木曜日の１４時３０分から時差－８時間（現在サマータイム中、それ以外では－９時間）のスコットランドにある「ダンバーニーリンクス（６５８４ヤード、パー７２）」において米国女子ツアー、「スコティッシュオープン」が４日間の日程で開催され、その第３日目､すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
８月１９日（木）から８月２２日（日）までの日程で予定されている米国女子ツアーのメジャー大会、「ＡＩＧ全英女子オープン」の前哨戦のようなもので、日本人選手としては東京五輪のゴルフ競技女子の部にフィリピン代表として出場し、９位タイに入って世界ランキングが８位に上がった新世紀世代を代表する笹生優花が出ている。
世界ランキング上位の選手の中には来週に備えて出ていない選手もいるので、その分フィールドは少し薄くなっているが、それでもざっと見たところ２０位以内の選手が７人は出ているので、まあまあ厚いフィールドにはなっている。
それにしても笹生優花はゴルフを楽しむ為に何時も早め、早めの行動を心掛けているようだ。
今回はスタートダッシュ、追い上げ等、どんな展開を見せてくれるのか！？
残念ながら無料で視られる生放送は無さそうであるが、速報等でチェックして楽しんでいるが、初日は午前スタートであったので多少は楽だったのか、いきなり－５まで伸ばして２位タイに付けていたから、早速ワクワクさせられた。
第２日目は午後スタートで強風の中、伸ばせなかったが、何とか耐えてトータル－５を維持し、５位タイに踏み止まって、余裕の予選通過を果たしている。
笹生優花余裕の予選通過して
トップ争い期待するかも
ただ、本人としては慣れないリンクスに自分のゴルフをどのように合わせて行くか？ その経験を楽しみたい意向のようであるから、早急に結果を期待し過ぎず、のんびり見守りたい。
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング１１１位のライアン・オトゥール（米国）、世界ランキング３６位のチャーリー・ハル（イングランド）、世界ランキング２１位でドライバーを持たないことも多いほどの飛ばし屋、このところ調子を上げているアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）で、トータル－９としている。
ライアン・オトゥールは３日目１イーグル、４バーディー、２ボギーの－４と伸ばし、４位上げて来た。
オトゥールや確り伸ばし首位に立ち
オトゥールやトップに並び力魅せ
チャーリー・ハルは３日目４バーディー、１ボギーの－３と伸ばし、１位上げて来た。
チャーリーハル連日上げて強さ魅せ
チャーリーハルトップに並び強さ魅せ
アリヤ・ジュタヌガーンは３日目５バーディー、３ボギー、１ダブルボギーのイーブンと維持し、首位を維持している。
ジュタヌガーンスコア維持して首位を維持
ジュタヌガーン首位を維持して強さ魅せ
４位タイに付けているのは世界ランキング７８位のアシュリー・ブハイ（南アフリカ）、世界ランキング５６位のアッタヤ・ティティクル（タイ）で、トータル－８まで伸ばしている。
アシュリー・ブハイは３日目６バーディー、１ボギーの－５と大きく伸ばし、９位上げて来た。
この選手、一昨年渋野日向子が「ＡＩＧ全英女子オープン」で優勝した時に一緒に回り、上手く行った時に一緒に喜ぶような人の好さで印象が強くなった選手である。
あれ以後も注目しているが、凄くは上がらなくても、この位置辺りを保っているから、中々安定して強い選手ではないか！？
上げ続けトップに立ったブハイかな
首位タイに付け強さ魅すブハイかな
アッタヤ・ティティクルは３日目５バーディー、３ボギーの－２と伸ばしながらも２位下がっている。
ティティクルや伸ばしながらも二位下がり
ティティクルや伸ばし足りずに二位下がり
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング９位で元世界ランキング１位の天才少女、リディア・コ（ニュージーランド）は３日目－３、トータル－５と伸ばし、１３位上げて７位タイに付けて来た。
流石経験豊富なリディア・コ、更に強くなって来た風にも負けず、と言ったところであろうか！？
リディアコや確り伸ばし上げて魅せ
リディアコや確り上げて強さ魅せ
世界ランキング３１位のイエリミ・ノー（米国）は３日目－１、トータル－５と少し伸ばし、４位上げて７位タイに付けて来た。
イエリミノー少し伸ばして上げて魅せ
イエリミノー下がっても上げ強さ魅せ
そして笹生優花、世界ランキング１７位のイ・ジョンウン６（韓国）は３日目＋２、トータル－３と落とし、１０位下がって１５位タイとなっている。
笹生優花は３日目２バーディー、４ボギーであったが、参考までに３日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、全員アウトスタート（第１ホールから）で、トータル－５から出て、前半ではいきなり第１ホールでボギーを叩き、続く７ホールをパーで凌いだ後、第９ホールでもボギーを叩いたので、トータル－３まで落として後半へと繋いでいる。
後半では第１１、１２ホールと連続でボギーを叩き、この時点でトータル－１まで落としてしまったが、続く２ホールをパーで凌いだ後、第１５、１６ホールと連続でバーディーを決めて取り返し、残りの２ホールをパーで凌いだから、後半は何とかイーブンで乗り切り、トータル－３のまま最終日へと繋いでいる。
後半に付いて見て行くと、初日は５バーディーの－５、第２日目は３バーディー、１ボギーの－２、第３日目は２バーディー、２ボギーのイーブンであるから、今のところ落としてはいない。
この辺りがまあまあ本人にも満足感を与えているようである。
残り１日の奮闘にも期待したい。
笹生優花落としながらも後半に
強さを魅せて期待繋がり
笹生優花気分切り替え最終日
また経験を深めるのかも
世界ランキング３５位のエイミー・ヤン（韓国）は３日目－３、トータル－２と伸ばし、２０位上げて２５位タイに付けて来た。
エイミーヤン下がっても上げ強さ魅せ
エイミーヤン大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング１８位のアリー・ユーイング(米国)は３日目イーブン、トータル－２と伸ばせず、５位下がって２５位タイとなっている。
世界ランキング１３位で飛ばし屋のパティー・タバタナキト（タイ）は３日目イーブン、トータルイーブンと伸ばせず、２位下がって３７位タイとなっている。
世界ランキング３５位のカルロタ・シガンダ(スペイン)は３日目＋４、トータル＋３と落とし、１７位下がって４５位タイとなっている。
そして、世界ランキング２３位のオースティン・アースト（米国）、世界ランキング２５位のリゼット・サラス（米国）、世界ランキング３９位のチョン・インジ（韓国）は３日目＋２、トータル＋４と落としながらも１１位上げて５２位タイに付けて来た。
アーストや下がっても上げ強さ魅せ
アーストや落としながらも上げて魅せ
下がっても上げ強さ魅すサラスかな
落としつつ耐え上げて魅すサラスかな
チョンインジ下がっても上げ強さ魅せ
チョンインジスコア落として順位上げ
