6月10日(金)の夜から時差-13時間(サマータイム中。それ以外では-14時間)の米国・ニュージャージー州にある「シービュー・ア・ドルチェホテルベイコース(6190ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「ショップライトLPGAクラシック」が3日間の日程で開催され、その最終日が何とか終わった。
悪天候による遅延があったが、何とか進行出来たようである。
或る記事によると、賞金総額は175万ドルとあるから、1ドルを約134.4円とすると約2億3500万円となり、平均的な国内女子ツアーの倍ぐらいか?
日本人選手としては世界ランキング7位で黄金世代を代表し、自他共にエースと認める畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング26位でプラチナ世代を代表し、安定が売りで「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」では見事単独2位に入った古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング38位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンで優勝した渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング501位で米国女子ツアー3勝の実力派中堅選手のひとり、リオ五輪では4位に入った野村敏京(29歳、166㎝、60㎏)が出場しており、全員無事予選を通過している。
全体では2日間に亘る予選ラウンド終了時に63位タイまでに入っていた76名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
米国の女子のツアーで日本人
皆通過して楽しめたかも
さて、首位タイに入ってプレーオフを1ホール目で制し、見事優勝したのは世界ランキング11位でカナダの妖精と呼ばれているブルック・ヘンダーソン(カナダ、24歳、163㎝)で、最終日1イーグル、5バーディーの-7、トータル-12と爆発的に伸ばし、結果として8位上げて来たことになった。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-5から出て、前半では1イーグル、3バーディーの-5、トータル-10と大きく伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-12と伸ばした。
なお、これで米国女子ツアー11勝目となったそうな。
ヘンダーソン爆発魅せて首位に立ち
プレーオフ勝ち地元で錦
ヘンダーソン最後は上げて勝って魅せ
首位タイで入って、プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング136位のリンジー・ウィーバー(米国、29歳、168㎝)で、最終日6バーディーの-6、トータル-12と大きく伸ばし、結果として3位上げて来たことになった。
最終日はアウトスタートで、トータル-6から出て、前半では2バーディーの-2、トータル-8と伸ばし、後半では4バーディーの-4、トータル-12と更に伸ばしている。
ウィーバーやじわじわ上げて二位となり
ウィーバーや大きく伸ばし二位となり
ウィーバーや二位に入って強さ魅せ
単独3位を維持したのは世界ランキング115位のジョディ・エワート(イングランド、34歳、165㎝)で、最終日1イーグル、4バーディー、2ボギーの-4、トータル-11と伸ばした。
最終日はアウトスタートでトータル-7から出て、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばし、後半に入ると1イーグル、1バーディーの-3、トータル-11と更に伸ばしている。
エワートや確り伸ばし三位維持
エワートや後半加速三位維持
エワートや三位に入り力魅せ
4位タイに入ったのは世界ランキング4位でかつては天才少女と呼ばれていたリディア・コ(ニュージーランド、25歳、165㎝)、世界ランキング137位のアルバン・バレンツエラ(スイス、24歳、175㎝)で、共に最終日-4、トータル-10と伸ばして1位上げて来た。
リディア・コは最終日6バーディー、2ボギーの-4であった。
最終日はアウトスタートで、トータル-6から出て、前半では4バーディーの-4、トータル-10と確り伸ばし、後半に入ってからは2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-10と維持した。
リディアコや前半伸ばし四位なり
リディアコや連日上げて強さ魅せ
リディアコや四位に入り強さ魅せ
アルバン・バレンツエラは最終日4バーディーの-4であった。
最終日はアウトスタートで、トータル-6から出て、前半では3バーディーの-3、トータル-9と伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-10と少し伸ばしている。
バレンツエラ確り伸ばし四位なり
バレンツエラ連日上げて力魅せ
バレンツエラ四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング32位のマリーナ・アレックス(米国、31歳、160㎝)は最終日-4、トータル-9と伸ばし、3位上げて6位タイに入った。
アレックス最後は上げて強さ魅せ
アレックス六位に入り強さ魅せ
そして畑岡奈紗は最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-9と伸ばしながらも、1位下がって6位タイとなった。
最終日はアウトスタートで、トータル-6から出て、前半では4バーディーの-4、トータル-10と確り伸ばしたが、後半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-9と少し落とす悔しい展開になっている。
畑岡奈紗後半落とし一位下げ
畑岡奈紗後半落とし悔しさが
次の機会の糧となるかも
畑岡奈紗六位に入り強さ魅せ
世界ランキング17位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、28歳、165㎝)は最終日-8、トータル-8と爆発的に伸ばし、54位も上げて9位タイに入った。
爆発し九位に上げたビュティエかな
九位入り強さを魅せたビュティエかな
世界ランキング9位の朴仁妃(パク・インビ、韓国、33歳、168㎝)は最終日-4、トータル-6と伸ばし、15位上げて15位タイに入った。
パクインビ確り上げて上位入り
パクインビ上位に入り強さ魅せ
そして渋野日向子は最終日6バーディー、2ボギーの-4、トータル-5と伸ばし、28位も上げて17位タイに入った。
最終日はインスタート(第10ホールから)で、トータル-1から出て、前半では4バーディー、2ボギーの-2、トータル-3と伸ばし、後半でも2バーディーの-2、トータル-5と順調に伸ばしている。
渋野日向子確り伸ばし上位入り
渋野日向子最後は上げて強さ魅せ
渋野日向子上位に入り強さ魅せ
世界ランキング27位で古江彩佳以上に上位安定しているツアールーキーのチェ・ヘジン(韓国、22歳、167㎝)、世界ランキング28位のイ・ジョンウン6(韓国、25歳、165㎝)は共に最終日-2、トータル-5と伸ばし、5位上げて17位タイに入った。
イジョンウン最後は上げて強さ魅せ
イジョンウン上位に入り強さ魅せ
チェヘジン最後は上げて強さ魅せ
チェヘジン上位に入り強さ魅せ
世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国、26歳、168㎝)は最終日-1、トータル-5と少し伸ばしたが、3位下がって17位タイとなった。
世界ランキング21位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン、35歳、183㎝)は最終日-2、トータル-2と伸ばし、21位も上げて42位タイに入った。
上げ続けノードクイスト強さ魅せ
上げ続けノードクイスト意地を魅せ
そして古江彩佳は最終日5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-2と少し伸ばし、3位上げて42位タイに入った。
最終日はインスタートでトータル-1から出て、前半では1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル+1と落としたが、後半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-2と確り伸ばしている。
古江彩佳後半伸ばし上げて魅せ
古江彩佳最後は上げて強さ魅せ
古江彩佳最後は上げて意地を魅せ
また野村敏京は最終日2バーディー、4ボギーの+2、トータルイーブンと落とし、35位も下がって65位タイとなった。
最終日はアウトスタートでトータル-2から出て、前半では2バーディー、3ボギーの+1、トータル-1と少し落とし、後半でも1ボギーの+1、トータルイーブンと少し落としている。
本人も言っているように腰痛は大分癒えた(落ち着いた?)が、まだ何かを期待するには早い段階なのかも知れない。
じわじわと落として下がる野村かな
完走し安心させた野村かな