木曜日の13時35分頃から時差-7時間のキプロスにある「アフロディーテヒルズリゾート(6956ヤード、パー71)」において欧州男子ツアー、「キプロスオープン」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンドの第1日目が終わっている。
不思議なことに、人数の多い予選ラウンドを全てアウトスタート(第1ホールから)で行って、2日とも日没サスペンデッドで2日掛かりとなっており、その反省? 調整? の為か、この日は半分インスタート(第10ホールから)にしていた。
日本人選手としては旅人ゴルファーの川村昌弘が出ており、余裕で予選を通過している。
先週のイタリアでの大会はエントリーしていたが、それまでの4連戦が思いの外寒く、体力を消耗したので、一旦休憩を入れて体調を整え、今週に臨んだのが効いたのかも知れない。
現在レース・トゥ・ドバイでは64位で、11月26日に開催される「アルフレッドダンヒル選手権」までに60位以内に入ると、最終戦の「DPワールドツアー選手権ドバイ」に出られると言う。
まだまだワクワク感を楽しませて貰えそうである。
それから、人気のゴルフ&旅情ブログ、「いま僕はココにいます」が更新されており、「Vol.98"スコッチ”編」となっていた。
あれぇ!? キプロスのはずが、と思って読むと、休みを取っている間にマッカランにあるスコッチの蒸留所に寄って来たそうな。
ツアーの方は今週と同じ場所で来週もあるので、キプロスに付いてはまた来週、と書いてあった。
川村や観光入れてリフレッシュ
川村や旅行楽しみまたゴルフ
さて、単独で首位を維持したのは世界ランキング344位のジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)で、3日目5バーディー、3ボギーの-2、トータル-14と伸ばしている。
今年は欧州男子ツアーに14回出場して予選落ちが5回あるが、再開後は1回だけである。
ベストテンには2回、ベスト20まで広げると4回入っているが、ベスト30まで広げても4回と変わらない。
ドナルドソン確り伸ばし首位を維持
ドナルドソン確り伸ばし首位保ち
2位タイに付けているのは世界ランキング226位のカレ・サモーヤ(フィンランド)、世界ランキング86位のトーマス・デトリー(ベルギー)、世界ランキング94位のサーミ・ベリメキ(フィンランド)、世界ランキング378位のデビッド・ドライスデール(スコットランド)、世界ランキング244位のマルクス・アミティジ(イングランド)で、トータル-13まで伸ばしている。
カレ・サモーヤは3日目8バーディー、1ボギーの-7と大きく伸ばし、22位も上げて来た。
今年は欧州男子ツアーの13試合に出場して5回予選落ちしているが、その内4回が再開後である。
ベストテンには2回入り、ベスト20まで広げても変わらないが、ベスト30まで広げると4回入っている。
カレサモーヤ大きく伸ばし二位に付け
カレサモーヤ大きく伸ばし首位迫り
トーマス・デトリーは3日目6バーディー、2ボギーの-4と伸ばし、4位上げて来た。
今年は欧州男子ツアーを中心に16試合に出場して予選落ちは僅か1回である。
ベストテンには4回、ベスト20まで広げると5回、ベスト30まで広げると7回も入っている。
デトリーや確り伸ばし二位に付け
デトリーや確り伸ばし首位迫り
サーミ・ベリメキ、デビッド・ドライスデールは共に2日目5バーディー、2ボギーの-3と伸ばし、1位上げて来た。
サーミ・ベリメキは今年欧州男子ツアーを中心に13試合に出場して予選落ちが4回あるが、全て再開後である。
ベストテンに5回、ベスト20まで広げると6回入り、ベスト30まで広げても6回のままである。
ベリメキや確り伸ばし二位に付け
ベリメキや確り伸ばし首位迫り
デビッド・ドライスデールは今年欧州男子ツアーに16試合出場して予選落ちが8回もあり、棄権が1回ある。
ベストテンに1回入っているが、ベスト20、ベスト30と広げても変わらない。
今回は最後まで調子を保てるか!?
