sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日プロ野球のCSで気になった投手達・・・R3.11.10③

 今日からプロ野球ではセ・パ両リーグでクライマックスシリーズのファイナルステージが始まった。

 

 先に終わったパ・リーグでは1勝のアドバンテージを持って待ち構えていたオリックスバッファローズが勝ち上がって来た千葉ロッテマリーンズと対戦して1勝0敗で完封勝ちしている。

 

 オリックスバッファローズの先発投手は若き絶対エース、投手5冠を達成した山本由伸(23歳、178㎝、80㎏)で、9回で126球投げ、4安打10三振無失点の快投で完封勝ちして1勝0敗となり、防御率は0・00のままであった。

 

 速球の最速は157㎞/hで、9回にも156㎞/h出ていたから、要所に効果的なコントロールされた速球であった。

 

 カットボールは9回でも150㎞/hを超え、フォークボールは149㎞/hまで出ており、要所で投げていたカーブも効果的であったから、そりゃ中々打てない。

 

 因みにウィキペディアでは速球の最速が158㎞/h、平均が151㎞/hで、フォークボールカットボールの最速が150㎞/hを超えるように書いてあったが、まさにそんな感じに出ていた。

 

 参考までに、今シーズンまでのレギュラーシーズン3シーズンの成績を見ておくと、2019年シーズンは先発投手として飛躍した年に当たり、143回投げて8勝6敗で、奪三振数が127、防御率が1.95、WHIPが0.96と、既に内容的にスーパーエース化していた。

 

 2020年シーズンも同様に好く、126回3分の2投げて8勝4敗で、奪三振数が149、防御率が2.20、WHIPが0.94であった。

 

 ただ、この2シーズンは内容的にそうであっても、総合的にはまだ成長過程にある新鋭の域を出ていなかったのかも知れない。

 

 そして、2021年シーズンはそこからも更に飛躍し、193回3分の2投げて18勝5敗で、奪三振数が206、防御率が1.39、WHIPが0.85とスーパーエースとして非の打ちどころが無くなった!?

 

 この先は、そう遠くない内にメジャーリーグに行くしかないのかも知れないなあ。

 

        山本やスーパーエースまで達し

        次の目標メジャーなのかも

 

        山本や速球カットフォーク投げ

        何れか区別付かないのかも

 

        山本や見極めさせず抑えるのかも

 

 千葉ロッテマーリンズの先発投手はベテランの元エース、石川歩(33歳、186㎝、80㎏)で、7回で93球投げ、5安打2三振3四球1失点1自責点の粘投ながら負けが付いて0勝1敗となったが、防御率は1.29と好い感じであった。

 

 ウィキペディアによると速球の最速が154㎞/h、平均が142㎞/hとあったが、此方もそれに近く出ており、十分に好投を見せていた。

 

 参考までに今シーズンまでの3シーズンに亘るレギュラーシーズンの成績に付いて見ておくと、2019年シーズンは既にエース的ではなくなっていたが、それなりに復調して2シーズン目で、腰痛、右肘の違和感が出る中、ブルペンも担当しながら118回3分の2投げて8勝5敗で、奪三振数が81、防御率が3.64、WHIPが1.32であった。

 

 2020年シーズンはイニングイーターとして貢献し、133回3分の1投げて7勝6敗で、奪三振数が77、防御率が4.25、WHIPが1.23であった。

 

 そして2021年シーズンは右肘痛が出て6月にクリーニング手術をして8月に復帰したので登板回数がかなり減ったが、80回投げて6勝3敗で、奪三振数が42、防御率が3.38、WHIPが1.03と、内容的には大分好くなった。

 

        石川や試合を作る粘投し

 

        石川や試合を繋ぐ粘投し

 

 一方、セ・リーグでは、1勝のアドバンテージを持って待ち構えていたヤクルトスワローズが勝ち上がって来た読売ジャイアンツと対戦して4対0で完封勝ちしている。

 

 ヤクルトスワローズの先発投手は新鋭の奥川恭伸(ヤスノブ、20歳、184㎝、82㎏)で、9回で98球投げ、6安打9三振無失点の快投で完封勝ちして1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。

 

 2年目で、これがプロで初の完封勝ちだそうな。

 

 それだけではなく、100球以内の無四球完封であるから、メジャーリーグ基準ではマダックスと言うらしい。

 

 ウィキペディアによると速球の最速は155㎞/hと結構速く、この日も140㎞/h台の後半が最後まで出ていた。

 

 参考までに、この2シーズンに亘るレギュラーシーズンの成績に付いて見ておくと、2020年シーズンはデビューした年で、2回投げて0勝1敗で、奪三振数が2、防御率が22.50、WHIPが4.50と、好いところが見せられずに終わっている。

 

 そして2021年シーズンは飛躍の年となり、106回投げて9勝4敗で、奪三振数が91、防御率が3.26、WHIPが1.04とエース的仕事を見せている。

 

        奥川やマダックス魅せ完封し

 

        奥川や初の完封マダックス

 

 また、読売ジャイアンツの先発投手はシーズンの途中から加わった米国帰りのどすこいこと山口俊(34歳、187㎝、98㎏)で、4回で72球投げ。3安打(1本塁打)4三振4四球3失点3自責点と打たれて負けが付き、0勝1敗となって、防御率は6.75となった。

 

 ウィキペディアによると速球の最速は157㎞/h、平均は145㎞/hとあるが、1回は140㎞/h台前半で、確り立ち上がる前に打たれ、それで試合が決まった感じになった。

 

 1回に打たれるのはメジャーリーグ仕様!?

 

 なんて言いたくなる結果となった。

 

 参考までに今シーズンまでの3シーズンに亘るレギュラーシーズンの成績を見ておくと、2019年シーズンは読売ジャイアンツのエース的働きをし、170回投げて15勝4敗で、奪三振数が188、防御率が2.91、WHIPが1.16と好成績を挙げている。

 

 2020年シーズンはメジャーリーグに渡り、ア・リーグブルージェイズで25回3分の2投げて2勝4敗で、奪三振数が26、防御率が8.06、WHIPが1.75と不本意な結果に終わっている。

 

 そして2021年シーズンはメジャーリーグに上がれないまま読売ジャイアンツに戻り、78回3分の1投げて2勝8敗で、奪三振数が83、防御率が3.56、WHIP

が1.31と、内容的には勝敗ほど悪くなかった。

 

 ただ、今日の投球を見ても、最初に打たれ、後は何とか抑えたと言う感じで負けに繋がっている。

 

        山口俊初回に打たれ負けが付き

 

        山口やメジャー仕様で負けが付き