、24歳)、世界ランキング728位のライアン・ヴァン・ベルゼン(南アフリカ、21歳)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはピーター・モールマンが366位まで上がり、ルカ・フィリッピィが569位まで上がり、ライアン・ヴァン・ベルゼンが681位まで上がっている。

 

 また4月20日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・フロリダ州にある「レイクウッド・ナショナル・ゴルフ・クラブ(7113ヤード、パー71)」において米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリー・ツアー、「LECOMサンコースト・クラシック」が4日間の日程で開催される予定である。

 

 公式サイトによると賞金総額は100万ドル、優勝賞金は18万ドルとなっており、それぞれ約1億3400万円、約2400万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング196位で10代から米国にゴルフ留学していた大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)、世界ランキング319位で米国男子ツアーのシード権復活を目指している小平智が出場し、残念ながら予選落ちしている。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは大西魁斗が200位に下がり、小平智が322位まで下がっている。

 

        米国の下部のツアーに日本人

        チャレンジするも難しいかも

 

 さて首位タイに入って、プレーオフを制して優勝したのは世界ランキング645位でベテランのスコット・ガチャウスキー(米国、46歳、120㎏)で、トータル-21まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは359位まで上がっている。

 

 優勝賞金の高さ、世界ランキングの上がり様を観ていても、下部ツアーとは思えないレベルにあり、その分難しくもあるようだ。

 

        米国は下部のツアーも高レベル

        そこで優勝流石なのかも

 

 首位タイに入って、プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング1390位で新鋭のローガン・マカリスター(米国、23歳、183㎝)で、トータル-21まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは573位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング404位のベン・シルバーマン(カナダ、35歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング632位のチェイス・シーフェルト(米国、31歳、191㎝、91㎏)で、トータル-20まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはベン・シルバーマンが326位まで上がり、チェイス・シーフェルトが470位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング354位のケビン・ドハーティー(米国、31歳、185㎝、81㎏)、世界ランキング371位のクリス・ゴッタラップ(米国、23歳、180㎝)、世界ランキング388位のジェイク・ナップ(米国、28歳、182㎝、77㎏)で、トータル-19まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはケビン・ドハーティーが316位まで上がり、クリス・ゴッタラップが326位まで上がり、ジェイク・ナップが345位まで上がっている。

 

 また4月20日(木)の夜から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・ルイジアナ州にある「TPCルイジアナ(7425ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「チューリッヒクラシック・オブ・ニューオリンズ」が4日間に日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は860万ドル、優勝賞金は124.27万ドル(2人分)となっており、それぞれ約11億5000万円、約1億6650万円であった。

 

 ダブルス戦で80組160名が参戦して、第1、3ラウンドはフォーボール(1人1個のずつのボールを打ち、各ホール好い方を取る)、第2、4ラウンドはフォーサム(2人で1個のボールを交互に打つ)のストロークプレーで競い合う形式となり、前半第2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に28位タイまでに入っていた35組が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 残念ながら日本人選手は出場していなかったのでちょっと興味は薄れたが、フィールド的には一番厚く、やはり気にはなっていた。

 

 さて、チームワークよろしく見事優勝したのは世界ランキング69位のデービス・ライリー(米国、26歳、183㎝、79㎏)、世界ランキング180位のニック・ハーディ(米国、27歳)ペアで、トータル-30まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえてかどうかは分からないが、ともかく今週の世界ランキングはデービス・ライリーが69位を維持し、ニック・ハーディが177位まで上がっている。

 

 微妙な書き方をしたのは、他のツアーに比べてレベルは明らかに高そうなのに、世界ランキングの変動が微妙な気がしたからである。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング66位のニック・テイラー(カナダ、35歳、183㎝、77㎏)、世界ランキング70位のアダム・ハドウィン(カナダ、35歳、173㎝、73㎏)ペアで、トータル-28まで伸ばした。

 

