sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント最終日、山下美夢有おめでとう! ・・・R4.6.12③

 木曜日の朝から兵庫県にある「六甲国際ゴルフ倶楽部(6527ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」が4日間の日程で開催され、その最終日が感動的に終わった。

 

 賞金総額は1億5000万円、優勝賞金は2700万円で、前半の2日間に亘る予選ラウンド終了時に59位タイまでに入った72名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 テレビでのライブ中継はフジテレビ系列の地上波、BS放送、CS放送で午後を中心に結構放送され、CS放送のゴルフネットワークでは決勝ラウンドの朝に放送された。

 

 また、インターネット配信のGOLFTV、およびDAZNでは4日間に亘ってたっぷりと放送された。

 

 この頃は毎回書いているように、ともかく、スターが綺羅星のように現れ、刺激を受けて中堅、ベテランも元気になり、視る方にとってはたとえ俄かであっても手に合い、見応えのあるツアーではないか!?

 

        国内の女子のツアーは今回も

        新たなスター輝き目立ち

 

 さて、後半相手の自滅で単独首位に抜け出て、終盤追い着かれながらも結局最後も相手の自滅で逆転優勝したのは世界ランキング59位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバル達の活躍を刺激に調子を上げて来た山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)で、最終日4バーディーの-4、トータル-12と伸ばして3位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)の最終組の1つ前の組で回り、トータル-8から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでもバーディーを決め、残りの4ホールをパーで凌いだので、結局2打伸ばし、トータル-10で後半へと繋いでいる。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでもバーディーを決め、この時点でトータル-12まで伸ばしており、遂に首位タイに追い着いた。

 

 残りの4ホールをパーで凌いでいる内に競り合いになっていた藤田さいきボギーを叩いた時は単独首位に躍り出、バーディーを決めた時は追い着かれたが、最終的には藤田さいきのボギーによって勝敗が決まった。

 

 山下美優有は結局トータル-12のままで一足先にホールアウトし、暫らく待って国内女子ツアーで今シーズン2勝目、通算3勝目が決まった。

 

        山下や確り伸ばし逆転し

        安定魅せて勝ち切ったかも

 

        山下や逆転勝ちで強さ魅せ

 

        山下や最後も上げて勝って魅せ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング112位で実力派大型ベテラン選手のひとり、藤田さいき(36歳、168㎝、65㎏)で、最終日3バーディー、4ボギーの+1、トータル-11と少し落として1位下がった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートの最終組で回り、トータル-12から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでバーディーを決め、残りの5ホールをパーで凌いだので、結局1打伸ばし、トータル-13として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決めたので、この時点ではトータル-14まで伸ばし、ほぼ独走状態であった。

 

 しかし、第11ホールでボギーを叩き、1つ空いて第13ホールでボギーを叩いた時点でトータル-12まで落とし、この時点でトータル-12まで伸ばして来た山下美夢有に遂に追い着かれた。

 

 そして第14ホールでも連続してボギーを叩いたので、トータル-11まで落とし、維持して来た首位の座を明け渡した。

 

 その後、続く2ホールをパーで凌ぎ、第17ホールでバーディーを決めてたのでトータル-12と戻し、一旦は首位タイに追い着いたが、第18ホールでボギーを叩いた時点で勝利の女神は山下美優有に微笑んだ。

 

 藤田さいきはトータル-11でホールアウトし、残念ながら11年振りの勝利を逃した。

 

        藤田さいき少し落として二位となり

        久々勝利逃す結果に

 

        藤田さいき二度の自滅で山下に

        勝利の女神微笑むのかも

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング76位で黄金世代をリードするひとり、激しい筋力トレーニングによって世代では有数の飛ばし屋に変身している勝みなみ(23歳、157㎝)、世界ランキング241位で実力派若手選手のひとり、永峰咲希(27歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング20位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで昨シーズン賞金女王の稲見萌寧(22歳、166㎝、58㎏)でトータル-10まで伸ばした。

 

 勝みなみは最終日1イーグル、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-5と大きく伸ばして13位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-5から出て、前半では1イーグル、4バーディーの-6、トータル-11と大きく伸ばしたが、後半に入って2バーディー、ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-10と少し落とした。

 

 解説者によると、飛ばし屋に変身し、その力を上手く使えるようになって来たところらしく、確かにそんな印象がある。

 

 爆発力を時折米国女子ツアーを主戦場とする外国人選手並みに感じるのであるが、一方でまだ時折粗さが感じられる。

 

        勝みなみ最後確り上げて魅せ

 

        勝みなみ三位に入り強さ魅せ

 

 永峰咲希は最終日6バーディー、3ボギーの-3と伸ばして5位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-7から出て、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と伸ばし、後半に入っても3バーディー、1ボギーの-2、トータル-10と順調に伸ばした。

 

        永峰や確り伸ばし三位入り

 

        永峰や三位に入り力魅せ

 

