インディアンスがツインズと対戦して2対10と大敗している。
ツインズの先発投手は結構ベテランのJ.A.ハップ(38歳、196㎝、93㎏)で、7回で96球投げ、4安打(1本塁打)3三振1四球2失点2自責点の好投で勝ちが付いて2勝0敗となったが、防御率は1.69から1.96へと少し悪化している。
それだけ今シーズンは調子好く出られたと言うことであろう。
ウィキペディアによると、元々は速球の球速が90mph(90マイル毎時、約145㎞/h)ぐらいの技巧派であったが、それが近年92~93mph(約148~150㎞/h)に上がっているとか書いてあったが、ここ2、3年前からその記事は見ているから、それはまあ35歳ぐらいの頃か?
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは177回3分の2投げて17勝6敗で、奪三振数が193、防御率が3.65、WHIPが1.13とエース級の仕事をしている。
2019年シーズンは161回3分の1投げて12勝8敗で、奪三振数が140、防御率が4.91、WHIPが1.30と悪化しており、奪三振率も下がっている。
そして2020年シーズンは49回3分の1投げて2勝2敗で、奪三振数が42、防御率が3.47、WHIPが1.05と、内容的には改善されている。
何回も進化を魅せるハップかな
好投し勝ちを重ねるハップかな
またドジャースがレッズと対戦し、8対0で完封勝ちしている。
ドジャースの先発投手はサイ・ヤング賞投手のエース左腕、クレイトン・カーショー(33歳、193㎝、102㎏)で、7回で90球投げ、4安打8三振1四球無失点の快投で勝ちが付いて4勝2敗となり、防御率は2.56から2.09へと好くなっている。
若い頃、速球の最速は158㎞/hに達し、全盛期、速球の平均が93mph(約150㎞/h弱)ぐらいはあったが、それが2、3年前は90mph(約145㎞/h)に落ちていた。
当然打たれることが増え、寂しさを覚えていたが、昨シーズン辺りは2.5㎞/hぐらい戻って来たそうな。
そう言えばこの前のダルビッシュ有との投げ合いでも最速が149㎞/hを超えていた。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは上腕二頭筋、腰等の故障が出て登板回数が減り、161回3分の1投げて9勝5敗で、奪三振数が155、防御率が2.73、WHIPが1.04と、彼にすれば不本意な成績に終わっている。
2019年シーズンは左肩の炎症で出遅れ、178回3分の1投げて16勝5敗で、奪三振数が189、防御率が3.03、WHIPが1.04と、内容的にも改善は見られなかった。
そして2020年シーズンは58回3分の1投げて6勝2敗で、奪三振数が62、防御率が2.16、WHIPが0.84と内容的に大分好くなっている。
今年はもうひとりのサイ・ヤング賞投手、トレバー・バウアー(30歳、185㎝、93㎏)も加わり、それも気を楽にしているのかも知れないなあ。
カーショーや快投魅せて勝ち重ね
カーショーや気を楽にして快投し
それからレイズがアスレチックスと対戦し、2対0で完封勝ちしている。
レイズの先発投手は100mph(約161㎞/h)のひとり、タイラー・グラスノー(27歳、203㎝、102㎏)で、7回で97球投げ、5安打10三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて3勝1敗となり、防御率は2.05から1.67へと好くなっている。
ウィキペディアによると、パイレーツ時代は、元々ヤンキースの大エースとなりつつあるゲリット・コール(30歳、193㎝、100㎏)に匹敵する才能で、速球の最速が101.4mph(約163.2㎞/h)と言われ、制球難があり、クイックと牽制に課題があるとも言われている。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは途中でパイレーツから移籍して、通算すると111回3分の2投げて2勝7敗で、奪三振数が136、防御率が4.27、WHIPが1.27であった。
2019年シーズンは途中で右前腕を痛めて4か月ほど出られなかったが、60回3分の2投げて6勝1敗で、奪三振数が76、防御率が1.78、WHIPが0.89と、内容的には素晴らしかった。
2020年シーズンは57回3分の1投げて5勝1敗で、奪三振数が91、防御率が4.08、WHIPが1.13とまあまあであった。
グラスノー調子を上げて期待させ
グラスノー快投披露勝って魅せ
グラスノー期待に応え勝って魅せ