木曜日19時50分頃から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国・ノースカロライナ州にある「クェイルホーローC(7521ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「ウェルズ・ファーゴ選手権」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
日本人選手としては世界ランキング485位の小平智が出ている。
来週開催される「AT&Tバイロン・ネルソン」までは松山英樹が視られないのは少し寂しいが、この大会も決してフィールドは薄く無さそうである。
出場予定の選手名簿をざっと見渡しても、世界ランキング2位のジャスティン・トーマス(米国)、世界ランキング3位のジョンラーム(スペイン)、世界ランキング4位のザンダー・シャウフェレ(米国)と言う感じで何人かの猛者の名前が気に留まる。
小平智にとってはきつい状況が続いているが、シード権があって出場している限り、先ずは予選通過から期待して応援したい。
なんて書きつつも、このところ2日間で終わることが普通になりつつあったが、今回は初日-3まで伸ばして10位タイと好発進し、2日目も+1、トータル-2と少し落とし、4位下がって14位タイとなりながらも、随分余裕を持っての予選通過を果たしている。
おっ、これはこの後も大いに楽しみになって来た!?
小平や上位のままで通過して
決勝までも楽しめるかも
単独首位に立ったのは世界ランキング249位のキース・ミッチェル(米国)で、3日目5バーディーの-5、トータル-9と大きく伸ばし、4位上げて来た。
ミッチェルや大きく伸ばし首位に立ち
ミッチェルや大きく伸ばし首位奪い
2位タイに付けているのは世界ランキング15位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、世界ランキング61位のゲーリー・ウッドランド(米国)で、トータル-7まで伸ばしている。
ロリー・マキロイは3日目5バーディー、1ダブルボギーの-3と伸ばし、3位上げて来た。
2日目に一気に68位も上げて来たことから怖い存在として意識に上がって来たが、これはもうこのままトップまで行ってしまいそうに思えて来る。
マキロイや続けて上げて二位に付け
マキロイや首位脅かす二位に上げ
ゲーリー・ウッドランドは3日目4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばしながらも1位下がっている。
ウッドランド伸ばしながらも首位を落ち
ウッドランド伸ばしながらも二位に落ち
単独4位に付けているのは世界ランキング175位のルーク・リスト(米国)で、3日目1イーグル、3バーディー、2ボギーの-3、トータル-6と伸ばし、6位上げて来た。
ルークリスト確り伸ばし四位に付け
ルークリスト確り伸ばし四位に上げ
5位タイに付けているのは小平智と世界ランキング279位のスコット・ストーリングス(米国)で、トータル-5まで伸ばしている。
小平智は3日目7バーディー、4ボギーの-3と伸ばし、9位上げて来た。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-2から出て、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩いてしまったが、空かさず第2ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
続く第3ホールでまたボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第7、8ホールと連続でバーディーを決めて、結局1打伸ばしてトータル-3として後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、続く第11ホールでボギーを叩いてしまったが、空かさず第12ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
続く2ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでバーディーを決め、続く第16ホールでボギーを叩いてしまったが、空かさず第17ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
結局更に2打伸ばし、トータル-5として最終日へと繋いでいる。
と言うわけで、大分余裕を持って予選を通過しただけではなく、今回は更に週賞争いに加われそうな位置まで上げ来た!
小平や首位争いも出来そうで
益々期待膨らむのかも
また、スコット・ストーリングスは3日目1イーグル、2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-1と少し伸ばし、5位を維持している。
五位維持しストーリングス力魅せ
五位維持しストーリングス強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング11位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は3日目-3、トータル-4と伸ばし、17位上げて7位タイに付けて来た。
ホブランや確り伸ばし上げて魅せ
ホブランや下がっても上げ強さ魅せ
世界ランキング7位のパトリック・リード(米国)は3日目-2、トータル-4と伸ばし、7位上げて7位タイに付けて来た。
色々と微妙なことをやるので色々と言われがちなパトリック・リードであるが、こんな風に2日続けて伸ばし、きっちり上位にまで持って来るのは流石ではないか!?
二日とも伸ばして魅せるリードかな
上げ続け強さを魅せるリードかな
世界ランキング26位のアブラハム・アンサー(メキシコ)は3日目-1、トータル-4と少し伸ばし、3位上げて7位タイに付けて来た。
アンサーやじわじわ上げて強さ魅せ
アンサーや連日上げて強さ魅せ
世界ランキング52位のマット・ウォリス(イングランド)は3日目+2、トータル-4と落とし、6位下がって7位タイとなっている。
世界ランキング4位のザンダー・シャウフェレ(米国)は3日目-3、トータル-2と伸ばし、35位も上げて16位タイに付けて来た。
シャウフェレや確り伸ばし上げて魅せ
シャウフェレや連日上げて強さ魅せ
世界ランキング5位で圧倒的な飛ばし屋、ブライソン・デシャンボー(米国)は3日目-3、トータル-1と伸ばし、41位も上げて23位タイに付けて来た。
実は予選を通過出来ないと思い込み、一旦は家まで戻ってしまい、トレーニングをし、睡眠を取って会場にとんぼ返りしたとのことである。
プライベートジェットがあってこそ出来ることであったようだが、相当疲れたそうな。
それでも伸ばして来るのであるから、その辺りも流石ではないか!?
デシャンボーとんぼ返りしまた伸ばし
デシャンボーとんぼ返りしまた上げて
世界ランキング27位のトミー・フリートウッド(イングランド)、世界ランキング30位のホアキン・ニエマン(チリ)は3日目-1、トータル-1と少し伸ばし、18位上げて23位タイに付けて来た。
トミー・フリートウッドは2日目に大きく下がっていたが、決勝でかなり上げて来たのは流石ではないか!?
下がってもフリートウッド上げて魅せ
再浮上フリートウッド強さ魅せ
ホアキン・ニエマンは2日続けて順位をじわじわ上げて来るのは流石ではないか!?
ニエマンや続けて上げて強さ魅せ
ニエマンや連日上げて強さ魅せ
世界ランキング23位のハリス・イングリッシュ(米国)は3日目イーブン、トータル-1と維持し、1位上げて23位タイに付けて来た。
イングリッシュ連日上げて強さ魅せ
イングリッシュ続けて上げて強さ魅せ
世界ランキング2位のジャスティン・トーマス(米国)は3日目イーブン、トータルイーブンと維持し、3位上げて38位タイに付けて来た。
トーマスやスコア維持して順位上げ
トーマスやスコア維持して上げて魅せ