sanso114の日記

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今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の動向・・・R4.6.13③

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 6月も3週目となって、かなり蒸し暑い日もあり、不安定な空模様で、一週間に亘って全体に崩れる予報が出ている。

 

 既に梅雨入りしたところも増えつつある。

 

 そんな中、日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは下部ツアーも含めて日常的に行われるようになっている。

 

 今回、先ずは先週国内で開催されたゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 6月8日(水)の朝から福岡県にある「芥屋ゴルフ倶楽部」において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアー、「LANDIC CHALLENGE9」が3日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング940位(先週時点。以下特に断わらない限り同様)の西山大広(タイコウ、24歳、165㎝、75㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは669位まで上がっている。

 

 2位タイに入ったのは原敏之(サトシ、31歳、167㎝、69㎏)、世界ランキング1419位の野呂涼(24歳、163㎝、66㎏)、世界ランキング1751位(先週の最下位群)の長澤奨(24歳、180㎝、90㎏)で、トータル-4まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは原敏之が921位に、野呂涼が1069位に、長澤奨が1285位に上がっている。

 

 また、6月9日(木)の朝から福岡県にある「麻生飯塚ゴルフ倶楽部」において国内男子ツアー、「ASO飯塚チャレンジトーナメント」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング295位の池村寛世(26歳、166㎝、72㎏)で、トータル-23まで伸ばした。

 

 国内男子ツアー2勝目で、完全優勝であった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは178位まで上がっている。

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング164位で実力派ベテラン外国人選手のひとり、ブラッド・ケネディ(オーストラリア、47歳、180㎝、82㎏)、世界ランキング318位でシーズンオフには積極的に海外のツアーにチャレンジしていた新鋭の久常涼(19歳、175㎝、75㎏)で、トータル-22まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングはブラッド・ケネディが129位に、久常涼が229位に上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング229位で前選手会長のゲンちゃんこと時松隆光(28歳、168㎝、75㎏)、世界ランキング283位で欧州男子ツアー参戦の経験があるベテランの宮里優作(41歳、170㎝、70㎏)で、トータル-21まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは時松隆光が214位に、宮里優作が241位に上がっている。

 

 この後をざっと見て行っても、若手日本人選手が増えて来たことにホッとさせられる。 

 

        国内の男子ツアーに日本人

        若手が増えてホッとするかも

 

 次に海外に目を向けると、6月9日(木)の午後から時差-7時間のスウェーデンにある「ハルムスタードGC 」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)と欧州女子ツアーが共催する混合大会、「スカンジナビア・ミックス」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは女子で世界ランキング156位のリン・グラント(スウェーデン、22歳)で、トータル-24まで伸ばした。

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング241位でレジェンド級のベテラン、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン、46歳、188㎝、86㎏)、世界ランキング562位のマーク・ウォーレン(イングランド、41歳、180㎝、76㎏)で、大分差を付けられたが、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングはヘンリック・ステンソンが150位に、マーク・ウォーレンが271位に上がっている。

 

 また6月9日(木)の夜から時差-13時間のカナダ・トロントにある「セントジョーンズGC」において米国男子ツアー、「RBCカナディアン・オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング8位のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)で、これが米国男子ツアーで21勝目となり、トータル-19まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは3位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング18位のトニー・フィナウ(32歳、193㎝、91㎏)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは15位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング6位のジャスティン・トーマス(米国、29歳、178㎝、73㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは5位まで上がっている。

 

 日本人選手として唯一出場していた世界ランキング314位で下部からシード権復活を目指す小平智(32歳、172㎝、70㎏)は第1日目の途中で棄権し、世界ランキングは326位まで下がっている。

 

 また、6月10日(金)の午後から時差-7時間の南アフリカにおいて南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、「キットカット・グループ・プロアマ」が3日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング536位のディラン・モステート(南アフリカ、23歳)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは432位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング466位のMJ・ビルジョン(南アフリカ、27歳)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは424位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング338位のルイス・アルバート南アフリカ、25歳)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキング330位まで上がっている。

 

