sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

LPGAメディヒール選手権最終日ジョディ・エワートおめでとう! 古江、笹生、渋野、上原等の様子・・・R4.10.10②

 10月6日(木)の夜から時差-16時間(現在サマータイム中、それ以外の時期では-17時間)の米国・カルフォルニア州にある「ザ・サティコイ・クラブ(6635ヤード、パー72)」において米国女子ツアー、「LPGAメディヒール選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が感動的に終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は180万ドルとなっており、1ドルを約145.3円とすると約2億6150万円となり、今週の国内女子ツアーに比べると2倍ぐらい高額になっていた。

 

 また、優勝賞金は27万ドルであったから、此方は約3923万円となった。

 

 日本人選手としては世界ランキング23位でプラチナ世代を代表し、全英オープンの前哨戦のスコティッシュ・オープンでは米国女子ツアー初優勝を決め、安定した成績を残している古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング35位で新世紀世代をリードするひとり、昨年の全米オープンで優勝した笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング36位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンにおいて2019年に優勝して今年は単独3位に入った渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング424位で米国女子ツアーを主戦場とするまだまだチャレンジャーの上原彩子(38歳、155㎝)の4名が出場しており、嬉しいことに全員余裕を持って予選通過を果たした。

 

 なお、全体では前半2日間に亘る予選ラウンドを終えて61位タイまでに入っていた73名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なお、ライブ中継に付いてはGOLFTV、WOWOWでたっぷりと配信されている。

 

        米国の女子のツアーも日本人

        四人出場余裕で通過

 

        米国の女子のツアーで日本人

        通った後も期待膨らみ

 

 実際に、第3日目を終えた時点で渋野日向子がトータル-9まで伸ばして3位タイ、笹生優花がトータル-8まで伸ばして6位タイと2人もベストテンに入っており、古江彩佳、上原彩子が共にトータル-3まで伸ばして33位タイに付けていたので、最終日に大いに期待が膨らんだ。

 

 さて単独首位を維持したまま、見事完全優勝を果たしたのは世界ランキング93位のジョディ・エワート(イングランド、34歳、165㎝)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-15と少し伸ばした。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-14からスタートして、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでボギーを叩き、続く4ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでバーディーを決めたが、続く第9ホールでまたボギーを叩いたので、結局1打落とし、トータル-13として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってから2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決め、1つ空いて第14ホールでもバーディーを決め、残りの4ホールをパーで凌いだので、結局後半では2打伸ばし、トータル-15としてホールアウトしている。

 

 なお、これが米国女子ツアーでの初優勝だそうな。

 

        エワートや少し伸ばして首位を維持

 

        エワートや首位を維持して勝って魅せ

 

        エワートや完全勝利成し遂げて

        初優勝に花添えるかも

 

 そして、単独2位に入ったのは笹生優花で、最終日1イーグル、6バーディー、2ボギーの-6、トータル-14と大きく伸ばして4位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-8からスタートして、前半では第2ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでボギーを叩いたが、空かさず第6ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 1つ空いて第8ホールではイーグルを決めたので、結局3打伸ばし、トータル-11として首位争いの期待を持たせ、後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは斉11ホールでボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでバーディーを決めて取り返し、1つ空いて第16~18ホールと3連続でバーディーを決め、結局後半でも更に3打伸ばし、トータル-14まで伸ばして優勝の可能性を残したままホールアウトしている。

 

 渋野日向子と同じ組で回ったと言うのも好かったのかも知れないが、調子も上がって来ていると期待したい。

 

        笹生優花大きく伸ばし上げて魅せ

 

        笹生優花最後まで上げ強さ魅せ

 

        笹生優花二位に入って強さ魅せ

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング27位のジョージア・ホール(イングランド、26歳、165㎝)、世界ランキング14位で大病による長期に亘る欠場から復帰したダニエル・カン(米国、29歳、168㎝)、世界ランキング60位のポーラ・レト(南アフリカ、32歳、165㎝)で、トータル-13まで伸ばしている。

