sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達・・・R2.9.27②

 ナショナルズがメッツと7回制のダブルヘッダーで対戦し、その第1試合において4対3で辛勝している。

 

 ナショナルズの先発投手はサイ・ヤング賞に3回輝いているスーパーエースのマックス・シャーザー(36歳、191㎝、98㎏)で、6回で109球投げ、6安打(2本塁打)7三振2四球3失点3自責点のクォリティースタートで勝ちが付いて5勝4敗となったが、防御率は。3.67から3.74へと少し悪化している。

 

 速球の最速は100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)、平均は95mph(約153㎞/h)と言われ、昨シーズン辺りの映像を視てもそんな感じであった。

 

 要所では98mph(約158㎞/h)ぐらいは出ていたような気がし、ポストシーズンで連投し、大ピンチになっても汗びっしょりになって抑えていた姿が印象的であった。

 

 今シーズンは例年以上に打たれている印象ではあったが、最後に勝って締めるのは流石ではないか!?

 

 参考までの昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは未だ飛び抜けており、200回3分の2投げて16勝6敗で、奪三振数が268、防御率が2.51、WHIPが0.90と素晴らしく、サイ・ヤング賞に輝いている。

 

 2018年シーズンも同様に群を抜いており、220回3分の2投げて18勝7敗で、奪三振数が300、防御率が2.53、WHIPが0.91と素晴らしかったが、サイ・ヤング賞には惜しくも届かなかった。

 

 2019年シーズンは背中の張りが出て欠場が長くなったのもあり、6シーズン続けて来た200回に届かず、172回3分の1投げて11勝7敗で、奪三振数が243、防御率が2.92、WHIPが1.03と内容的にも少し悪化した。

 

        シャーザーや最後は意地で勝って魅せ

 

        シャーザーや実力魅せて勝って締め

 

 メッツの先発投手は同じくサイ・ヤング賞投手で、100mph超を普通に投げる剛腕エース、ジェイコブ・デグロム(32歳、193㎝、82kg)で、5回で113球投げ、5安打(2本塁打)10三振2四球3失点3自責点と力投ながら失点が多く、勝敗は付かず4勝2敗のままであったが、防御率は2.14から2.38へと少し悪化している。

 

 ウィキペディアによると速球の最速は101mph(約162㎞/h)、平均は98mph(約158㎞/h)とあり、先発投手としてはとんでもない速さであるが、今日は102mph(約164㎞/h)出ていたようである。

 

 アドレナリン出まくりでリミッターを外した状態かも知れないが、それが好いとも限らない例となったのかも知れない。

 

 例えばダルビッシュ有は相手よりも2mph(約3㎞/h)ぐらい抑えて98mphぐらいまでであったが、無失点に抑え切った。

 

 ともかく、本人も「トレバー・バウアーかユウ・ダルビッシュだろう」と言っているようにジェイコブ・デグロムの3年連続サイ・ヤング賞は遠くなったように思われる。

 

 参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは準エースの位置で開幕を迎え、201回投げて15勝10敗で、奪三振数が239、防御率が3.53、WHIPが1.19とエース級の仕事をしている。

 

 2018年シーズンは内容的に好くなり、217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が1.70、WHIPが0.91とスーパーエース化し、初のサイ・ヤング賞に輝いている。

 

 2019年シーズンも同様で、204回投げて11勝8敗で、奪三振数が255、防御率が2.43、WHIPが0.97となり、2年連続2度目のサイ・ヤング賞に輝いている。

 

        デグロムや力出し切り終わる秋

 

 またカージナルスブリュワーズと対戦し、0対3で完封負けしている。

 

 カージナルスの先発投手は大ベテランでチームの顔のアダム・ウェインライト(39歳、201㎝、104kg)で、6回3分の2で76球投げ、8安打(2本塁打)3三振1四球3失点3自責点とクォリティースタートながら負けが付いて5勝3敗となり、防御率は3.05から3.15へと少し悪化している。

 

 それだけ今シーズンは好い仕事をしたようで、WHIPは1.02から1.05に悪化しただけであった。

 

 参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは右肘の痛みが出て治療しながら登板し、123回3分の1投げて12勝5敗で、奪三振数が96、防御率が5.11、WHIPが1.50であった。

 

 2018年シーズンは故障がちであまり投げられず、40回3分の1投げて2勝4敗で、奪三振数が40、防御率が4.96、WHIPが1.46と不本意なシーズンとなった。

 

 それでも信頼され、新たな契約を勝ち取り、それがやる気に繋がったようである。

 

 2019年シーズンは復調し、171回3分の2投げて14勝10敗で、奪三振数が153、防御率が4.19、WHIPが1.43と十分にローテーションを担っていた。

 

        ウェインライトローテを担う力魅せ

 

 ブリュワーズの先発投手は100mph投手の剛腕、ブランドン・ウッドラフ(27歳、193㎝、110㎏)で、8回で108球投げ、2安打10三振1四球無失点の快投で勝ちが付いて3勝5敗で、防御率は3.43から3.05へと好くなっている。

 

 それでもまだもの足りない気もする投手である。

 

 参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、メジャーリーグに昇格した2017年シーズンは怪我で出遅れ、43回投げて2勝3敗で、奪三振数が32、防御率が4.81、WHIPが1.33であった。

 

 2018年シーズンはブルペンも経験し、42回3分の1投げて3勝0敗1セーブで、奪三振数が47、防御率が3.61、WHIPが1.18と好くなった。

 

 そして2019年シーズンは先発に戻って、前半は大きく飛躍を見せ、後半には故障が出てシーズン中は出られなくなったが、121回3分の2投げて11勝3敗で、奪三振数が143、防御率が3.62、WHIPが1.14と力のあるところを見せている。

 

 オールスターでもジェイコブ・デグロムが98mphぐらいの快速球で抑えた後に出て、99mphを超える球を投げ込んでいたのが印象に残っている。

 

        ウッドラフ力を魅せて勝って締め

 

        ウッドラフ実力発揮勝って締め

 

 それからDバックスがロッキーズと対戦し、3対10と大敗している。

 

 ロッキーズの先発投手は100mph投手のヘルマン・マルケスベネズエラボリバル、25歳、185㎝、104㎏)で、7回で88球投げ、5安打7三振1四球3失点0自責点の力投で勝ちが付いて4勝6敗となり、防御率は4.10から3.75へと好くなっている。

 

 速球の最速は100mph、平均は95mphぐらいで、カイル・フリーランド(27歳、193㎝、92㎏、2勝2敗、防御率3.69)、アントニオ・センザテーラ(ベネズエラボリバル、25歳、185㎝、107㎏、5勝3敗、防御率3.44)と共に先発3本柱の1人として活躍している。

 

 参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンはメジャーリーグ2シーズン目で大きく飛躍し、162回投げて11勝7敗で、奪三振数が147、防御率が4.39、WHIPが1.38であった。

 

 打者有利の球場を本拠地としているので、防御率が他チームの投手に比べて悪くなるのは仕方が無いところのようである。

 

 それでも2018年シーズンは更に好くなり、196回投げて14勝11敗で、奪三振数が230、防御率が3.77、WHIPが1.20となっている。

 

 そして2019年シーズンは少し悪化し、174回投げて12勝5敗で、奪三振数が175、防御率が4.76、WHIPが1.20となっている。

 

        マルケスや確り抑え勝って魅せ

 

        マルケスや確り抑え勝って締め