木曜日の16時10分頃から時差-8時間(サマータイム中、それ以外では-9時間)のスペイン領カナリア諸島テネリフェ島にある「ゴルフコスタ・アデヘ(6816ヤード、パー72)」において欧州男子ツアー、「カナリア諸島選手権」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンドの初日が終わっている。
うん?
もしかして先週と同じ会場では?
どうやらそのようで、カナリア諸島で予定されている3戦の最終戦となっている。
日本人選手としては先週の「テネリフェ・オープン」では28位タイに入った世界ランキング200位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘が出場している。
彼の人気のゴルフ愛&旅情溢れるブログ、「いま僕はココにいます」が「Vol.111 カナリア諸島編」②に更新されており、グラン・カナリア島からプロペラ機による移動の様子、リゾートホテルの事情等が紹介されている。
3週間に亘ってほぼ同じ場所、その内の2週間は全く同じ場所で行われ、動けない窮屈さはあるものの、幾つかのツアーがコロナ禍の所為で延期となり、その代替として開催されていること、欧州男子ツアーで賞金総額が少ない場合は100万ユーロ(現在1ユーロが5月8日現在で約132円9銭の為、約1億3千万円)なのに、カナリア諸島での3試合は何れも150万ユーロ(約2億円)であること等も紹介され、中々興味深い。
川村昌弘によると、色々なパターンがある戦略的なコースの様であるが、初日からの3日間は先週に引き続き、結構伸ばしている選手が多いようである。
先週は4日間のスコアが65、72、64、71と波があったことにも触れ、今週は安定したスコアを目指したいとのことであるが、さてどうだろう?
初日が-1と少しだけしか伸ばせず、74位タイの発進であったが、2日目は-5、トータル-6と大きく伸ばし、28位も上げて46位タイに付けて来たから、ちょっと余裕を持っての予選通過を果たしている。
安定するのであればこの2日目の感じで期待したい。
川村や気合を入れた二日目で
何とか通過後が楽しみ
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング66位のガリック・ヒーゴ(南アフリカで)、3日目2イーグル、5バーディー、2ボギーの-7、トータル-20と2日続けて爆発的に伸ばし、1位上げて来た。
この大会の出場者では世界ランキングが高い方であり、直近の3試合で4位タイ、1位、8位タイと絶好調であるから、これは怖い存在が上がって来た!?
爆発し遂にトップにヒーゴかな
今回も好調保つヒーゴかな
今回も勝利に近いヒーゴかな
単独2位に付けているのは世界ランキング311位のリチャード・マンセル(イングランド)で、3日目7バーディーの-7、トータル-18と爆発的に伸ばし、5位上げて来た。
マンセルや爆発魅せて二位に付け
マンセルや爆発力で二位に付け
単独3位を維持しているのは世界ランキング139位のキャラム・ヒル(スコットランド)で、3日目5バーディーの-5、トータル-17と大きく伸ばしている。
キャラムヒル大きく伸ばし順位維持
キャラムヒル大きく伸ばし三位維持
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング99位のサーミ・ベリメキ(フィンランド)は3日目-4、トータル-13と伸ばし、5位上げて9位タイに付けて来た。
ベリメキや確り伸ばし上げて魅せ
ベリメキや実力魅せて上げ続け
世界ランキング107位のディーン・バーメスター(南アフリカ)は3日目-2、トータル-13と伸ばしながらも2位下がって9位タイとなっている。
世界ランキング232位のフランチェスコ・ラポルタ(イタリア)は3日目-1、トータル-13と少し伸ばしながらも6位下がって9位タイとなっている。
世界ランキング132位のアドリア・アルナウス(スペイン)は3日目+1、トータル-13と少し落とし、8位下がって9位タイとなっている。
世界ランキング113位のカレ・サモーヤ(フィンランド)は3日目-3、トータル-12と伸ばしながらも4位下がって18位タイとなっている。
世界ランキング194位のコナー・サイメ(フィンランド)、世界ランキング371位のリッチー・ラムゼー(スコットランド)は3日目イーブン、トータル-12と伸ばせず、15位下がって18位タイとなっている。
世界ランキング127位のジャスティン・ハーディング(南アフリカ)は3日目-2、トータル-11と伸ばしながらも11位下がって25位タイとなっている。
世界ランキング160位のマイケル・ロレンゾ・ベラ(フランス)は3日目-5、トータル-9と大きく伸ばし、28位も上げて37位タイに付けて来た。
2日目には39位も上げ、2日続けてのこの上げ方は凄い!?
ロレンゾや大きく伸ばし上げ続け
ロレンゾや連日上げて力魅せ
そして川村昌弘は3日目4バーディー、1ボギーの-3、トータル-9と伸ばし、9位上げて37位タイに付けて来た。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル-6から出て、前半では8ホールをパーで凌いだ後、第18ホールで漸くバーディーを決め、トータル-7まで伸ばして後半へと繋いでいる。
後半に入って3ホールをパーで凌いだ後、第4、5ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第7ホールでもバーディーを決めたが、続く第8ホールでボギーを叩いたので、結局更に2打伸ばし、トータル-9として最終日へと繋いでいる。
と言うことで、前半は耐えて守るゴルフとなり、中盤から後半に掛けて伸ばすゴルフとなっている。
最終日には上位に食い込んで行くことを期待したい。
川村や通過の後に上げて魅せ
川村や上位入賞期待して
世界ランキング120位のローリー・カンター(イングランド)は3日目-2、トータル-7と伸ばし、10位上げて50位タイに付けて来た。
カンターや続けて伸ばし上げて魅せ
カンターや連日上げて力魅せ
世界ランキング173位のホルヘ・カンピーヨ(スペイン)は3日目+3、トータル-4と落とし、34位も下がって68位タイとなっている。
そして世界ランキング150位のロマン・ランガスク(フランス)は3日目+1、トータル-3と少し落とし、5位下がって70位タイとなっている。
ランガスク何とか通り力魅せ