先週の女子ゴルフツアーの様子に付いては既に簡単に書き留めたので、今回は男子ゴルフツアーに付いて簡単に振り返っておく。
ただし、海外の主なツアーには残念ながら日本人選手が出場していなかったので省略し、国内で開催されたツアーに付いてのみ振り返ることにする。
10月5日(水)朝から栃木県にある「ロイヤルメドウゴルフ倶楽部」において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアー、「石川遼everyonePROJEXT Challenge 2022」が3日間の日程で開催された。
優勝したのは世界ランキング1744位(先週時点。以下、特に断らない限り同様)の比嘉拓也(34歳、180㎝、80㎏)で、この結果、世界ランキングは1243位まで上がっている。
2位タイに入ったのは世界ランキング2704位(先週の最下位群)でアマチュアの中野麟太郎(18歳、178㎝、60㎏)で、この結果、世界ランキングは1610位まで上がっている。
また、10月6日(木)の朝から群馬県にある「THE RAYSUM」において国内男子ツアーの新規大会、「For The Players By The Players」が4日間の日程で開催された。
優勝したのは世界ランキング622位で国内男子ツアーに参戦して14年目のベテラン、小林伸太郎(36歳、177㎝、87㎏)で、嬉しい初優勝であった。
なお、この試合の結果、世界ランキングは499位まで上がっている。
小林ややっと栄冠勝ち取って
色んな思い駆け巡るかも
単独2位に入ったのは世界ランキング398位で新鋭の大岩龍一(24歳、182㎝、92㎏)で、この結果、世界ランキングは361位まで上がっている。
次に男子日本人選手の世界ランキングの変動に付いてであるが、トップ20の変動を挙げておく。
順位 変動 氏名
19位 ↓ 1 松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)
84位 ↓ 1 比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)
102位 ↑ 5 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)
110位 ↓ 4 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏)
116位 ↓ 5 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)
125位 ↓ 3 星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)
136位 ↓ 5 大槻智春(32歳、172㎝、94㎏)
141位 ↓ 6 木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)
147位 ↓ 5 金谷拓実(24歳、173㎝、75㎏)
154位 ↓ 5 大西魁斗(23歳、177㎝、70㎏)
167位 ↓ 1 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)
171位 ↓ 8 香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)
186位 ↑ 4 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)
195位 ↓ 4 岩田寛(41歳、178㎝、74㎏)
197位 ↓ 4 池田勇太(36歳、177㎝、77㎏)
206位 ↓ 9 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)
213位 ↓ 8 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)
241位 ↓ 6 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)
269位 ↓10 時松隆光(29歳、168㎝、75㎏)
276位 ↓ 5 川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)
6月以来世界ランキングの変動に付いて触れるのを暫らく置いていたら、その間にポイント配分が変わったのも響いているのか、日本人選手が全体的に下がっているように思われた。
更に、900位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて見ておく。
上記の大型新鋭の大岩龍一(24歳、182㎝、92㎏)は37位上がって361位に、新鋭の清水大成(23歳、175㎝、74㎏)は11位上がって405位に、上記の小林伸太郎(36歳、177㎝、87㎏)は123位上がって499位に、新鋭の吉田泰基(タイキ、24歳、173㎝、75㎏)は27位上がって618位に、嘉数光倫(テルミチ、32歳、168㎝、72㎏)は12位上がって628位になっている。
また、アジアツアー等、海外のツアーにも積極的に参戦して来た亀代順哉(27歳、167㎝、85㎏)は12位上がって718位に、竹安俊也(29歳、175㎝、77㎏)は85位上がって782位に、新鋭の平田憲聖(ケンセイ、21歳、170㎝、70㎏)は15位上がって817位に、今野大喜(ダイキ、25歳、170㎝、80㎏)は42位上がって859位に、松本将汰(27歳、171㎝、65㎏)は41位上がって899位になっている。
そして今週であるが、残念ながら国内男子ツアーはオープンウイークとなっているが、その代わり米国男子ツアー、「ZOZOチャンピオンシップ」が開催される予定で、公式サイトによると、エースの松山英樹をはじめとして16名の日本人選手が出場予定となっていたから、これは楽しみだ!?
賞金総額が1100万ドル(約16億円)と国内男子ツアーに比べると10倍もあるだけではなく、ポイント配分も高いはずであるから、このチャンスを少しでも生かせる選手が出て来ることを期待したい。
金谷拓実、桂川有人、大西魁斗、久常涼、中島啓太、河本力等新鋭の名前もあったから、ちょっとワクワクして来たなあ。