2月も下旬となり、少し寒さが和らいで来たなあと思い、着ている物を減らし始めたら、また寒くなっている。
私が住む奈良県でも最高気温が10℃を普通に超え、最低気温が5度を超えていたかと思うと、昨日辺りから最高気温が5℃前後に下がり、最低気温が0℃近くになっている。
エコキュート(電気給湯器)の凍結防止が時々働き始めるから面白い!?
そう言えば水道料金の請求書には凍結防止に注意なんて書いてあったなあ。
と言うわけで、国内ツアーはまだ開催されていない。
ただ、世界はもっと広いから、当然色々な場所がある。
北半球で我が国と季節が同じ国であっても、十分に暖かいところがあるし、南半球では季節が逆になっているから、今は夏である。
そんなわけで開催されているゴルフツアーが増えて来て、先週気に止まった世界ランキングに関係しそうな女子のゴルフツアーも2つあった。
先ずは2月16日(木)の朝から時差+2時間(サマータイム中。それ以外の時期では+1時間)のオーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニーにある「Bunnie Doon Golf Club」においてオーストラリア女子ツアー(WPGAツアー)、「TPSシドニー」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は25万ドルとなっており、1(オーストラリア)ドルを約92.12円とすると、約2303万円であった。
公式サイトによると男子の方も同じ日程、同じ会場で同じ大会が開催されていた。
公式サイトには混合でのリーダーボードも挙がっていたから、もしかしたら賞金は男女合わせての額であろうか!?
それはまあともかく、以下女子のみの順位で並べ、男子と混合の順位はカッコ内に付しておく。
見事1位(5位タイ)となったのは世界ランキング187位(先週時点。以下、特に断らない限り同様)のサラ・ケンプ(オーストラリア、37歳、165㎝)で、トータル-17まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは170位まで上がっている。
サラケンプ男女混合競技にて
奮闘魅せて五位となるかも
2位タイ(11位タイ)に入ったのは世界ランキング192位のスヒョン・オー(オーストラリア、26歳、168㎝)、世界ランキング253位のシャルロッテ・トーマス(イングランド、29歳、168㎝)で、トータル-15まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングはスヒョン・オーが187位まで上がり、シャルロッテ・トーマスが221位まで上がっている。
4位タイ(14位タイ)に入ったのは世界ランキング189位で普段国内女子ツアーで活躍しているサイ・ペイイン(台湾、31歳、156㎝、56㎏)、世界ランキング308位のサラ・ジェーン・スミス(オーストラリア、38歳、162㎝)で、トータル-14まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングはサイ・ペイインが191位まで下がり、サラ・ジェーン・スミスが292位まで上がっている。
また、2月16日(木)の午後から時差-6時間のサウジアラビアにある「ロイヤル・グリーン・ゴルフ&カントリー・クラブ(6295ヤード、パー72)」において欧州女子ツアーの高額賞金大会、「サウジ女子選手権」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は先に開催された男子大会と同額の500万ドルとなっており、1ドルを約134.7円とすれば、これは約6億7350万円となった。
優勝賞金は70万1385ドルであったから、これは約9448万円となった。
米国女子ツアーが開催されていない為、この大会には世界ランキングの高い選手が集結しており、フィールドがかなり厚くなっていた。
日本人選手としては世界ランキング10位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと求める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング34位で新世紀世代をリードするひとり、飛ばし屋の笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)が出場し、嬉しいことに2人共予選を通過していた。
再浮上して見事逆転優勝したのは世界ランキング1位で元天才少女のリディア・コ(ニュージーランド、25歳、165㎝)で、トータル-21まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは1位を維持している。
リディアコや再浮上して逆転し
強いところを魅せられたかも
単独2位に入ったのは世界ランキング143位でこのところ好調を維持している感のあるアディティ・アショク(インド、24歳、173㎝、57㎏)で、トータル-26まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは89位まで上がっている。
3位タイに入ったのは世界ランキング7位で飛ばし屋ののレキシー・トンプソン(米国、28歳、180㎝)、世界ランキング39位のリリア・ヴ(米国、25歳、165㎝)、世界ランキング152位のマノン・デ・ロイ(ベルギー、31歳、169㎝)で、トータル-19まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングはレキシー・トンプソンが6位まで上がり、リリア・ヴが33位まで上がり、マノン・デ・ロイが106位まで上がっている。
そして畑岡奈紗はトータル-15まで伸ばして単独8位に入り、この試合の結果、世界ランキングは10位を維持している。
流石日本のエースと言う感じではないか!?
畑岡奈紗八位に入りランク維持
日本のエース魅せられたかも
笹生優花はトータル+2まで落として58位タイに沈み、この試合の結果、世界ランキングは36位まで下がっている。
それから米国女子ツアーはオープンウイークで、国内女子ツアー、韓国女子ツアーはシーズンオフであった。
次に女子世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動を挙げておく。
順位 変動 氏名
10位 ー 畑岡奈紗(24歳、158㎝)
23位 ↓ 1 山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)
26位 ↓ 1 古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)
30位 ↑ 1 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)
36位 ↓ 2 笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)
38位 ↓ 1 稲見萌寧(23歳、166㎝、58kg)
40位 ー 渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)
44位 ↓ 3 川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏、94期生)
45位 ↓ 2 西村優菜(22歳、150㎝弱 50㎏)
57位 ー 勝みなみ (24歳、157㎝)
67位 ー 吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)
72位 ー 上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)
74位 ー 小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)
84位 ↑ 2 岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、93期生)
87位 ー 菅沼菜々(22歳、158㎝)
90位 ↓ 2 堀琴音(26歳、165㎝、56kg)
91位 ↓ 2 藤田さいき(37歳、168㎝、67㎏)
98位 ↓ 3 高橋彩華(24歳、162㎝、55㎏)
99位 ↓ 2 菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)
109位 ↓ 5 尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏、94期生)
女子ではこの時期、世界ランキングの変動に関係した試合自体が少ないので、あまり大きな変化は見られなかったが、以下、今週のランキング表において最下位の1560位までの範囲で5位以上上がった選手を挙げておく。
93期生の内田ことこ(20歳、159㎝、55㎏)は5位上がって225位に、スタイヤーノ莉々菜(25歳、156㎝、56㎏)は9位上がって620位に、井上りこ(29歳、164㎝、57㎏)は8位上がって626位に、海外ツアーの下部から奮闘している黄金世代の西畑萌香(24歳、159㎝、52㎏)は6位上がって686位に、オーストラリア女子ツアーで奮闘する黄金世代の杉原彩花(24歳、174㎝)は6位上がって765位に、豊永志帆(32歳、169㎝、54㎏)は9位上がって814位に、照山亜寿美(28歳、161㎝)は5位上がって882位になっている。
それから今週は米国女子ツアー、オーストラリア女子ツアーの開催が予定されており、欧州女子ツアーはオープンウイークで、国内女子ツアー、韓国女子ツアーはシーズンオフとなっている。