ナショナルズがレッズと対戦して1対2で惜敗している。
ナショナルズの先発投手はサイ・ヤング賞に3回も輝いた奪三振マシーン? マックス・シャーザー(36歳、191㎝、98㎏)で、7回で107球投げ、5安打(2本塁打)9三振1四球1死球2失点2自責点の粘投ながら負けが付いて4勝3敗となり、防御率は2.24から2.27へと僅かに悪化している。
長年に亘る勤続疲労に年齢的なものもあるのか、流石に春先の立ち上がりが遅れたり、故障がちであったりすることもあるが、上手く動き出すと流石と思わせることが増えて来るように思われる。
ウィキペディアによると速球の最速は160㎞/hで、平均でも150㎞/hを超えているようであるが、今はどうであろうか?
少なくとも2年ぐらい前の動画を視ると、要所になると98mph(98マイル毎時、約158㎞/h)ぐらい出しており、やはり十分に速いピッチャーであった。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはまだサイ・ヤング賞候補に入るほど凄く、202回3分の2投げて18勝7敗で、奪三振数が300、防御率が2.53、WHIPが0.91と素晴らしかった。
2019年シーズンは練習中の自打球による顔面骨折や、背中の張り等の故障も出て登板回数が減り、172回3分の1投げて11勝7敗、奪三振数が243、防御率が2.92、WHIPが1.03と内容的にも少し落ちている。
そして2020年シーズンは67回3分の1投げて5勝4敗で、奪三振数が92、防御率が3.74、WHIPが1.38と不本意な成績で終わっており、乗り切れるまでに終わったと言う感じであろうか!?
今シーズンは長くなった分、少しずつ本来の力が出て来たように思われる。
シャーザーや試合を繋ぐ力投し
シャーザーや試合を作る力投し
またメッツがロッキーズと対戦して3対1で勝っている。
メッツの先発投手は2年連続でサイ・ヤング賞輝く100mph超投手のジェイコブ・デグロム(32歳、193㎝、82㎏)で、5回で63球投げ、3安打(1本塁打)9三振1失点1自責点の力投ながら勝敗は付かず3勝2敗のままであったが、防御率は0.68から0.81へと少し悪化している。
WHIPを計算してみると、0.60のままであったから、ここでも如何に凄いのか見えて来る。
ウィキペディアによると速球の最速は102mph(約164㎞/h)、平均は98mph(約157㎞/h)とあるが、故障上がりでメジャーリーグでの投球は2週間以上空いているから、ちょっと不安ではあった。
ただ、ついこの前1Aの打者を最速102mphの速球できりきり舞いさせたらしいから、本当にちょっと不安程度だけどね。
そんな中、今日も最速101mph(約162.5㎞/h)出ていたそうだから、まあ凄い投手である。
それだけではなく、打席に立っては2打数1安打1三振で、打率はいまだに4割7分1厘もあるから凄過ぎる!?
参考までに昨年までの3シーズンの投手としての成績を見ておくと、2018年シーズンは元々エース級であった投球が更に覚醒したかのようにスーパーエース級に飛躍し、217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が1.70、WHIPが0.91と素晴らしくなって来て、ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞に選ばれている。
2019年シーズンも同様で、204回投げて11勝8敗で、奪三振数が255、防御率が2.43、WHIPが0.97とスーパーエース級で、2年連続でナショナル・リーグのサイ・ヤング賞に輝いている。
2020年シーズンも同様で、68回投げて4勝2敗で、奪三振数が104、防御率が2.38、WHIPが0.96であった。
故障で引っ込む前、出る直前の1Aでのリハビリ登板、そして故障から戻った時、全てに亘って全開であるから、流石ではないか!?
その感じで、短く終わった昨シーズンも調子を保てたのかも知れない。
デグロムや出ていきなりの全開で
少しも隙が見えないのかも
ドジャースの先発投手はサイ・ヤング賞に3回も選ばれた絶対左腕エースのクレイトン・カーショー(33歳、193㎝、102㎏)で、7回3分の2で81球投げ、4安打(1本塁打)6三振1失点1自責点の好投で勝ちが付いて7勝3敗となり、防御率は3.18から2.94へと少し好くなっている。
WHIPの変化も計算してみると、0.95から0.90へと好くなっている。
ウィキペディアによると速球の最速は158㎞/h、平均は150㎞/hであるから、まあ速い投手と言う感じであったが、それが30歳になった頃は故障がちで、145㎞/hぐらいに落ちていた。
昨年ぐらいからまた148㎞/hぐらいまで上がって来て、成績も安定して来ている。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは腰痛等の故障の所為で登板機会がかなり減り、161回3分の1投げて9勝5敗で、奪三振数が155、防御率が2.73、WHIPが1.04と不本意な成績に終わっている。
2019年シーズンは左肩の炎症で出遅れ、178回3分の1投げて16勝5敗で、奪三振数が189、防御率が3.03、WHIPが1.04と、内容的にも衰えが見られた。
そして2020年シーズンは背中の張りで出遅れたが、58回3分の1投げて6勝2敗で、奪三振数が62、防御率が2.16、WHIPが0.84と、球速と共に内容的にも好い時に戻り始めている!?
今シーズンもこのところ好い感じになって来たように思われる。
カーショーやエースの仕事勝って魅せ
カーショーや巧さを魅せて勝って魅せ
それからエンゼルスがレンジャーズと対戦して11対5で勝っている。
打者、大谷翔平(26歳、193㎝、95㎏)は2番DHで出場して、3打数1安打(1本塁打)2四球2三振3打点と確り働き、打率が2割6分8厘から2割6分9厘へと僅かに上がっている。
本塁打は15本となり、おれはアメリカン・リーグでは2位タイとなり、打点は38となった。
ホームランは3ランで、打球の速さが188㎞/hにも達する弾丸ライナーで、これはホームランの速さとしては自己記録、そして球団記録ともなるそうな。
ともかく凄い!?
それに、休み明けの打率、ホームランの数共に凄いらしく、反対に登板直後の打率が目立って低くなっていると言う。
ここはもうそのデータに素直に従った方が長い目で見れば好いのかも知れない。
大谷や休みを取れば全開し
信じられない仕事するかも
大谷や休みなければ疲れ切り
球速は出ず打てないのかも
ともかく、言動共に素直な青年ではないか!?
今頻りにデートに誘われているが、彼とのデートは果たして楽しいのかどうか?
何だか疑問だね。フフッ。