 この他に新たなツアー、リブゴルフも気になるところであったが、6月9日(木)の午後から時差-8時間のイングランドにある「おいて3日間の日程で個人戦及び団体戦が開催された。

 

 個人戦で優勝したのは世界ランキング126位のシャール・シュワルツェル(南アフリカ、37歳、180㎝、66㎏)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なお、この大会は世界ランキングの対象外となる為、世界ランキングは125位に上がっただけである。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング133位のヘニー・デュプレシ(南アフリカ、25歳)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なお、世界ランキングは134位に下がっている。

 

 日本人選手としては世界ランキング89位の木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)がトータル+2まで落として13位タイとなり、世界ランキングは89位のままであった。

 

 世界ランキング106位の香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏、香妻琴乃の弟)はトータル+3まで落として15位タイとなり、世界ランキングは107位まで下がっている。

 

 世界ランキング180位で欧州男子ツアーでの活躍経験がある新選手会長谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)はトータル+11まで落として38位タイとなり、世界ランキングは185位まで下がっている。

 

 それから、アジアンツアーはオープンウイークで、オーストラリア男子ツアーはシーズンオフに入っている。

 

 次に世界ランキングであるが、先ずは男子日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動     氏名       

  13位   ー   松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)  

  64位 ↓  1 星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)

  78位 ↑  6 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏) 

  82位 ↓  2 比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)  

  86位 ↓  7 金谷拓実(24歳、172㎝、75㎏)

  89位   ー   木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

 103位 ↓  5 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏)

 107位 ↓  1 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏) 

 116位 ↑  4 大槻智春(32歳、172㎝、94㎏) 

 135位 ↑  8 桂川有人(23歳、167㎝、70㎏)

 151位 ↓  3 岩田寛(41歳、177㎝、74㎏) 

 178位 ↑117 池村寛世(トモヨ、26歳、166㎝、72㎏)       

 185位 ↓  5 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)

 194位 ↓  4 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)

 202位 ↓  4 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)    

 208位 ↓  5 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)

 214位 ↑ 15 時松隆光(28歳、168㎝、75㎏)

 220位 ↓  4 川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 229位 ↑ 89 久常涼(19歳、175㎝、75㎏)

 241位 ↑ 42 宮里優作(41歳、170㎝、70㎏)

  

 先週は彼方此方でツアーが開催され、その内の幾つかには日本人選手も出場していたのでかなり大きな変動があった選手もあり、1300位までの範囲で30位以上上がった選手を見て行くと、以下のようであった。

 

 米国へのゴルフ留学を経験し、このところ気に止まることの増えた新鋭の大西魁斗(23歳、177㎝、70㎏)は34位上がって289位に、昨年は大西魁斗と同様にABEMAツアーで何度か気に止まった鍋谷太一(25歳、177㎝、72㎏)は46位上がって549位に、上記のようにABEMAツアーで優勝した西山大広(タイコウ、24歳、165㎝、75㎏)は271位上がって669位に、ベテランの内藤寛太郎(ヒロタロウ、40歳、172㎝、77㎏)は79位上がって743位に、ベテランの武藤俊憲(トシノリ、44歳、173㎝、78㎏)は189位上がって876位になっている。

 

 また上記の原敏之(サトシ、31歳、167㎝、69㎏)は226位上がって921位に、上記の新鋭、野呂涼(24歳、163㎝、66㎏)は350位上がって1069位に、新鋭の長野泰雅(19歳、170㎝、75㎏)は674位上がって1077位に、上記の新鋭、長澤奨(24歳、180㎝、90㎏)は466位上がって1285位になっている。

 

 

 大型中堅選手の出水田大二郎(29歳、183㎝、90㎏)は

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女ともに彼方此方で開催が予定されている。

 

 男子の方で目ぼしいツアーとしては、国内ではABEMAツアーが開催される予定で、海外では米国男子ツアーとDPワールドツアーが共催するメジャー大会が開催される予定である。

 

 なおオーストラリア男子ツアーはシーズンオフに入っており、国内男子ツアー、アジアンツアー、サンシャインツアーはオープンウイークとなっている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。