sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランjキングにおける男子日本人選手の動向・・・R3.11.23①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 毎週、男子の世界ランキングの方が大分早く更新されるので、今回も先ずは男子の変動に付いてのみ書き留めておく。

 

 ただし、男子の世界ランキングに付いては週の途中で修正されていることもあり得るので、それが分かった場合には出来る限り修正した分で表記したい。

 

 それはまあともかく、先週の目ぼしい男子ツアーとしては、先ず11月18日(木)の朝から宮崎県において「ダンロップフェニックストーナメント」が4日間の日程で開催され、実力派外国人選手のひとりで、飛びっきりの飛ばし屋のチャン・キム(米国、31歳、188㎝、97㎏)が逆転優勝した。

 

 初日はトータル-2まで伸ばして28位タイとまずまずの発進で、第2日目にはトータル-4まで伸ばし、21位タイに上げて余裕の予選通過を果たしている。

 

 第3日目にはトータル-9まで伸ばし、9位タイに上げ、最終日はトータル-17まで伸ばし、そして逆転で国内男子ツアー今シーズン3勝目、通算7勝目を挙げた。

 

 何でも今シーズン15㎏も減量し、切れが好くなったようである。

 

 日本人選手としては2位タイに新鋭の片岡尚之(23歳、171㎝、67㎏)、海外進出に意欲的な中堅の木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)、単独4位にベテランの宮里優作(41歳、170㎝、70㎏)、5位タイに米国男子ツアー復帰を目指す中堅の小平智(32歳、173㎝、68㎏)が入る等、健闘しており、全体に世界ランキングが大きく動いている。

 

 この結果、今シーズンの賞金ランキング1位に上がり、2位は木下稜介、3位は金谷拓実、4位は星野陸也、5位は稲森佑貴となった。

 

 残り2試合、賞金王争いが益々激しくなって来たか!?

 

        国内の男子ツアーは健闘し

        色んなランク変化したかも   

 

 また、11月18日(木)の昼頃からはアラブ首長国連邦。ドバイにおいて欧州男子ツアーの今シーズン最終戦、選ばれし者の高額賞金大会、「DPワールドツアー選手権」が4日間の日程で開催され、旅人ゴルファーの川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)が出ていた。

 

 賞金総額は900万ドル(1ドルを114~5円とすると、約10億3千万円)で、優勝した世界ランキング2位のコリン・モリカワ(米国)が手にしたのは3億円以上になったようである。

 

 曖昧な書き方をしたのは賞金総額を900万ユーロとした記事もある為で、それに従うとコリン・モリカワが3億4千万円ほど手にしたことになる。

 

 ともかく凄い金額であることには変わりがない。

 

 当然のように厚いフィールドの中、川村昌弘は初日トータル+2で45位タイと出遅れ、第2日目にはトータル+3に落とし、単独51位まで落としている。

 

 この時は棄権が1人出て、出場者52名に減っているから、このままではブービー賞である。

 

 そして第3日目にはトータル-1に伸ばし、単独46位まで上げ、昨年のように最終日に向かって伸ばして行くかと期待させたが、最終日はトータルイーブンに落として単独48位まで下がった。

 

 この試合の結果、川村昌弘の世界ランキングは160位、欧州男子ツアーでの賞金ランキングは約6300万円で52位、ポイントランキングのレース・トゥ・ドバイでは50位となり、今週から早速始まる新シーズンのシード権を無事得ている。

 

        川村や厳しいツアー参戦し

        新たなシード確保したかも

 

 それから11月18日(木)の夜からは米国ジョージア州において米国男子ツアー、「ザ・RSMオープン」が4日間の日程で開催され、世界ランキング52位であったテイラー・グーチ(米国)が優勝し、世界ランキングを33位まで上げている。

 

 残念ながら此方には日本人選手は出場していなかったので、日本人選手の世界ランキング変動に間接的な関係はあっても、直接的な関係は無い。

      

 参考までに男子日本人選手の内で先ず20位までに入った選手達の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       順位  変動  氏名

  15位  ー   松山英樹   164位 ↑44 片岡尚之  

  60位 ↓ 2 金谷拓実   170位 ↓ 2 岩田寛

  75位 ↑12 木下稜介   181位 ↑ 3 比嘉一貴

 111位 ↑ 3 星野陸也   184位 ↓ 7 谷原秀人

 116位 ↓ 5 稲森佑貴   186位  ー   石川遼

 137位 ↑ 1 大槻智春   210位 ↓ 1 石坂友宏 

 139位  ー   香妻陣一朗  216位 ↓ 1 中島啓太 

 151位 ↓ 3 池田勇太   223位 ↑17 浅地洋佑

 157位 ↑ 1 今平周吾   227位 ↓ 8 時松隆光

 160位 ↓ 1 川村昌弘   231位 ↓ 6 大岩龍一

 

 男子の場合、上記のように国内男子ツアーが開催され、世界ランキング的に見て幅広い層が出場していたことも関係して、結構大きな変化が見られた選手もいたので、以下、800位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 先ずは、大学進学を選ばずにプロデビューし、出征街道に乗っている新人の久常涼(19歳、175㎝、75㎏)が健闘し続け、18位上げて278位になっている。

 

 他に、米国男子ツアー復帰を目指す小平智は28位上げて319位に、ベテランで、欧州男子ツアー参戦時の話で谷原秀人と盛り上がる宮里優作は121位も上げて430位に、阿久津未来也(26歳)は34位上げて464位に、日本生まれで米国移住、進学、修行を経て国内男子ツアーに戻った杉本エリック(28歳)は63位上げて490位に、大型新鋭の小斉平優和(23歳、180㎝、85㎏)は70位上げて347位に、中堅飛ばし屋の秋吉翔太(31歳、175㎝、85㎏)は69位上げて610位に、中堅大型選手の小袋秀人(30歳、183㎝、82㎏)は209位も上がって771位になっている。

 

 既に何回も書いているように、国内男子ツアーの開かれる回数が少ない所為か、相変わらず全体に上下変動が激しいように思われる。

 

 中でも、AbemaTVツアーを主戦場とするような世界ランキングの低い選手ほど上がり方が激しい。

 

 それから今週予定されている男子ツアーであるが、日程表を見ると、今週はコロナ禍の所為で中止になった大会が無く、目ぼしい男子ツアーとしては、国内男子ツアー、欧州男子ツアーが開催される予定となっている。

 

 欧州男子ツアーは先週最終戦を終えたばかりなので、場所を時差-5時間のアラブ首長国連邦から時差-7時間の南アフリカへと移して早速開幕戦が始まる。

 

 大きな資本が本格的に入ってDPワールドツアーと名称も新たになるそうで、日本も含めて開催地域が広がり、賞金総額もかなり増額されると言う。

 

 詳しい情報がまだ出ていないので、誰が出場するのか、賞金総額がいくらなのか等、分からないことも多いが、もしかしたら今週もまた秋(しつこいようだけど、暦の上では冬だけどね)の夜長をゆっくり楽しみ、寝不足が続きそうな気もする。

 

 そうなればそうなったで嬉しいことでもあるから、半ば期待しながら待つことにしよう。

 

        今週も夜長楽しむ日々続き

        スマホ片手に横になるかも