sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ファーマーズ・インシュランス・オープン最終日、ルーク・リストおめでとう! 松山英樹等の様子・・・R4.1.30②

 木曜日の未明から時差-17時間の米国・カルフォルニア州にある「トリーパインズGCサウスコース(7765ヤード、パー72)・ノースコース(7258ヤード、パー72)」の2つのコースを用いて米国男子ツアー、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 或る記事によると、賞金総額は840万ドル、優勝賞金は135万ドルとあったから、1ドルを約115円とすると、それぞれ約9億6600万円、約1億5500万円と高額である。

 

 その分フィールドは厚そうで、出場している選手をざっと見ると、世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)、世界ランキング4位のダスティン・ジョンソン(米国)、世界ランキング6位のジャスティン・トーマス(米国)、世界ランキング7位のザンダー・シャウフェレ(米国)、世界ランキング9位のブライソン・デシャンボー(米国)と猛者がずらずら並んでいる。

 

 そしてこの中でもブライソン・デシャンボーは残念ながら予選落ちしているから、事情はあれ、やはり厚いフィールドであることが分かる。

 

 日本人選手としては世界ランキング10位でエースの松山英樹(29歳、180㎝、90㎏)が出ており、彼もその猛者のひとりとして数えられるのが誇らしい。

 

 ただ、トレーニング中の転倒で左足の脛を強打したそうで、当初は歩くのも不自由で、満足に練習が出来なかったと言う。

 

 それが影響したのか?

 

 初日はイーブンと伸ばせず、96位タイと出遅れていた。

 

 これはまあ、後半気にし過ぎない方が好いと悟り、トータルで落とさなかったとも言えそうである。

 

 アジアのレジエンド、K.J.チョイ(韓国)の記録である米国男子ツアーで8勝目に並び、K.J.チョイも称賛しているだけに、次は新記録と期待が膨らむところであるが、今週はそこまでは欲張らず、何とか無難に予選通過から期待していたら、第2日目には-5、トータル-5と大きく伸ばして35位タイまで上げて来て、余裕を持って予選通過を果たしているから流石ではないか!?

 

 ただ、第3日目には難しいサウスコースで+1、トータル-4と少し落とし、57位タイまで下がっているから、最終日には何処まで巻き返せるか!?

 

 そんなところが見所になっている。

 

        松山や通過の後の難コース

        最後の伸びを期待するかも

 

 なお、全体では62位タイまでの79名が予選通過を果たしている。

 

 それから現地時間で1月26日(水)から1月29日(土)までの開催となっているのは米国では最大級の人気スポーツ、アメリカン・フットボールの最高リーグ、NFLの関係とのことである。

 

 ライブ中継に付いては結構豪華で、CS放送のゴルフネットワーク、インターネットのGOLFTVでされており、決勝ラウンドからはNHKのBS1が加わっていたので、寝不足覚悟を覚悟すればのんびりと楽しめた。

 

 さて首位タイに追い着き、プレーオフの1ホール目をバーディーで制して見事優勝したのは世界ランキング151位のルーク・リスト(37歳、188㎝、86㎏)で、最終日7バーディー、1ボギーの-6、トータル-15と大きく伸ばし、結果として18位上げたことになる。

 

 なお、この選手は結構苦労人であったようで、これが米国男子ツアー206戦目となり、初優勝だそうである。

 

        ルークリスト首位に並んで勝って魅せ

 

        ルークリストプレーオフ勝ち力魅せ

 

 首位タイでホールアウトし、プレーオフに負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング36位のウィル・ザラトリス(米国、25歳、188㎝、75㎏)で、最終日2バーディー、1ボギーの-1、トータル-15と少し伸ばしながらも、結果として1位下がっている。

 

        ザラトリス伸ばしながらも二位となり

 

        ザラトリスプレーオフ負け二位となり

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング58位のキャメロン・トリンゲール(米国、34歳、188㎝、84㎏)、世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、191㎝、100㎏)、世界ランキング129位のジェイソン・デイ(オーストラリア、34歳、183㎝、88㎏)で、トータル-14としている。

 

 キャメロン・トリンゲールは最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばして2位上げて来た。

 

        トリンゲール下がっても上げ強さ魅せ

 

        トリンゲール三位に入り強さ魅せ

 

 ジョン・ラームは最終日4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばして3位を維持している。

 

        ジョンラーム少し伸ばして三位維持

 

        ジョンラーム三位維持して強さ魅せ

 

