sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ステップアップツアー最終日、イ・ハナおめでとう! 植竹希望惜敗! ・・・R2.11.12②

 火曜日の朝から大分県にある「臼杵カントリークラブ(6293ヤード、パー72)」において女子ゴルフのステップアップツアー、「フンドーキンレディース」が3日間の予定で開催され、その最終日が感動の内に終わった。

 

 レギュラーツアーでも十分活躍している選手が何人か出ており、その勢いを感じさせ、結構楽しみなツアーになっていた。

 

 さて、首位タイでホールアウトしてプレーオフの4ホール目でバーディーを決め、見事優勝したのは世界ランキング483位のイ・ハナ(韓国、19歳、157㎝、55㎏)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-13と伸ばし、結果として1位上げたことになる。

 

 首位タイでホールアウトして、プレーオフの4ホール目でバーディーを決められず、惜しくも単独2位となったのは世界ランキング311位の植竹希望(22歳、170㎝、59㎏)で、最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-13と伸ばしながらも、結果として1位下がったことになる。

 

 この2人について最終日の分に付いてもう少し詳しく見ておくと、2人ともアウトスタート(第1ホールから)の最終組で、イ・ハナはトータル-9、植竹希望は-10から出て、前半では第2ホールでは2人共バーディーを決めたので差は付かず、第3ホールではイ・ハナがバーディーを決めて2人共トータル-11となり、早くも首位タイに並んだ。

 

 1ホール空いて、第5ホールではイ・ハナがバーディーを決め、植竹希望がボギーを叩いたので、イ・ハナがトータル-12、植竹希望がトータル-10となり、イ・ハナが単独首位に抜け出た。

 

 続く第6ホールでイ・ハナがボギーを叩いたが、順位は変わらず、第7ホールで植竹希望がバーディーを決めてトータル-11でまた2人が首位タイに並んだ。

 

 そして第9ホールで植竹希望がバーディーを決め、トータル-12まで伸ばして再び単独首位に立った。

 

 後半に入って2人とも3ホールをパーで凌ぎ、植竹希望が第13ホールでバーディーを決め、続く第14ホールでボギーを叩いたが、この間は植竹希望が単独首位のままであった。

 

 そしてイ・ハナが第15ホールでバーディーを決めて再び首位タイに追い着き、続く第16ホールでもバーディーを決めてトータル-13まで伸ばし、再び単独首位に抜け出たが、第17ホールで植竹希望がバーディーを決めてトータル-13として追い着き、何とかプレーオフに持ち込んだ。

 

 プレーオフの2ホール目までは第18ホールをそのままの状態で使って競り合い、共にパーで凌いだ。

 

 そしてカップを優し目に切り直した3ホール目は共にバーディーを決め、4ホール目で植竹希望はバーディーを決められず、イ・ハナが明らかに有利な位置からバーディーを決めて決着が付いた。

 

 午後からずっと見ていた印象では、イ・ハナが有利な位置まで付けることが多く、植竹希望は割と長い距離を残しながらも、何とか凌ぐことが多かった。

 

        比べれば近くに付けたイハナかな

 

        丁寧なゴルフで勝ったイハナかな

 

        上手く付け制して魅せたイ・ハナかな

 

        植竹や最後は惜しく二位となり

 

        植竹や最後届かず二位となり

 

  それはそうと、先週の「ダイクレレディースカップ」でもレギュラーツアーで活躍して来た山路晶がプレーオフまでもつれ込む競り合いの末、2位となっていたから、この辺り中々面白い一致ではないか!?

 

 それはまあともかく、3位タイに入ったのは世界ランキング473位の吉川桃(22歳、156㎝、60㎏)、世界ランキング699位の小倉ひまわり(22歳、158㎝、55㎏)で、トータル-8であった。

 

 吉川桃は最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばし、1位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳し目に見ておくと、アウトスタートで、トータル-5から出て、前半では4ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでバーディーを決めて戻したが、第9ホールでボギーを叩いてトータル-4に落とした。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、バウンスバック!

