sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

フジサンケイレディスクラシック最終日、高橋彩華初優勝おめでとう! ・・・R4.4.24①

 金曜日の朝から静岡県にある「川奈ホテルゴルフコース・富士コース(6447ヤード、パー71)」において国内女子ツアー、「フジサンケイレディスクラシック」が3日間の日程で開催され、その最終日が感動的に終わった。

 

 賞金総額は8000万円、優勝賞金は1440万円で、2日間に亘る予選ラウンド終了時に41位タイまでに入っていた50名の選手が今日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 ライブ中継はフジテレビ系列の地上波、BS放送、CS放送を使って結構カバーするように放送され、インターネット配信のGOLFTV、DAZNによる配信もあったので、初日からのんびりと楽しませて貰った。

 

 それはまあともかく、このツアーはスターが綺羅星のように現れ、刺激を受けて中堅、ベテランも元気になり、視る方の中年オヤジにとっては手に合い、見応えのあるツアーではないか!?

 

        国内の女子のツアーは元気出て

        生きる力を貰えるのかも

 

 さて単独首位を維持したまま、見事完全優勝を果たしたのは世界ランキング77位で黄金世代の初優勝が待たれていたひとり、後半が課題のように言われ続けていた高橋彩華(サヤカ、23歳、162㎝、55㎏)で、最終日5バーディー、3ボギーの-2、トータル-12と伸ばした。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-10から出て、前半ではいきなり第1、2ホールと連続でボギーを叩き、この時点で首位を明け渡し、優勝の行方がいきなり分からなくなった!?

 

 しかしここで空かさずバーディーを決めて少し取り返し、バウンスバック!

 

 続く第4ホールでもバーディーを決めてスタート時点のトータル-10に戻し、単独首位に返り咲いたかと思われたが、続く第5ホールでボギーを叩いてトータル-9に落としてまた首位を明け渡す。

 

 のこりの4ホールをパーで凌いだので、トータル-9で後半へと繋いだ。

 

 後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第12、13ホールと連続でバーディーを決めてトータル-11まで伸ばし、この過程で首位に追い着き、追い越して、1つ空いて第15ホールでもバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局トータル-12まで伸ばしている。

 

 第13ホールで単独首位となってからは一歩も譲らず、これま自滅するようなうな弱さを見せなかったところに成長が感じられ、今後の更なる活躍が期待される。

 

 ともかく初優勝が完全優勝であったのも流石ではないか!?

 

        高橋や強い気持ちで初勝利

        涙と共に苦労も流し

 

        高橋や完全勝利強さ魅せ

 

        高橋や初優勝が完全で

        後の活躍期待膨らみ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング142位でベテラン実力派選手のひとり、藤田さいき(36歳、168㎝、65㎏)で、最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-10と伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートの最終組から1つ前の組で、トータル-8から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決めてトータル-9まで伸ばし、残りの8ホールをパーで凌いだので、トータル-9のまま後半へと繋いでいる。

 

 この間に高橋彩華が落としたり、戻したり、また落としたりと揺れていたので、一旦は単独首位に立ち、逆転され、また首位に並んでいる。

 

 後半に入って第11、12ホールと連続でバーディーを決め、トータル-11まで伸ばして、この辺りは単独首位に立ち、久し振りの優勝かと期待させたが、第13ホールでボギーを叩いてトータル-10まで落としたので第12ホールでバーディーを決めた高橋彩華に追い着かれ、更に第13ホールで連続バーディーを決めた高橋彩華に逆転された。

 

 続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでバーディーを決めてトータル-11まで伸ばしたが、高橋彩華も第15ホールでバーディーを決めてトータル-12まで伸ばしたので追い着けず、続く第17ホールでボギーを叩いてトータル-10まで落としたので、差を広げられた。

 

 それでも最終日の後半まで楽しませてくれたこの粘り強さ、Tショットを一緒に回った若手大型選手等よりも飛ばしていたことは流石ではないか!?

 

        藤田さいき何度も首位に立ちながら

        一歩が足りず二位に止まり

 

        藤田さいき確り飛ばし二位となり

 

        藤田さいき二位に入って強さ魅せ

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング179位の濱田茉優(26歳、166㎝、62㎏)、世界ランキング401位で昨年6月に最終プロテストに合格したプラチナ世代の後藤未有(21歳、157㎝、58㎏)、世界ランキング247位でプラチナ世代の無冠の帝王と呼ばれる実力者の安田祐香(21歳、163㎝、53㎏)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 濱田美優は最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばして5位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-5から出て、前半では全てパーで凌ぎ、トータル-5を維持し、後半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-7と伸ばしている。

 

        濱田美優後半伸ばし三位入り

 

        濱田茉優三位に入り強さ魅せ

 

 後藤未有も最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばして5位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-5から出て、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-6と少し伸ばし、後半でも1バーディーの-1、トータル-7と少し伸ばした。

 

        後藤未有連日上げて三位入り

 

        後藤未有三位に入り力魅せ

 