 なお、今週の世界ランキングはニック・テイラーが65位まで上がり、アダム・ハドウィンが70位を維持している。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング81位のワインドハム・クラーク(米国、29歳、183㎝、78㎏)、世界ランキング139位のボウ・ホスラー(米国、28歳、175㎝、85㎝)ペアで、トータル-27まで伸ばした。

 

 なお、今週の世界ランキングはワインドハム・クラークが81位を維持し、ボウ・ホスラーが140位まで下がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング4位のパトリック・カントレー(米国、31歳、183㎝、86㎏)、世界ランキング5位で東京五輪で見事金メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ(米国、29歳、178㎝、79㎏)の昨シーズン優勝ペア、世界ランキング42位のテイラー・ムーア(29歳、175㎝、73㎏)、世界ランキング119位のマシュー・ネスミス(米国、29歳、183㎝、79㎏)ペアで、トータル-26まで伸ばした。

 

 なお、今週の世界ランキングはパトリック・カントレーが4位を維持し、ザンダー・シャウフェレが5位を維持し、テイラー・ムーアが43位まで下がり、マシュー・ネスミスが118位まで上がっている。

 

 それから、オーストラリア男子ツアーはシーズンオフで、アジアンツアーはオープンウイークとなっていた。

 

 次に男子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位    変動     氏名       

  21位  ー   松山英樹(31歳、180㎝、90㎏) 

  87位  ー   比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)

 129位 ↑ 4 星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)

 136位 ↑ 6 金谷拓実(24歳、173㎝、75㎏)

 146位 ↓ 1 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)

 154位  ー   稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)

 159位 ↑ 3 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)

 163位 ↑ 7 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏) 

 172位  ー   久常涼(20歳、175㎝、75㎏)  

 185位 ↓ 2 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)

 200位 ↓ 4 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)  

 213位 ↑43 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)

 219位 ↑ 4 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏) 

 229位 ↓ 4 木下稜介(31歳、174㎝、75㎏) 

 233位 ↓ 1 河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏)

 238位 ↓ 2 岩﨑亜久竜(アグリ、25歳、181㎝、86㎏) 

 245位 ↑ 4 香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)  

 247位 ↓ 2 川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)

 248位 ↑ 4 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)

 249位 ↓ 8 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)

 

 先週開催された以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーは幾つかあり、まあまあの変動が見られたので、1200位までの範囲で20位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 元アマチュア世界ランキング1位の中島啓太(22歳、177㎝、75㎏)は24位上がって317位に、積極的に海外ツアーに参戦して来た浅地洋佑(29歳、169㎝、68㎏)は43位上がって497位に、大型選手で飛ばし屋の出水田大二郎(30歳、183㎝、90㎏)は35位上がって511位に、鈴木晃祐(22歳、172㎝、63㎏)は137位上がって596位に、好調を維持している新鋭の杉原大河(23歳、175㎝、80㎏)は20位上がって702位に、シード権獲得が目標の新鋭で正確なプレイが売りの田中裕基(20歳、171㎝)は131位上がって759位になっている。

 

 また今野大喜(ダイキ、26歳、170㎝、80㎏)は21位上がって942位に、木村太一(24歳、173㎝、72㎏)は20位上がって1067位に、薗田俊輔(33歳、177㎝、88㎏)は72位上がって1085位に、大内智文(26歳、178㎝、72㎏)は25位上がって1128位に、飛ばし屋の秋吉翔太(32歳、175㎝、85㎏)は159位上がって1154位に、玉城海伍(26歳、175㎝、85㎏)は218位上がって1191位になっている。

 

 それから今週気に止まった世界ランキングの変動に大きく関係しそうなツアーとしては国内男子ツアー、DPワールドツアー、米国男子ツアー、およびその下部ツアーがあり、ABEMAツアー、アジアンツアーはオープンウイークで、オーストラリア男子ツアー、南アフリカ男子ツアーはシーズンオフとなっている。