木曜日の15時40分頃から時差-8時間(サマータイム中、それ以外では-9時間)の北アイルランドにある「ガルゴルムスパ&ゴルフリゾート(7087ヤード、パー72)」において欧州男子ツアー、「ドバイドューティーフリー アイルランドオープン」が4日間の日程で開催され、第3日目、すなわち決勝ラウンド第1日目が終わっている。
日本人選手としては世界ランキング219位となっている旅人ゴルファー、川村昌弘が孤軍奮闘して、2回の日没サスペンデッドを挟む先が読み難い状況の中、ぎりぎりで予選ラウンドを通過している。
人気のゴルフ&旅情のブログ、「今僕はココにいます」が更新され、「Vol.94 北アイルランド編」がアップされている。
ポルトガル、スコットランドの風情ある街並み、本場ポルトガルの中がとろりとしたカステラ、移動に使ったフェリー等写真が上げられ、旅情を誘う。
川村や何とか通過後期待
川村や旅情を誘うブログ上げ
さて、単独で首位を維持しているのは世界ランキング254位のアーロン・ライ(イングランド)で、3日目5バーディー、2ボギーの-3、トータル-5まで伸ばしている。
今年はこれまでに11回出場して3回予選落ちしており、ベストテンが1回、ベスト20まで伸ばすと2回、ベスト30まで伸ばすと4回と、割と安定しているように思える。
アーロンや確り伸ばしトップ維持
アーロンや確り伸ばし首位を維持
単独2に付けているのは世界ランキング297位のマバリック・アントクライフ(オーストラリア)で、3日目5バーディー、3ボギーの-2、トータル-7と伸ばしながらも1位下がっている。
今年はこれまでに13回出場して7回も予選落ちしており、ベストテンが1回、ベスト20まで伸ばしても2回であったから、今回はかなり調子を上げている!?
最終日もトップ争いを続けられるか? ちょっと注目したい。
マバリック伸ばし足りずに二位に落ち
マバリックトップ争いまだ期待
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング65位のジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)は3日目-4、トータル-6と伸ばし、9位上げて3位タイに付けて来た。
もしかしたら出場者の内この選手の世界ランキングが1番高いような気がするが、欧州男子ツアーではまだ優勝したことが無いそうなので、ちょっと注目したい。
天辺がちらちら見えるジャズの秋
追い上げてトップに迫るジャズの秋
世界ランキング196位のディーン・バーメスター(南アフリカ)は3日目-2、トータル-6と伸ばし、3位タイを維持している。
世界ランキング79位のルーカス・ハーバート(オーストラリア)は3日目-3、トータル-5と伸ばし、6位上げて6位タイに付けて来た。
この選手も今大会では世界ランキングが高い方で、順調にその力を発揮している!?
ルーカスや実力発揮また上げて
世界ランキング120位のジャスティン・ハーディング(南アフリカ)、世界ランキング138位のジョン・カトリー(米国)は3日目-1、トータル-4と少し伸ばし、8位タイを維持している。
世界ランキング197位のジョルダン・スミス(イングランド)は3日目イーブン、トータル-4と伸ばせず、5位下がって8位タイとなっている。
世界ランキング193位のジャック・セニオール(イングランド)は3日目-4、トータル-1と伸ばし、25位も上げて16位タイに付けて来た。
セニオール大きく上げて注目し
世界ランキング129位のヨースト・ルイテン(オランダ)は3日目-1、トータルイーブンと少し伸ばし、10位上げて18位タイに付けて来た。
ルイテンやじわじわ上げて力魅せ
そして、川村昌弘、世界ランキング195位のアントワヌ・ロズネル(フランス)は3日目-4、トータル+1と伸ばし、38位も上げて21位タイに付けて来た。
川村昌弘に付いてはもう少し詳し目に見ておくと、3日目6バーディー、2ボギーであった。
インスタート(第10ホールから)で、トータル+5で出て、前半では第10ホールでいきなりバーディーを決め、第13、15、18ホールでもバーディーを決めて、トータル+1まで伸ばしている。
後半に入っても第2ホールでバーディーを決め、このまま好調が続くかと期待したが、第3ホールでボギーを叩き、暫らくパーで凌いだ後、第7ホールでまたバーディーを決めたが、第8ホールでボギーを叩き、結局伸ばせずトータル+1で最終日へと期待を繋いだ。
川村や大きく上げて力魅せ
川村や大きく上げて後期待
世界ランキング181位のキャラム・ヒル(スコットランド)は3日目+3、トータル+3と落とし、11位下がって32位タイとなっている。
世界ランキング81位のジョージ・クッツェー(南アフリカ)は3日目+1、トータル+5と少し落としながらも、3位上げて44位タイに付けて来た。
この選手、「ポルトガル・マスターズ」で川村昌弘と競り合い、退けた実力者であるが、今年これまでに7回出場して2回予選落ちしながらも後の5回はベストテンに入っているのが凄い!?
ただ、今回ここからのベストテン入りは、今の状況を考えるとちょっときついように思われる。
世界ランキング150位のアドリア・アルナウス(スペイン)は3日目+3、トータル+5と落とし、11位下がって44位タイとなっている。
世界ランキング179位のジェーソン・スクリベナー(オーストラリア)は3日目 +4、トータル+6と落し、16位下がって49位タイとなっている。
そして世界ランキング191位のウィル・ベスリング(オランダ)は3日目+3、トータル+8と落とし、2位下がって61位タイとなっている。
こう見て来ても今回のフィールドはそんなに厚くなさそうであるから、そう思うと余計に川村昌弘の最終日の奮闘を期待したくなる。
川村や更なる飛躍期待して