先週の金曜日の2時頃から時差-17時間の米国カルフォルニア州にある「トーリーパインズGC〔1〕サウスコース(7765ヤード、パー72)、〔2〕ノースコース(7258ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「ファーマーズ・インシュランスオープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
日本人選手としては世界ランキング21位でパットの不調が惜しまれがちなエースの松山英樹、世界ランキング411位の小平智が出ており、松山英樹が意地と地力を発揮して何と78位も上げて40位タイに付けて来て、ちょっと余裕を持って予選を通過したが、第3日目、すなわち決勝ラウンドの初日には+2、トータルイーブンと落とし、5位下がって45位タイとなっている。
最終日は気分を換えて望めたのか!?
松山や最終日まで期待して
松山や気分を換えて最後まで
小平智は第2日目、すなわち予選ラウンド最終日の終盤に伸ばして回復し始めていたが、1打足りず、残念ながらCUTの憂き目にあった。
気分を換えて、また次の機会に期待したい。
小平や次の機会に期待して
小平や気持ち切り替え次期待
さて、単独で首位を維持したまま、2位に5打差を付けて見事ぶっちぎりで優勝したのは世界ランキング11位の悪童? パトリック・リード(米国)で、最終日1イーグル、3バーディー、1ボギーの-4、トータル-14と伸ばしている。
今回も決勝ラウンドの初日にちょっとマスコミを喜ばせるような疑惑を残すプレイがあったようであるが、審判が認めたので問題はないそうな。
ともかく、図抜けた実力は確かにある選手でもある。
トップ維持千切って勝ったリードかな
トップ維持優勝魅せたリードかな
メンタルを揺らさず勝ったリードかな
2位タイに入ったのは世界ランキング6位のザンダー・シャウフェレ(米国)、世界ランキング20位のトニー・フィナウ(米国)、世界ランキング158位のヘンリク・ノールランダー(スウェーデン)、世界ランキング28位のライアン・パーマー(米国)、世界ランキング14位で若手有望選手のビクトル・ホブラン(ノルウェー)で、トータル-9まで伸ばした。
ザンダー・シャウフェレは最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばし、10位上げて来た。
決勝ラウンドに入って2日続けてぐいぐいと上げて来たのは流石ではないか!?
シャウフェレや続けて伸ばし二位となり
シャウフェレやぐいぐい上げて二位となり
トニー・フィナウは最終日7バーディー、4ボギーの-3と伸ばし、10位上げて来た。
一旦下がりはしたが、最終日戻して来たのは流石ではないか!?
下がってもまた上げて来たフィナウかな
また上げて二位に入ったフィナウかな
ヘンリク・ノールランダーは最終日6バーディー、3ボギーの-3と伸ばし、10位上げて来た。
初日の107位から2日目には67位も上げて40位タイ、3日目には28位も上げて12位タイ、そして最終日に10位上げて2位であるから、これは胸を空く上げ方ではないか!?
上げ続けノールランダー胸を空き
上げ続けノールランダー強さ魅せ
ライアン・パーマーは最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばし、6位上げて来た。
一旦下がったが、またここまで戻して来たのは流石ではないか!?
パーマーや最後に上げて二位となり
パーマーや再浮上して二位となり
ビクトル・ホブランは最終日4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばし、1位上げて来た。
一旦下がりながらも、下がり続けず、少しでも戻して来るのは流石ではないか!?
ホブランや少し伸ばして二位となり
ホブランや少し戻して二位となり
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン)、世界ランキング56位のラント・グリフィン(米国)は最終日イーブン、トータル-8と伸ばせず、4位下がって7位タイとなった。
世界ランキング23位のアダム・スコット(オーストラリア)は最終日+1、トータル-7と少し落とし、7位下がって10位タイとなった。
世界ランキング7位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は最終日+1,トータル-6と少し落とし、8位下がって16位タイとなった。
世界ランキング31位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は最終日-2、トータル-5と伸ばし、9位上げて18位タイに入った。
リーシュマン確り伸ばし上げて魅せ
リーシュマン確り上げて力魅せ
世界ランキング163位のサム・バーンズ(米国)は最終日+3、トータル-5と落とし、15位下がって18位タイとなった。
世界ランキング24位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)、世界ランキング29位のジェイソン・コクラック(米国)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、2位下がって29位タイとなった。
世界ランキング54位のカルロス・オルティス(メキシコ)は最終日+6、トータル-4と大きく落とし、28位も下がって29位タイとなった。
世界ランキング17位のイム・ソンジェ(韓国)は最終日+1、トータル-3と少し落とし、12位下がって32位タイとなっている。
世界ランキング96位のアレクサンデル・ノーレン(スウェーデン)は最終日+1、トータル-2と少し落とし、10位下がって37位タイとなった。
世界ランキング40位のゲーリー・ウッドランド(米国)は最終日-2、トータルイーブンと伸ばし、15位上げて48位タイに入った。
ウッドランド最後に上げてまた期待
ウッドランド最後に上げて力魅せ
そして松山英樹は最終日3バーディー、4ボギーの+1、トータル+1と少し落とし、8位下がって53位タイとなった。
この結果、世界ランキングは2位下がって23位となっている。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、決勝ラウンドでは2日とも全員難しい〔1〕のサウスコースを使い、インスタート(第10ホールから)で、トータルイーブンから出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第13、14ホールで連続でボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いで、第18ホールで漸くバーディーを決め、結局1打落ち押してトータル+1としている。
後半に入っていきなり第1ホールでまたボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでもボギーを叩いたが、空かさず第6ホールでバーディーを決め、バウンスバック!
1つ空いて第8ホールでもバーディーを決め、結局更には落とさず、トータル+1のままホールアウトしている。
最後の最後になって何とか意地を見せたことでホッとさせられ、今週の好相性のコース、「TPCスコッツデール」、そして大会、「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」に気分を換えて上手く繋がることを期待したくなる。
何でも過去この大会では2回の優勝を含めてベスト4に4回、ベスト20まで広げると6回入っているそうな。
松山や最後の最後意地を魅せ
松山や気分を換えて次期待