１月７日（金）早朝から時差－１９時間の米国・ハワイ州にある「カパルア・リゾート プランテーションコース（７５９６ヤード、パー７３）」において米国男子ツアーの選ばれし者の大会、「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」が４日間の日程で開催され、その第３日目が終わっている。
米国男子ツアーの場合は昨年の暮れから既に２０２１/２０２２年シーズンが始まっており、年末年始の中断を挟んで、いよいよ今年の分が始まる大会である。
昨年に米国男子ツアーで優勝した選手３７名、および東京五輪で金メダルを獲得したザンダー・シャウフェレ（米国）を合わせた３８名が出ている。
賞金総額は８００万ドル（約９億２８００万円）、優勝賞金は１３４万ドル（約１億５８００万円）で、予選落ちは無く、初日から全員アウトスタート（第１ホールから）の予定である。
ＣＳ放送のゴルフネットワークで初日からたっぷりとライブ放送されており、午前中のんびりと楽しんでいる。
日本人選手としては世界ランキング１８位の松山英樹が出ており、昨年は新型コロナウイルス感染症に悩まされながらも、東京五輪では４位タイに入り、メジャー大会の「マスターズ」および我が国で開催された「ＺＯＺＯチャンピオンシップ」で優勝して存在感を示した。
コロナ禍の影響もあって「ＺＯＺＯチャンピオンシップ」で勝った後、たっぷりと休養を取り、今回２か月半ぶりの実戦となるので、ゆっくり始動し、次第にギアを上げて行くつもりのようである。
松山やゆっくり始動様子観て
じわじわ調子上げて行くかも
そして、初日は５バーディー、１ボギーの－４で、首位と４打差の１３位タイと、まあまあ好発進であったが、第２日目には１イーグル、７バーディー、１ボギーの－８、トータル－１２と爆発的に伸ばし、８位上げて５位タイに付けて来たのは流石ではないか！？
ただ、全体に伸ばしているので、首位との差は５打に開いている。
松山や爆発魅せて五位に上げ
後の展開期待膨らみ
さて、首位タイに付けているのは世界ランキング１位で昨年はコロナ禍等により色々悩まされたジョン・ラーム（スペイン）、世界ランキング２１位のキャメロン・スミス(オーストラリア)で、トータル－２６まで伸ばしている。
ジョン・ラームは３日目１イーグル、１１バーディー、１ボギーの－１２と爆発的に伸ばし、１位上げて来た。
これはこのコースの新記録のようで、新年早々から魅せてくれるではないか！？
ジョンラーム爆発魅せて首位に立ち
ジョンラーム爆発力で首位に立ち
ジョンラーム首位まで上げて強さ魅せ
キャメロン・スミスは３日目９バーディーの－９と爆発的に伸ばして首位を維持している。
首位を維持強さを魅せるスミスかな
爆発を続けて魅せるスミスかな
単独３位に付けているのは世界ランキング１９位のダニエル・ベルガー（米国）で、３日目７バーディーの－７、トータル－２１と爆発的に伸ばしながらも１位下がっている。
ベルガーや伸ばしながらも一位下げ
ベルガーや伸ばし足りずに一位下げ
なんて、ここまでを見ても如何に伸ばし合いのなっているか分かろうものである。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング２６位のイム・ソンジェ（韓国）は３日目－８、トータル－２０と爆発的に伸ばし、１位上げて４位タイに付けて来た。
松山英樹と一緒の組で回り、Ｔショットでは常に２０ヤード、３０ヤードと置いて行くので、松山英樹が刺激を受けて乱されていたようである。
イムソンジェ爆発魅せて四位付け
イムソンジェ確り飛ばし四位付け
イムソンジェ四位に付けて強さ魅せ
世界ランキング４位のパトリック・カントレー(米国)は３日目－７、トータル－２０と爆発的に伸ばして４位タイを維持している。
カントレー爆発魅せて四位維持
カントレー四位維持して強さ魅せ
世界ランキング８位のジャスティン・トーマス（米国）は３日目－１２、トータル－１７と爆発的に伸ばし、２４位も上げて８位タイに付けて来た。
前半の方で回っていたので、この伸ばし様は目立った。
後から回ったジョン・ラームも同じだけ伸ばしたが、先に新記録を打ち立てたところに凄いインパクトがあった！？
そして次から次へと抜いて行き、流石であった。
トーマスや爆発魅せて八位付け
トーマスや配置まで上げ強さ魅せ
