ツアーでは無いが、12月8日(木)の夜から時差-15時間の米国アラバマ州にある「RTJゴルフ・トレイル・アット・ハイランド・オークス」において来シーズンの米国女子ツアー参戦を目指すQシリーズ(予選会)の最終ステージ2週目が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
日本人選手としては世界ランキング56位で黄金世代をリードするひとり、飛ばし屋で爆発力を持つ勝みなみ(24歳、157㎝)が1週目をトータル-10まで伸ばして17位タイで通過している。
世界ランキング44位でプラチナ世代の国内組を代表する西村優菜(22歳、150㎝未満、50㎏)もトータル-9まで伸ばして25位タイで通過している。
世界ランキング1306位の識西諭里(オニシ・ユリ、25歳、166㎝)はトータル-2まで伸ばして66位タイで何とか通過している。
70位タイまでが後半4ラウンドに進出出来ることになり、実際には66位タイまでの75名が進出していた。
そして今週の4ラウンドを終えて45位タイまでに入るとツアーメンバーとなれて、20位までに入ると(昨年渋野日向子がこの立場であった)、かなりの試合に出られると言う。
さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング50位で若手大型選手のユ・ヘラン(韓国、21歳、176㎝)で、最終日-4、トータル-29と確り伸ばした。
初日は-2、トータル-14と伸ばして9位タイの好発進で、2日目には-5、トータル-19と大きく伸ばして2位タイまで上げて来た。
更に3日目には-6、トータルまいなす25と大きく伸ばし、首位に立っていた。
ユヘランや確り伸ばし首位を維持
ユヘランや実力発揮勝って魅せ
ユヘランや首位を維持して強さ魅せ
そして、勝みなみは初日イーブン、トータル-10と伸ばせず、9位下がって26位タイの発進であった。
第2日目には-5、トータル-15と大きく伸ばし、14位上げて12位タイに付けて来た。
第3日目には-3、トータル-18と伸ばし、1位上げて11位タイに付けて来た。
最終日は-6、トータル-24と大きく伸ばし、6位上げて単独5位に入った。
おっ、ここで爆発力のあるところを活かし、十分に通用するところを見せたのは流石ではないか!?
勝みなみ大きく伸ばし上げて魅せ
勝みなみ最後まで上げ強さ魅せ
勝みなみ五位に入って強さ魅せ
また西村優菜は初日+2、トータル-7と落とし、17位下がって42位タイとなっている。
2日目には-4、トータル-11と伸ばし、15位上げて27位タイに付けて来た。
3日目には-4、トータル-15と伸ばし、5位上げて22位タイに付けて来た。
最終日にはイーブン、トータル-15と伸ばせず、2位下がって24位タイとなった。
期待していた20位以内には入らず、逆に2位下がったが、それでも45位以内に入り、ツアーメンバーとなれたのは流石ではないか!?
これで来年ツアーメンバーに日本人選手がさらに増えて、誰を応援するのか、また迷い出して、忙しくなるなあ。
西村優菜スコア伸ばせず二位下がり
微妙な位置でショックなのかも
西村優菜最後は下がりショックでも
此処からup期待するかも
また識西諭里は初日-4、トータル-6と伸ばし、17位上げて49位タイに付けて来た。
この段階では、おっ、これはもしかして!? と思わせ、期待が高まった。
しかし、2日目には+4、トータルイーブンと落とし、22位下がって71位タイとなっている。
更に3日目には+1、トータル+1と少し落とし、1位下がって72位タイとなっている。
最終日は+3、トータル+4と落とし、3位下がって最下位の単独75位となった。
と言うわけで厳しい状況となったが、この後、欧州女子ツアーでも同様に予選会に出るようなことを書いている人もいたから、何処かでチャンスを掴むことを期待したい。
識西諭里調子上がらず最下位に
気持ち切り替え次回に期待