水曜日の夜から時差-14時間(現在サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国・ミシガン州にある「ミッドランドCC(6251ヤード、パー70)」において米国女子ツアー、「ダウグレートレークベイ招待」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
2人ひと組のペア戦で、賞金総額は230万ドル(約2億5400万円)となり、予選ラウンド終了時に35位タイまでに入っているペアが決勝ランドへと駒を進められる予定だそうな。
フォアサム(2人で1つのボールを交互に打つ)、フォアボール(2人で2つのボールをそれぞれが打ち、各ホールで好い方を取る)と予選ラウンド、決勝ラウンド共に行い、それを足して行くストローク戦となる、何時もとはちょっと趣向の違う形式が楽しめる大会になっている。
日本人選手としては世界ランキング8位で新世紀世代をリードするフィリピンのエース、笹生優花(日本&フィリピン国籍)、世界ランキング9位で黄金世代をリードする日本のエース、畑岡奈紗、世界ランキング805位でプラチナ世代の山口すず夏が出ている。
初日はフォアサム形式で、畑岡奈紗は以前からの約束で世界ランキング11位のレキシー・トンプソン(米国)と組み、-1で14位タイ、笹生優花は世界ランキング15位のミンジー・リー(オーストラリア)からのお誘いを受けて組み、同じく-1で14位タイ、そして山口すず夏は世界ランキング602位で同学年のソン・ユジョン(韓国)と組んで+4で60位タイであった。
観る方としても、何時もと違う試合形式で、結構豪華なペアが散見されるから、ライブ放送の方は有料放送だけのようであるが、速報等を頼りにまあまあ楽しめそうである。
畑岡やレキシーと組み支え合い
まあ好位置に付けているかも
笹生優花イミンジ誘うペア戦で
好いところ魅せ期待膨らみ
山口や気の合う若手組んだのか
何とか通過期待するかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング22位のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)と世界ランキング34位のモリヤ・ジュタヌガーン(タイ、アリヤの姉)の姉妹ペアで、2日目-11、トータル-14と爆発的に伸ばし、6位上げて来た。
そんなに重ならずにバーディーを決め、互いに補完し合えたのがこの結果に繋がったようである。
ジュタヌガーン姉妹で巧く補完出来
爆発魅せて首位に立つかも
単独2位に付けているのは世界ランキング115位のパジャレー・アナナルカルン(タイ)、アディティ・アショク(インド)の此方もアジア人ペアで、2日目-7、トータル-12と爆発的に伸ばし、1位上げて来た。
二位に上げアナナルカルンアショクペア
息の合うとこ魅せているかも
以下、気になったペアに付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング26位のイ・ジョンウン6(韓国)と世界ランキング41位のハー・ミジョン(韓国)ペアは2日目-8、トータル-11と爆発的に伸ばし、4位上げて来た。
イジョンウンハミジョンと組み息合わせ
爆発的に伸ばせたのかも
世界ランキング32位のカルロタ・シガンダ(スペイン)と世界ランキング37位のメリル・リード(イングランド)欧州ペアは2日目-6、トータル-10と大きく伸ばし、5位タイを維持している。
シガンダとリードが組んで五位を維持
力あるとこ魅せているかも
世界ランキング79位のジャスミン・スワンナプラ(タイ)と世界ランキング118位のシドニー・クラントン(米国)の前回覇者ペアは2日目-5、トータル-10と大きく伸ばしながらも4位下がって5位タイとなっている。
世界ランキング6位のダニエル・カン(米国)と世界ランキング10位のリディア・コ(ニュージーランド)ペアは2日目-7、トータル-9と爆発的に伸ばし、3位上げて7位タイに付けて来た。
カンとコが力を合わせ爆発し
ペアの楽しさ魅せているかも
そして畑岡奈紗とレキシー・トンプソンペアは2日目-7、トータル-8と爆発的に伸ばし、1位上げて13位タイに付けて来た。
周りも結構伸ばしているので順位は少ししか上がらなかったが、初日が終わってから言っていたように、上手く力を合わせて伸ばせたようである。
畑岡とトンプソン組み補完して
爆発的に伸ばせたのかも
世界ランキング3位のパク・インビ(韓国)と世界ランキング18位のユ・ソヨン(韓国)ペアは2日目-5、トータル-8と伸ばしながらも6位下がって13位タイとなっている。
世界ランキング7位のブルック・ヘンダーソン(カナダ)と世界ランキング49位のチョン・インジ(カナダ)ペアは2日目-8、トータル-7と爆発的に伸ばし、15位上げて19位タイに付けて来た。
ヘンダーソンチョンインジ組み爆発し
余裕の通過魅せているかも
世界ランキング16位のアリー・ユーイング(米国)と世界ランキング33位のメガン・カン(米国)ペアは2日目-7、トータル-7と爆発的に伸ばし、10位上げて19位タイに付けて来た。
ユーイングメガンカンペア爆発し
確り上げて期待膨らみ
そして笹生優花とミンジー・リーペアは2日目-5、トータル-6と大きく伸ばしながらも9位下がって23位タイとなっている。
このペアも期待通り大きく伸ばしているが、周りはもっと勢いを見せているようである。
まあ少し余裕を持って予選を通過し、首位争いはともかく、上位争いはまだ期待出来そうに思える。
笹生優花ミンジーリーに誘われて
力を合わせ伸ばせたのかも
世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)と世界ランキング13位のジェシカ・コルダ(米国、ネリーの姉)姉妹ペアは2日目-1、トータル-5と少し伸ばしながらも22位も下がって23位タイとなっている。
そして、世界ランキング21位のオースティン・アースト(米国)と世界ランキング66位のキャロライン・マッソン(ドイツ)ペアは2日目-2、トータル-4と伸ばしながらも21位も下がって31位タイとなって、ぎりぎりで予選を通過している。
それから世界ランキング25位のジェニファー・カプチョ(米国)と世界ランキング69位で日系の張替美那(米国)ペアはトータル-2で46位タイ、山口すず夏とソン・ユジョンペアはトータル+3で単独68位となって、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。