 

 続く2ホールをパーで凌ぎ、第13、14ホールと連続でバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでもバーディーを決めて、トータル-8まで伸ばしている。

 

        吉川桃後半伸ばし上げて魅せ

 

        吉川桃後半伸ばし強さ魅せ

 

 小倉ひまわりは最終日4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンと維持し、3位を維持した。

 

 最終日に付いてもう少し詳し目に見ておくと、アウトスタートで、トータル-8から出て、前半では第2ホールでバーディーを決め、第4、7ホールとボギーを叩いたが、第8、9ホールと連続でバーディーを決めて取り返し、結局1打伸ばしてトータル-9としている。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでもバーディーを決め、トータル-10まで伸ばして首位に2打差まで迫ったが、その後6ホールをパーで凌ぎ、第17ホールではダブルボギーを叩いて、トータル-8に戻っている。

 

        後半で伸ばせず三位小倉かな

 

        後半で伸ばせぬままの小倉かな

 

 なお、YAHOOのスポーツナビではゴルフに関するデータの更新が遅れがちである為、世界ランキング等、他のデータを参照させて貰った。

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング405位の福山恵梨(27歳、170㎝、60㎏)は最終日-3、トータル-7と伸ばし、単独で5位を維持した。

 

 殆んど3位タイに並び掛けているので、上がったようなものである。

 

        福山や確り伸ばし五位を維持

 

        福山や最後も伸ばし強さ魅せ

 

 世界ランキング408位の石川明日香(23歳、161㎝、58㎏)は最終日-2、トータル-5と伸ばし、1位上げて7位タイに入った。

 

        石川や最後は伸ばし上げて魅せ

 

 世界ランキング427位で先週の覇者、竹山佳林(24歳、170㎝、68㎏)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、1位下がって9位タイとなった。

  

 世界ランキング466位の但馬友(23歳、156㎝、60㎏)は最終日イーブン、トータル-1と維持し、13位タイを維持した

 

        但馬友スコア維持して順位維持

 

 世界ランキング456位の竹内美雪(24歳、160㎝、58㎏)は最終日+1、トータルイーブンと少し落とし、6位下がって19位タイとなった。

 

 世界ランキング415位の小貫麗(21歳、155㎝)は最終日-1、トータル+2と少し伸ばし、20位も上げて26位タイに入った。

 

        小貫麗少し伸ばして上げて魅せ

 

 世界ランキング254位でレギュラーツアーでも活躍する飛ばし屋の山路晶(22歳、166㎝)、世界ランキング335位のベテラン、原江里菜(33歳、164㎝、60㎏)、世界ランキング469位の木下彩(21歳、159㎝、54㎏)は最終日イーブン、トータル+2と維持し、9位上げて26位タイに入った。

 

 山路晶は先々週のレギュラーツアー、「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」では見事4位に入り、先週のステップアップツアー、「ダイクレレディースカップ」では竹山佳林と競り合ってプレーオフの結果、2位となっているから、相当疲れているはずで、初日は振るわなかったが、第2日目、そして最終日と何とかイーブンで耐えて、ここまで順位を上げて来たのは流石ではないか!?

 

 今後もちょっと注目したい。

 

        最後まで順位を上げた山路かな

 

        最後まで続けて上げた山路かな

 

 原江里菜は以前ちょっと応援していた選手であるだけに、ここからレギュラーツアーへの再浮上を期待したい。

 

        原江里菜スコア維持して順位上げ

 

 木下彩は渋野日向子との繋がりで気に留まっている選手であるが、今は何方も踏ん張りどころのようである。

 

        木下彩スコア維持して順位上げ

 

 世界ランキング491位の深海美優(24歳、162㎝、58㎏)は最終日+1、トータル+2と少し落とし、1位下がって26位タイとなった。

 

 そして、世界ランキング424位の小野祐夢(23歳、161㎝、54㎏)は最終日+4、トータル+7と結構落とし、3位下がって49位タイとなった。