そして松山英樹は３日目５バーディーの－５と大きく伸ばしながらも、３位下がって８位タイとなった。
これをもうすこしだけ詳しく見ておくと、トータル－１２から出て、前半では４ホールをパーで凌いだ後、第５ホールで漸くバーディーを決め、残りの４ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせたのは１打だけで、トータル－１３として後半へと繋いでいる。
惜しいパットを何度も外し、周りガンガン伸ばして行く中、何とか耐えるゴルフと言う、これまでに何度も見て来たむずむずさせる松山英樹の戦い振りであった。
今日は最後から３つ目の組で、７時半頃からと遅い発進だったので、９時前頃から見ても大して進んでおらず、このもどかしの真っただ中であった。
もう今日はこんな調子だし、かなり下がるのだろうなあ。
そう思えて来て、仕方が無いので諦めてライブ中継を視るのは止め、昨夜から今日の未明までやっていたスキージャンプワールドカップ男子ビショフスホーフェン大会の個人戦の様子を書き留めていた。
そして午後になり、結果を確認してみれば、後半に入って３ホールをパーで凌いだ後、第１３、１４ホールと連続でバーディーを決め、１つ空いて第１６、１７ホールと連続でバーディーを決めたので、結局更に４打伸ばし、トータル－１７として最終日へと繋いでいる。
首位とはもう９打も離れたので、これはもう殆んど見えなくなったと言ってもいいだろうが、３位とは４打差であるから、５位以内に入るにはまだまだ可能性はありそうに思えて来た。
松山や伸ばしながらも三位下げ
松山や伸ばし足りずに三位下げ
松山や粘りを魅せてまだ八位
五位以内には期待するかも
世界ランキング２９位のケビン・ナ（米国）は３日目－５、トータル－１６と大きく伸ばしながらも、３位下がって１０位タイとなっている。
世界ランキング２５位のパトリック・リード（米国）は３日目－７、トータル－１５と爆発的に伸ばし、８位上げて１４位タイに付けて来た。
連続で爆発魅せたリードかな
上げ続け強さを魅せたリードかな
世界ランキング６位で大きくした身体を少し引き締めた？ 飛び切り飛ばし屋のブライソン・デシャンボー（米国）は３日目－６、トータル－１５と大きく伸ばし、１位上げて１４位タイに付けて来た。
デシャンボー大きく伸ばし上げて魅せ
デシャンボー下がっても上げ強さ魅せ
世界ランキング６位のザンダー・シャウフェレ（米国）、世界ランキング１０位のサム・バーンズ（米国）は３日目－５、トータル－１５と大きく伸ばしながらも、６位下がって１４位タイとなっている。
世界ランキング２位で日系のコリン・モリカワ(米国)は３日目－６、トータル－１４と大きく伸ばし、３位上げて１９位タイに付けて来た。
モリカワや大きく伸ばし上げて魅せ
モリカワや下がっても上げ強さ魅せ
世界ランキング１４位で長い低迷から昨年復調を見せたジョーダン・スピース（米国）は３日目－５、トータル－１１と大きく伸ばし、４位上げて２６位タイに付けて来た。
スピースや大きく伸ばし上げて魅せ
スピースや下がっても上げ強さ魅せ
世界ランキング１５位で優しき飛ばし屋のトニー・フィナウ（米国）は３日目－４、トータル－１１と伸ばし、１位上げて２６位タイに付けて来た。
トニーフィナウ確り伸ばし上げて魅せ
トニーフィナウ下がっても上げ強さ魅せ
世界ランキング１６位のブルックス・ケプカ（米国）は３日目－１、トータル－１１と少し伸ばしながらも、１８位下がって２６位タイとなっている。
世界ランキング２３位のビリー・ホーシェル（米国）は３日目－３、トータル－１０と伸ばしながらも、２位下がって単独２９位となっている。
世界ランキング１２位のハリス・イングリッシュ(米国)は３日目－５、トータル－８と大きく伸ばし、４位上げて３２位タイに付けて来た。
イングリッシュ大きく伸ばし上げて魅せ
イングリッシュ最下位離れ意地を魅せ
世界ランキング７位のビクトル・ホブラン（ノルウェー）は３日目イーブン、トータル－８と伸ばせず、１０位下がって３２位タイとなっている。
世界ランキング１７位のアブラハム・アンサー（メキシコ）は３日目－２、トータル－７と伸ばしながらも、２位下がって３４位タイとなっている。
そして、世界ランキング２０位のジェイソン・コクラック(米国)は３日目－１、トータル－５と少し伸ばしながらも、４位下がって最下位の単独３８位となっている。