 

 ジョージア・ホールは最終日7バーディーの-7と爆発的に伸ばして10位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-6からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-8と伸ばし、後半に入ってからは加速して、5バーディーの-5、トータル-13と大きく伸ばしている。

 

        最後上げ強さを魅せたホールかな

 

        爆発し三位に入るホールかな

 

        三位入り強さを魅せたホールかな

 

 ダニエル・カンは最終日1イーグル、4バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばして3位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-8からスタートして、前半では1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-13と順調に伸ばしている。

 

        ダニエルカン大きく伸ばし上げて魅せ

 

        ダニエルカン決勝で上げ強さ魅せ

 

        ダニエルカン三位に入り強さ魅せ

 

 ポーラ・レトは最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばしながらも1位下がった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-10からスタートして、前半では4バーディーの-4、トータル-14と伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、2ボギーの+1、トータル-13と少し落としている。

 

        ポーラレト伸ばしながらも一位下げ

 

        ポーラレト伸ばし足りずに一位下げ

 

        ポーラレト三位に入り強さ魅せ

 

  以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング58位のアンドレア・リー(米国、24歳、174㎝、64㎏)は最終日-3、トータル-12と伸ばしながらも、3位下がって単独6位となった。

 

        アンドレア伸ばしながらも三位下げ

 

        アンドレア伸ばし足りずに三位下げ

 

        アンドレア六位に入り強さ魅せ  

 

 世界ランキング12位で小柄ながら飛ばし屋のキム・セヨン(韓国、29歳、160㎝)は最終日-5、トータル-11と大きく伸ばし、6位上げて単独7位に入った。

 

        キムセヨン大きく伸ばし上げて魅せ

 

        キムセヨン連日上げて強さ魅せ

 

        キムセヨン七位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング2位で天才少女と呼ばれ、既に欧州女子ツアーで2勝してルーキーのこのツアーでも既に2勝しているアタヤ・ティティクル(タイ、19歳)は最終日-4、トータル-10と伸ばし、5位上げて8位タイに入った。

 

 アタヤ・ティティクルは高位で安定している印象があり、この試合まで入れると22試合に出て予選落ちが1回あるが、ベストテンに何と優勝2回を含めて13回も入っており、ベスト20まで広げると16回、ベスト30まで広げると18回入ったことになるから、凄い!?

 

        ティティクルや確り伸ばし上げて魅せ

 

        ティティクルや最後は伸ばし意地を魅せ

 

        ティティクルや八位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング17位のリン・シユ(中国、26歳、168㎝)は最終日-2、トータル-10と伸ばしながらも、2位下がって8位タイとなった。

 

        リンシユや伸ばしながらも二位下がり

 

        リンシユや伸ばし足りずに二位下がり

 

        リンシユや八位に入り強さ魅せ

 

 そして、渋野日向子は最終日2バーディー、1ボギーの-1、トータル-10と少し伸ばしながらも、5位下がって8位タイとなった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-9からスタートして、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでボギーを叩いたが、残りの5ホールをパーで凌いだので、結局1打落としただけで、トータル-8として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは、4ホールをパーでい凌いだ後、第14ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでもバーディーを決めたので、結局後半では2打伸ばし、トータル-10としてホールアウトしている。

 

 笹生優花と同じ組で楽しそうに回ったそうであるが、それは渋野日向子にとっても好かったのかも知れない。

 

        渋野日向子伸ばしながらも五位下がり

 

        渋野日向子伸ばし足りずに五位下がり

 

        渋野日向子八位に入り強さ魅せ

 

 また世界ランキング13位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、28歳、165㎝)も最終日-1、トータル-10と少し伸ばしながらも、5位下がって8位タイとなった。

 

        伸ばしても五位も下がったビュティエかな

 

        セリーヌや伸ばし足りずに五位下がり

 