 ジェイソン・デイは最終日1イーグル、2バーディー、4ボギーのイーブンと伸ばせず、2位下がった。

 

        ジェイソンデイスコア伸ばせず二位下がり

 

        ジェイソンデイ三位に入り力魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング33位のホアキン・ニエマン(チリ、23歳、183㎝、70㎏)は最終日-5、トータル-13と大きく伸ばし、21位も上げて6位タイに入った。

 

        ニエマンや最後は上げて強さ魅せ

 

        ニエマンや六位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング24位のイム・ソンジェ(韓国、23歳、183㎝、91㎏)は最終日-1、トータル-13と少し伸ばしながらも、1位下がって6位タイとなった。

 

 この選手、プロゴルフの男子選手としてはまだ若く、既に米国男子ツアーで2勝しているから、現在8勝している松山英樹が近い内に韓国のレジェンド、K.J.チョイを抜いても、そう遠くない内に追って行きそうな気がする。

 

 松山英樹と比べて勝るとも劣らない立派な体格と言い、アプローチの巧さと言い、松山英樹もうかうかとしていられない!?

 

        イムソンジェ伸ばしながらも一位下げ

 

        イムソンジェ六位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング114位のアーロン・ライ(イングランド、26歳、180㎝、68㎏)は最終日イーブン、トータル-13と伸ばせず、3位下がって6位タイとなった。

 

 世界ランキング23位のビリー・ホーシェル(米国、35歳、183㎝、79㎏)、世界ランキング54位のキム・シウ(韓国、26歳、180㎝、93㎏)は共に最終日-1、トータル-12と少し伸ばしながらも、3位下がって11位タイとなった。

 

 世界ランキング34位のマーク・リーシュマン(オーストラリア、38歳、188㎝、91㎏)は最終日-2、トータル-11と伸ばし、3位上げて16位タイに入った。

 

        リーシュマン連日伸ばし強さ魅せ

 

        リーシュマン最後も上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング51位のライアン・パーマー(米国、45歳、180㎝、79㎏)は最終日イーブン、トータル-11と伸ばせず、8位下がって16位タイとなった。

 

 世界ランキング32位のテイラー・グーチ(米国、30歳、182㎝、91㎏)は最終日-5、トータル-10と大きく伸ばし、27位も上げて20位タイに入った。

 

        下っても最後は上げたグーチかな

 

        最後上げ強さを魅せたグーチかな

 

 世界ランキング15位のスコッティー・シェフラー(米国、25歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング20位のダニエル・ベルガー(米国、28歳、185㎝、79㎏)は共に最終日-1、トータル-10と少し伸ばしながらも、1位下がって20位タイとなった。

 

 世界ランキング6位のジャスティン・トーマス(米国、28歳、178㎝、73㎏)は最終日+2、トータル-10と落とし、15位下がって20位タイとなった。

 

 世界ランキング4位のダスティン・ジョンソン(米国、37歳、193㎝、86㎏)は最終日+1、トータル-9と少し落とし、12位下がって25位タイとなった。

 

 そして、松山英樹は最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-8と伸ばし、27位も上げて30位タイに入った。

 

 最終日に付いてもうすこしだけ詳しく見ておくと、この日も全員スコアを伸ばし難い言われているサウスコースで行われ、インスタート(第10ホールから)で、トータル-4から出て、前半では5ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでバーディーを決め、1つ空いて第17、18ホールと連続でバーディーを決めたので、結局3打伸ばし、トータル-7として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って第2ホールでボギーを叩いたが、続く3ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでバーディーを決めたので、結局更に1打伸ばし、トータル-8としてホールアウトしている。

 

 4日間全体を見て、色々不満も残ろうが、難しいと言われるサウスコースでも大きく崩した日は無く、最後は結構伸ばしているから、今出来るほぼベストを尽くせたのではないだろうか!?

 

        松山や最後は伸ばし上げて魅せ

 

        松山や負傷に耐えて上げて魅せ

     

 世界ランキング7位のザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、79㎏)は最終日イーブン、トータル-7と伸ばせず、1位下がって34位タイとなった。

   

 世界ランキング26位のパトリック・リード(米国、183㎝、91㎏)は最終日+1、トータル-5と少し落とし、8位下がって46位タイとなった。

 

 そして、世界ランキング30位のマシュー・ウルフ(米国、22歳、183㎝、75㎏)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばし、5位上げて57位タイに付けて来た。

 

        マシューウルフ少し伸ばして上げて魅せ

 

        マシューウルフまあまあ上げて意地を見せ