 稲見萌寧は最終日2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばしながらも1位下がった。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-9から出て、前半では2バーディーの-2、トータル-11と伸ばしたが、後半では1ボギーの+1、トータル-10と落とした。

 

        稲見萌寧後半落とし三位入り

 

        稲見萌寧三位に入り強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング292位で昨シーズンのステップアップツアーで3勝して賞金女王となったリ・ハナ(韓国、20歳、156㎝、53㎏)は最終日-1、トータル-9と少し伸ばしながらも、2位下がって単独6位となった。

 

 世界ランキング337位で実力派若手大型外国人選手のひとり、セキ・ユウティン(中国、24歳、171㎝、63㎏)は最終日イーブン、トータル-8と伸ばせず、3位下がって単独7位となった。

 

 世界ランキング54位で黄金世代をリードするひとり、日米間を長距離移動しても休まずに活躍する鉄人振りを発揮している小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)は最終日イーブン、トータル-7と維持し、8位タイを維持した。

 

        小祝や八位維持して強さ魅せ

 

        小祝や八位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング370位で昨年の11月に2021年度の最終プロテストをトップ合格した尾関彩美悠(アミユ、18歳、158㎝、50㎏)は最終日+2、トータル-7と落とし、6位下がって8位タイとなった。

 

 世界ランキング99位で黄金世代をリードするひとり、昨シーズンイップスから復活して久々の2勝目を挙げた大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)は最終日イーブン、トータル-6と維持し、12位タイを維持した。

 

        大里や上位維持して強さ魅せ

 

        大里や上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング74位で実力派若手選手のひとり、長い低迷状態から昨シーズン復活して初優勝を果たし、今シーズン2勝目を挙げた堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)は最終日+1、トータル-6と少し落とし、4位下がって12位タイとなった。

 

 世界ランキング56位で実力派ベテラン選手を代表し、米国女子ツアーへのチャレンジから戻って来た上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)、世界ランキング114位で実力派中堅選手のひとり、交友関係の広い優しいお姉さん的存在の青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)は共に最終日-1、トータル-4と少し伸ばし、17位上げて16位タイに入った。

 

        上田桃子最後は上げて強さ魅せ

 

        上田桃子上位に入り強さ魅せ

 

        青木瀬令奈最後は上げて強さ魅せ

 

        青木瀬令奈上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング147位で実力派若手選手のひとり、アスリート系の岡山絵里(26歳、161㎝、64㎏)は最終日イーブン、トータル-4と維持し、6位上げて16位タイに入った。

 

        岡山絵里決勝で上げ強さ魅せ

 

        岡山絵里上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング107位で黄金世代をリードするひとり、国内メジャーの強い飛ばし屋の原英莉花(23歳、173㎝、58㎏)は最終日+1、トータル-3と少し落とし、2位下がって24位タイとなった。

 

 世界ランキング48位でプラチナ世代の国内組を代表し、米国女子ツアーへのチャレンジから戻って来た西村優菜(21歳、150㎝未満、50㎏)は最終日+3、トータル-3と落とし、12位下がって24位タイとなった。

 

 世界ランキング90位で実力派中堅大型選手のひとり、飛ばし屋の渡邉彩香(28歳、172㎝、65㎏)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばし、21位も上げて29位タイに付けて来た。

 

        渡邉や最後も上げて強さ魅せ

 

        渡邉や中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング89位で黄金世代をリードするひとり、今シーズン念願のツアー初優勝を果たした植竹希望(ノゾミ、23歳、170㎝、59㎏)は最終日+2、トータルイーブンと落としながらも、2位上げて40位タイに入った。

 

        植竹や最後も上げて強さ魅せ

 

        植竹や最後も上げて意地を魅せ

    

 世界ランキング126位で実力派ベテラン大型外国人選手の全美貞(ジョン・ミジョン、韓国、39歳、175㎝、68㎏)は最終日+5、トータルイーブンと大きく落とし、24位も下がって40位タイとなった。

 

 世界ランキング121位で実力派中堅外国人選手のひとり、穏やかな笑顔が印象的なイ・ミニョン(韓国、30歳、168㎝、73㎏)、世界ランキング123位で実力派中堅外国人選手のひとり、今シーズン念願のツアー初優勝を果たしたサイ・ペイイン(台湾、31歳、156㎝、56㎏)は共に最終日+5、トータル+1と大きく落とし、24位も下がって46位タイとなった。

 

 世界ランキング148位で実力派若手選手のひとり、はんなり系の金澤志奈(26歳、164㎝、53㎏)は最終日+3、トータル+2と落とし、53位タイとなった。     

 

 そして、世界ランキング58位で黄金世代をリードし、今シーズンに念願の初優勝を果たした高橋彩華(サヤカ、23歳、162㎝、55㎏)は最終日+4、トータル+2と落とし、11位下がって53位タイとなった。