二位に付けドライスデール後期待
首位迫りドライスデール後期待
マルクス・アーミティジは3日目3バーディー、2ボギーの-1と少し伸ばしながらも1位下がっている。
今年は欧州男子ツアーの15試合に出場して4回予選落ちし、その内3回が再開後である。
ベストテンには4回、ベスト20まで広げると7回、ベスト30まで広げると9回も入っており、調子を上げて来ているタイプである。
アーミティジあまり伸ばせず首位を落ち
アーミティジあまり伸ばせず二位となり
なお、今もYAHOOのスポーツナビではゴルフの外部からの情報更新が遅れているので、世界ランキング等、他のデータを参照させて貰った。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング100位のロバート・マッキンタイア(スコットランド)は3日目 -5、トータル-12と大きく伸ばし、11位上げて7位タイに付けて来た。
2日続けてぐんぐんと上げて来たので、この後要注目かも知れない。
ロバートや大きく伸ばし上げて魅せ
ロバートや続けて伸ばし上げて魅せ
世界ランキング117位のガリック・ヒーゴ(南アフリカ)は3日目-4、トータル-12と伸ばし、5位上げて7位タイに付けて来た。
この選手も2日か続けて確り上げて来たので、ちょっと注目したい。
ガリックや確り伸ばし上げて魅せ
ガリックや続けて伸ばし上げて魅せ
世界ランキング177位のジョルダン・スミス(イングランド)は3日目-3、トータル-12と伸ばしながらも、1位下がって7位タイとなっている。
ジョルダンや伸ばし足らずにちと下がり
世界ランキング102位のマティアス・シュバプ(オーストリア)は3日目-3、トータル-11と伸ばし、12位タイを維持している。
マティアスや確り伸ばし順位維持
世界ランキング69位のアンディ・スリバン(イングランド)は3日目-2、トータル-10と伸ばしながらも、4位下がって16位タイとなっている。
この選手、2日続けて伸ばしながらも下がっているから、この辺りの勢いが凄そうである。
スリバンや伸ばしながらもまた下がり
世界ランキング178位のセバスティアン・ハイレゼ(ドイツ)は3日目-3、トータル-9と伸ばし、3位上げて21位タイに付けて来た。
ハイレゼや確り伸ばし上げて魅せ
ハイレゼや続けて伸ばし上げて魅せ
世界ランキング127位のポール・ウェアリング(イングランド)は3日目-2、トータル-7と伸ばし、10位上げて30位タイに付けて来た。
ウェアリング確り伸ばし上げて魅せ
世界ランキング110位のロマン・ランガスク(フランス)は3日目-4、トータル-7と伸ばし、32位も上げて30位タイに付けて来た。
ぎりぎりで通過してもこの爆発力があるから面白い!?
ランガスク確り伸ばし爆上げし
ランガスク続けて伸ばし爆上げし
世界ランキング114位のホルヘ・カンピーヨ(スペイン)は3日目イーブン、トータル-5と伸ばせず、5位下がって45位タイとなっている。
世界ランキング123位のベンジャミン・エベール(フランス)は3日目+4、トータル-5と落とし、39位も下がって45位タイとなっている。
上げた分以上に下がり、何だかジェットコースターのような気がするなあ。フフッ。
エベールや上げた以上に落ちてまい
世界ランキング137位のヨースト・ルイテン(オランダ)、世界ランキング179位のセバスティアン・セーデルベリ(スウェーデン)は共に3日目イーブン、トータル-4と伸ばせず、5位下がって53位タイとなっている。
そして、川村昌弘は3日目1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル-4と落とし、29位も下がって53位タイとなっている。
此方もジェットコースター的なスコアの動きで、観ている方は気持ちが揺らされてしまう!?
3日目に付いてもう少し詳し目に見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-6から出て、前半では全てパーで凌ぎ、トータル-6のままであった。
後半に入って漸く第10ホールでバーディーを決めたが、2ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでボギーを叩き、4ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでダブルボギーを叩いてしまい、トータル-4まで落としている。
まあ終わったことは仕方が無い。
この後に期待することにしよう。
川村や踏ん張り切れず大分落ち
川村や気分を換えて後期待
それから、世界ランキング169位のローリー・カンター(イングランド)は3日目+1、トータル-2と2日目に続けて少し落とし、1位下がって63位タイとなっている。