 安田祐香は最終日3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+1と少し落としながらも3位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートの最終組で、トータル-8から出て、前半では2バーディーの-2、トータル-10と伸ばし、この過程で一度は単独首位に立って期待させたが、後半に入っていきなり第10ホールでボギーを叩いたのでトータル-9まで落として首位を明け渡した。

 

 続く2ホールをパーで凌ぎ、第13ホールでバーディーを決めてトータル-10に戻したが、この時は高橋彩華、藤田さいきはともにトータル-11に伸ばして追い着けず、続く3ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでボギーを叩き、第18ホールではダブルボギーを叩いて一気に3打落としたので、トータル-7としてホールアウトしている。

 

        安田祐香少し落として三位維持

 

        安田祐香一度は首位に立ちながら

        守り切れずに三位止まり

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング67位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれる天然キャラの小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)は最終日-4、トータル-6と伸ばし、12位上げて6位タイに入った。

 

 初日の79位タイから2日間でここまで上げて来たのは確かに流石であるが、彼女にとってある意味楽な2日間と言えるような気もしないではないなあ。 

 

        小祝やガンガン上げて六位入り

 

        小祝や六位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング80位で黄金世代の優勝経験者のひとりとなった植竹希望(23歳、170㎝、59㎏)は最終日イーブン、トータル-6と維持し、6位タイを維持した。

 

        植竹やスコア維持して六位維持

 

        植竹や六位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング488位で黄金世代の活躍が待たれるひとり、渋野日向子の親友で似ていると言われがちな木下彩(23歳、159㎝、54㎏)は最終日+3、トータル-6と落とし、4位下がって6位タイとなった。

 

 世界ランキング149位で狭間世代の注目株のひとり、菅沼菜々(22歳、158㎝)は最終日-3、トータル-5と伸ばし、8位上げて10位タイに入った。

 

        菅沼菜々最後は上げて十位入り

 

        菅沼菜々十位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング25位で狭間世代を代表し、東京五輪の金メダリストで昨シーズンの賞金女王に輝いた稲見萌寧(22歳、166㎝、58㎏)は最終日-2、トータル-5と伸ばし5位上げて10位タイに入った。

 

        稲見萌寧連日上げて強さ魅せ

 

        稲見萌寧十位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング506位で妹の松森杏佳をキャディーにして姉妹協力体制を組んだモデル系選手の松森彩夏(27歳、170㎝、55㎏)は最終日+3、トータル-5と落とし、7位下がって10位タイとなった。

 

 世界ランキング109位で実力派中堅選手のひとり、飛ばし屋の渡邉彩香(28歳、172㎝、65㎏)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばし、11位上げて17位タイに入った。 

 

        渡邉彩香確り上げて強さ魅せ

 

        渡邉彩香最後は上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング130位で実力派ベテラン選手のひとり、疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香(33歳、157㎝、52㎏)は最終日イーブン、トータル-1と維持し、8位上げて20位タイに入った。

 

        菊地絵理香じわじわ上げて強さ魅せ

 

        菊地絵理香上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング114位で実力派ベテラン外国選手の一人、全美貞(ジョン・ミジョン、韓国、39歳、175㎝、68㎏)は最終日+1、トータル-1と少し落とし、2位下がって20位タイとなった。

 

 世界ランキング175位で実力派中堅選手のひとり、野澤真央(25歳、168㎝、58㎏)は最終日+4、トータル-1と落とし、12位下がって20位タイとなった。

 

 世界ランキング72位で昨シーズン華麗なる復活を遂げた実力派中堅選手のひとり、堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)は最終日イーブン、トータルイーブンと維持し、16位上げて25位タイに入った。

 

        堀琴音スコア維持して上げて魅せ

 

        堀琴音確り上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング145位で実力派ベテラン選手のひとり、笠りつ子(34歳、161㎝、58㎏)は最終日+2、トータルイーブンと落とし、7位下がって25位タイとなった。

 

 世界ランキング160位でベテラン実力派選手のひとり、レジェンドの大山志保(44歳、168㎝、62㎏)は最終日+2、トータル+1と落とし、1位下がって29位タイとなった。

 

 世界ランキング155位で実力派中堅選手のひとり、交友関係の広さを誇る優しいお姉さん的存在の青木瀬令奈(19歳、153㎝、50㎏)は最終日+2、トータル+2と落としながらも、8位上げて33位タイに入った。

 

        青木瀬令奈落としながらも上げて魅せ

 

        青木瀬令奈確り上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング127位で実力派中堅選手のひとり、アスリート系の岡山絵里(25歳、161㎝、64㎏)は最終日+3、トータル+2と落とし、5位下がって33位タイとなった。

 

 世界ランキング121位で実力派中堅選手のひとり、三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)は最終日+4、トータル+2と落とし、15位下がって33位タイとなった。

 

 世界ランキング97位で黄金世代をリードするひとり、イップスから昨年復活を遂げた大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)は最終日+7、トータル+5と大きく落とし、29位も下がって47位タイとなった。