        セリーヌや八位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング43位のギャビー・ロペス(メキシコ、28歳、168㎝)は最終日-1、トータル-8と少し伸ばしながらも、6位下がって15位タイとなった。

 

        ギャビーロペス伸ばしながらも六位下げ

 

        ギャビーロペス伸ばし足りずに六位下げ

 

        ギャビーロペス上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング37位で日系の張替美那(米国、32歳、163㎝)は最終日-2、トータル-7と伸ばし、1位上げて20位タイに入った。

 

        張替美那じわりと伸ばし上げて魅せ        

 

        張替美那最後は上げて意地を魅せ

 

        張替美那上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング21位で高位安定を見せるツアールーキーのチェ・ヘジン(韓国、23歳、167㎝)は最終日-2、トータル-5と伸ばし、4位上げて29位タイに入った。

 

 参考までにこの選手も今年のここまでの成績に付いて見ておくと、24試合に出場して、途中棄権が1回あるが予選落ちは無く、ベストテンに9回入っており、ベスト20まで広げると16回、ベスト30まで広げると21回も入ったことになる。

 

 要するにアタヤ・ティティクルよりは少し下方ではあるが、高位安定しており、この2人がルーキーでトップを争っている!?

 

        チェヘジンやじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        チェヘジンや最後は上げて強さ魅せ

 

        チェヘジンや中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング49位のチ・ウンヒ(韓国、36歳、163㎝)は最終日イーブン、トータル-5と伸ばせず、8位下がって29位タイとなった。

 

 世界ランキング40位のキム・アリム(韓国、27歳、175㎝)は最終日-2、トータル-4と伸ばし、11位上げて32位タイに入った。

 

        キムアリムじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        キムアリム確り上げて強さ魅せ

 

        キムアリム中位に入り意地を魅せ

 

 そして、上原彩子は最終日2バーディー、1ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばし、1位上げて32位タイに入った。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-3からスタートして、前半では5ホールをパーで凌いだ後、第6ホールで漸くバーディーを決めたが、続く第7ホールでボギーを叩いて伸ばせず、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせず、トータル-3のまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは8ホールをパーで凌ぎ、第18ホールで漸くバーディーを決めたので、後半では1打伸ばし、トータル-4としてホールアウトしている。

 

        上原や少し伸ばして上げて魅せ

 

        上原彩子最後は上げて意地を魅せ

 

        上原や中位に入り力魅せ

 

 世界ランキング41位のイ・ジョンウン6(韓国、26歳、165㎝)は最終日-2、トータル-3と伸ばし、8位上げて46位タイに入った。

 

        イジョンウンじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        イジョンウン決勝で上げ強さ魅せ

 

        イジョンウン最後も上げて意地を魅せ  

 

 そして、古江彩佳は最終日3バーディー、4ボギーの+1、トータル-2と少し落とし、19位下がって52位タイとなった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-3からスタートし、前半では4ホールをパーで凌いだ後、第5、6ホールと連続でボギーを叩いたが、1つ空いて第8ホールでバーディーを決めたので、結局1打落としただけで済み、トータル-2として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからはいきなり第10、11ホールと連続でボギーを叩いたが、続く5ホールをパーで凌いだ後、第17、18ホールと連続でバーディーを決めて取り返したので、結局イーブンで、トータル-2のままホールアウトしている。

 

 彼女もルーキーとしては安定しているように思えるので、今年のこの試合までの成績に付いて見ておくと、米国女子ツアーには24回出場して3回予選落ちし、ベストテンには優勝1回を含めて3回入っており、ベスト20まで広げると8回、ベスト30まで広げると13回入っている。

 

        古江彩佳少し落として大分下げ

        気持ち切り替え次回に期待

 

 米国女子ツアーはこれで米国本土での大会を一旦休止し、アジアシリーズに入る。

 

 長距離移動、時差等への配慮からか、飛び飛びの日程が組まれ、また日本人選手をあまり時差なく応援することが出来る。

 

 さて、活躍を見せてくれるか、楽しみだなあ。