sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達、大谷、ベリオス等・・・R3.4.27②

 レンジャーズがエンゼルスと対戦し、4対9で負けている。

 

 先制したのはエンゼルスで、1回表に四球で出た2番ピッチャー大谷翔平(26歳、193㎝、95㎏)が四球を選び、それをマイク・トラウト等のヒットで快速を飛ばし、長駆ホームインして1点捥ぎ取っている。

 

 この時の走り様が尋常ではなく、その後の休憩が足りなかったのか? 1回裏のピッチングはちょっと乱れ気味で、2安打(1本塁打)1三振2四球1死球1犠牲フライで4点返されている。

 

 その裏、打者大谷翔平はヒットと四球で出たランナーを自ら強烈な二塁打を放って返し、マイク・トラウトのヒットで自らもまた長駆ホームインして追い着いている。

 

 3回表には2本のソロホームラン、マイク・トラウト二塁打等でもう3点追加し、その裏2アウトから大谷翔平のピッチングは冴え渡り、5回裏に掛けて5者連続三振を奪っており、これで既に試合が決まってしまったかのような勢いであった。

 

 マイク・トラウトが復帰したことでチームが活気付き、強いエンゼルスが戻って来たかの様である。

 

 大谷翔平のピッチングに付いては5回で75球投げて3安打(1本塁打)9三振2四球1死球4失点4自責点の怪投で勝ちが付いて1勝0敗となったが、防御率は1.04から3.29へと悪化している。

 

 上にも挙げたように1回が2安打(1本塁打)1三振2四球1死球4失点4自責点であるから、2~5回に付いては1安打8三振0失点の快投と言うことになる。

 

 またバッティングに付いては3打数2安打1四球1三振2打点4得点と試合に貢献し、打率を2割8分6厘から3割ちょうどに上げている。

 

 本塁打は7本のままで、アメリカン・リーグでは首位タイのままであったが、打点は18となり、4位タイとなっている。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの投手としての成績を見ておくと、2018年シーズンはメジャーリーグに移籍した年で、直ぐに肘を痛めてあまり投げられなかったが、51回3分の2投げて4勝2敗で、奪三振数が63、防御率が3.31、WHIPが1.16と十分に片鱗を見せている。

 

 2019年シーズンは投手としては全休で打者に専念し、2020年シーズンもまだ調子が戻らず、1回3分の2投げて0勝1敗で、奪三振数が3、防御率が37.80、WHIPが6.60と散々であった。

 

 今シーズンは豆によってコントロールが定まらないところはあるが、回を重ねても球速が落ちるわけではないから、これからも注目したい。

 

 打者としての成績も見ておくと、2018年シーズンは326打数93安打(22本塁打)61打点で打率が2割8分5厘と強打者振りを見せている。

 

 2019年シーズンも同様で、384打数110安打(18本塁打)62打点で打率が2割8分6厘であった。

 

 2020年シーズンは153打数で23安打(7本塁打)24打点で打率が1割9分と不本意な成績に終わっている。

 

 シーズンが極端に短かったのもあるが、投手として復帰出来なかったのがメンタルにも響いたのであろうか!?

 

 投手としての通算成績に付いては微妙なところがあるが、打者としてはプロ野球の時よりも明らかに強くなっているから驚きである。

 

        大谷や投手引っ張る打者となり

        チームに勝利もたらすのかも

 

 また、インディアンスがツインズと対戦し、延長10回まで行って5対3で逆転サヨナラ勝ちしている。

 

 ツインズの先発投手は準エース級の働きをしているホセ・ベリオス(プエルトリコ、26歳、183㎝、93㎏)で、5回3分の2で83球投げ、5安打3三振1四球2失点2自責点のまあまあ好投ながら勝敗は付かず2勝2敗のままで、防御率は3.00から3.04へと僅かに悪化している。

 

 ウィペディアによると速球の最速は156㎞/h、平均は150㎞/hとまあまあ速く、マエケンこと前田健太が移籍する前は準エースからエースの働きを期待されている感じに思えた。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはイニングをエース級に食えるようになり、191回3分の1投げて12勝11敗で、奪三振数が202、防御率が3.84、WHIPが1.14と内容的にも期待に応えている。

 

 2019年シーズンも同様に好く、200回3分の1投げて14勝8敗で、奪三振数が195、防御率が3.68、WHIPが1.22であった。

 

 2020年シーズンはマエケンの陰で調子があまり上がらない感じで、63回投げて5勝4敗で、奪三振数が68、防御率が4.00、WHIPが1.32であった。

 

        ベリオスや試合を繋ぐ好投し

 

        ベリオスや試合を作る好投し

 

 またカージナルスフィリーズと対戦し、1対2で惜敗している。

 

 フィリーズの先発投手は速球派のザック・ウィーラー(30歳、193㎝、88㎏)で、8回で114球投げ、1安打9三振3四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて2勝2敗となり、防御率は3.80から3.13へと好くなっている。

 

 ウィキペディアによると速球の最速は159㎞/h、平均は152㎞/hと速い方で、これはメッツに居た時のデータでもあるから、当時ノア・シンダーガード、ジェイコブ・デグロム、マット・ハービー等も居たメッツの贅沢さを思ったものであった。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはその3シーズン前に受けたトミー・ジョン手術の影響が漸く消えた感じで、182回3分の1投げて12勝7敗で、奪三振数が179、防御率が3.31、WHIPが1.12と準エース級の働きをしている。

 

 2019年シーズンもあまり変わらず、195回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が195、防御率が3.96、WHIPが1.26であった。

 

 2020年シーズンはフィリーズに移籍して、71回投げて4勝2敗で、奪三振数が53、防御率が2.92、WHIPが1.17であった。

 

        ウィーラーや確り抑え勝って魅せ

 

        ウィーラーや実力発揮勝って魅せ

 

 それからジャイアンツがロッキーズと対戦して12対0で完封勝ちしている。

 

 ジャイアンツの先発投手はアンソニー・ディスクラファニ(31歳、188㎝、88㎏)で、9回で100球投げ、3安打9三振1四球無失点の快投で完封勝ちして2勝0敗となり、防御率は2.14から1.50へと好くなっている。

 

 ウィペディアによると、速球の最速が155㎞/h、平均が150㎞/hでまあまあ速い部類であるが、怪我が多いようで、まだシーズン2桁勝利には達していない。

 

 参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは怪我等による2年ほどの長い休養から復帰した時に当たり、115回投げて7勝8敗で、奪三振数が108、防御率が4.93、WHIPが1.29であった。

 

 2019年シーズンは大分調子が上がり、166回3分の2投げて9勝9敗で、奪三振数が167、防御率が3.89、WHIPが1.20とローテ中堅クラスの働きをしている。

 

 2020年シーズンは調子が上がらず、33回3分の1投げて1勝2敗で、奪三振数が25、防御率が7.22、WHIPが1.69と不本意な成績に終わっている。

 

        デスクラファニ期待に応え完封し

 

        ディスクラファニ実力発揮完封し